黄色い見た目が特徴的な「ターメリック」、またの名を「ウコン」は、日本では二日酔いに効くとされ、本場インドでは傷薬や虫刺され、ひいては「ガンに効く」とまで言われています。
カレーの原料としても知られるウコンは民間療法にも用いられる万能プレイヤーとして認識されているのですが…。

ウコンにはさまざまな種類が存在しており、日本でもカレーの原料として広く知られるウコンは「秋ウコン」と呼ばれており、苦みが少ない特徴があります。
一方、健康食品として用いられるのは、苦みがあって黄色が強い「春ウコン」で、中に含まれているクルクミンに効果があると考えられてきました。

しかし、ミネソタ大学の研究チームによる論文では、クルクミンに含まれる物質について「不安定かつ科学的に反応性が高く、体内に吸収できない化合物であるため、(薬剤の開発に役立つ)可能性は極めて少ないとする結論を導き出しています。
薬剤の検証が行われる際には、多くの場合で特定のタンパク質に作用する能力についての検証が行われます。
そして、クルクミンの化学組成には、実際にはタンパク質に作用していないにもかかわらず、あたかも効果があったかのような結果「False Hits (偽の結果)」をもたらす効果があることが明らかになっています。
==(以上、引用終わり)========
健康食品「ウコン」(ターメリック)には薬効はない…と智恵子は言う。
Σ(・ω・ノ)ノ! マジでッ!!

ウコンの力、マジやべーじゃん。
ハウスウェルネスフーズ…、(2810)ハウス食品WRYYYYYYYYYYy!と一瞬ディオ様みたいに思ったけど、このニュース自体は1/31のもの。
1/31終値 2,423円
2/17終値 2,379円
まあ、売上に占めるウコンの力の割合とイメージ悪化の程度だと、常識的にそりゃ下げないですわな。
相場的にはそうでも、ハウス社の開発担当者とかは気まずい…でしょうな。
どんな研究、理論、臨床、データ分析で「ウコンは効くぜ!」ということになったのか?

それと、ゆかぴょんの職場には接待命営業マンがいるんですが、ウコン信者なんですな。
毎日「ウコンの力」を飲み、粉末ウコンも机に常備。勝負の前には自家製ウコンエキスを飲み干して出撃する。

過去、ウコンの飲み過ぎはかえって肝臓に悪いという説を紹介したことがあるんですが、「いや、ウコンは効く!絶対効く!」と聞く耳を持ってくれませんでした。
常識的に考えて、何でも過ぎたるは及ばざるが如し…だと思うんですけどねぇ…。

しかし、ミネソタ大説が正しければ全てはプラセーボ効果。
まあ、プラセンタだの、コラーゲンだの、αリポ酸だの、ホントに効くのか?経口摂取でも効果があるのか?副作用がないのか?などとドラクエの壺やタンスや花壇や足元を調べるように全てを疑えばキリがない。

まったく、鰯の頭も信心からですな、と思うゆかぴょんなのであった。ちゃんちゃん。