道労連は18日、札幌市の母子家庭が健康で文化的な生活を送るために必要な費用「最低生計費」は月30万円との試算結果を公表した。1日8時間、週5日間休みなく働いた場合、時給換算で約1700円が必要としている。
道労連は、母親が20~40代の母子家庭の組合員47世帯から持ち物や生活費の実態を調査。
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2015年6月の民間給与実態統計調査によると 日本人の平均年収は420万円。
正規雇用で485万円、非正規雇用だと170万円ですよ?
調査対象が北海道労連の組合員だから「正社員が考える"健康で文化的な生活を送るために必要な費用"」という願望の数字なのかもしれませんし、税込みなのか手取りなのかも不明ですが、そこまで必要なんですかねえ…。
それぐらいは欲しい、という意味でなら理解は出来るんですが…。
じゃあ、非正規雇用の人は結婚も子育ても「うん、それ、無理♡」になっちゃいますよねえ…、実際、厳しいと思いますけど。
アベノミクスで人手不足倒産がニュースになるほど雇用状況はタイトでも賃金は上がらない。
少子高齢化が進む中、選挙の時には「手厚い福祉を」と連呼されますが、『ない袖は振れない』。
現実は非情です。