3日目は、札幌から一路、旭川へ。

 

ゆかぴょん、東京に住んで長いけど未だに首都高を走ったことはない。

首都高を初めて走った外人さんが

 「なあ、いつになったら本線に入るんだ?」

と疑問を呈すのは定番になってますが、あの狭苦しさと車線変更のややこしさが助手席にいて眺めているだけで苦痛なのである。

 

だが、しかし、北海道はいい。

 「何人たりとも、オレの前は走らせねえ!」

 

多分、時速100km以上で車を走らせたことは生涯で数時間あるかないかのほぼ日手帳ならぬ、ほぼペーパードライバーのゆかぴょんですら、かっ飛ばしたくなる快適さなのである。

 

とはいえ、スピード違反で捕まっては目も当てられぬ。

100~110km程度に抑えての巡航である。

 「あのちーへいせーん、かがーやくのーはー」

と思わずアカペラで唄ってみたくなるほどの広大な風景。

 

うむ、北海道はいい。

大事なことなので二度言いましたw

 

途中、1回、サービスエリアで休憩し、旭川へ到着。

しかし、ここでゆかぴょん、ペーパードライバーたる所以を暴露。

インターチェンジで降りる時に、自分ではスピードを十分落としたつもりだったのに60km超で突っ込んでいたため、

 「おぉぉぉ!

…教習所だったら、一発バッテンを貰ってしまいそうな急ブレーキをかけてしまったのである。

 

まあ、相方には

 「よく寝てたんで、目を覚ましてあげようかと思って…」

と言い訳しておきましたがw

 

鷹栖IC から、まずは嵐山展望台へ。

石狩川、大雪山が一望でき、うーむ、絶景かな、絶景かな。

なんといっても、無料というのがいいw

大雪山おろしのポーズをとった相方を撮影して退去。

 

続いて旭山動物園へ。

動物園に行くのは、都民の日(10/1)には無料なるからという理由で何年か前にいった上野動物園以来かな。

ちなみに、この都民の日、 葛西臨海水族園や東京都美術館や六義園など、結構な施設が無料になります。

メトロ1日切符と組み合わせて回ると、エライことお得なので、読者諸兄には心しておかれたいw

 

で、旭山動物園ですが、さほど広くはござらんが「行動展示」の魁だけあってなかなかに楽しめ申した。

 

動物園内で軽食をつまみつつ、ほんじゃ、ま、メーランでも啜りに行きますか、とゆーことで、あさひかわラーメン村へ。

 「ここじゃぁぁあ!」

と適当に選んだ店に入り、適当に注文。

美味し!

 

よし、んだば、せっかく旭川さ来たんだがら、スイーツいぐべ!

と、珈琲亭ちろるへ。

リコッタパンケーキを食す。

美味し!

 

じゃあ、明るいうちに美瑛に行くぞ!

いやあ、カーナビってホント便利だすなw

 

ブルー、ブルー、ブルー、フィクサー、明日を救え、バルディオス~と歌いながら、国道を突っ走る。

何でゆかぴょんは見たこともないアニメの主題歌を歌えるのかというと、兄者がアニメ・特撮オタのため、何かというと家でCDを流していたので門前の小娘、習わぬアニソンを唱えるとなってしまったのである。

 

「明日に生きろ バルディオス」というこのタイトル、大槻班長には

明日からがんばるんじゃない......今日......今日だけがんばるんだっ......!!今日をがんばった者......今日もがんばり始めた者にのみ......明日が来るんだよ......!」

と説教されちゃいそうなタイトルですな、とか、フィクサーって黒幕じゃん、黒幕ってブラックカーテンじゃん、ブルーなブラックカーテンってなんじゃらホイだよねwてなことをダベってると、

 「何や、コイツ…」

みたいな顔を相方がしよる。

 

いかん、こ奴にも一般教養としての漫画・アニメ・特撮基礎知識をそのうち仕込んでやらんとな…と決意したところで「青い池」に到着。

…思った以上にかったw

美瑛はこれでいいかと、今夜の宿泊地である富良野に向かう。
うーん、これだけで多分、ゆかぴょんここ数年分の運転をしたような気がする。

ホテルに到着して、暫し休憩。
しかるのちに、ここふらなるステーキ屋さんに。
美味し!

夜になると流石に寒い。
が、空気がキンキンに澄み切って、いつもは心眼で物を見ている近眼のゆかぴょんにすら、星がよく見える。
自称・世紀末覇者に
 「うぬは北斗七星に寄りそうあの星が見えるか?」
と問われたら、
 「バッチコです!」
と答えてしまいそうなぐらいにw

ホテルに帰って温泉に浸かって、いやあ、今日はなかなかに疲れたワイとバタンキュー。
夢の中へ、夢の中へ、いってみたいと思いませんか~、ウフッフー…。