総務省は企業が開発する人工知能(AI)に公的認証を与える制度を立ち上げる方針、なんだとか。

全性やセキュリティーなどを評価する。「認証済み」を使う企業や個人で事故が起きた場合の責任の範囲を抑えて利用しやすくする計画だ。AIは急速に進歩しているが、暴走して人間に危害を加える恐れがあり、認証制度を通じて安全性を高めて開発・普及を促す、そうな。

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この認証制度を作ることでベンチャー含めた日本企業のAI開発が捗るのかな?

何とか協議会とかの社団法人が出来て、そこに官僚の天下りポストが出来て、実際にAIを開発してる企業は申請の手間が増えるだけでは…。

 

アメリカも中国も兆円単位の投資をしてるというのに、日本は数百億単位…。

 

日本にはIT企業はないと智恵子はいう。

あるのは人月商売のIT土方派遣業者なのだという。

 

日本にはビッグデータがないと智恵子はいう。

検索はGoogle、スマホはAndroid(Google)、iOS(Apple)、通話・メールはLine、購買履歴はAmazon、SNSはフェイスブック。

日本が入手できる世界的なビッグデータはコマツの建設機械稼働状況ぐらいなものなのだという。

 

従って、日本のAI関連銘柄はマネゲ的な売り買いと割り切るべし、とゆかぴょんは思う。

ディストピア的なシンレギュラリティが起きた未来に備えて、バイオハザードのアンブレラ社やターミネーターのスカイネット的な銘柄を押さえておくとしたら…。

まあ、それはまだ非上場のベンチャーか現時点では存在していない企業かもしれないけども、既存の企業にあるとしたら、GoogleかAmazon、あるいはIBMかMicrosoftだと思う。

Apple、FBもAI開発には力を入れているけども、どうも目指している方向性が違うような気がする。うまく説明できないけど…。

 

そして、BtoBだとどう転んでも、IBMのWatsonを使わざるをえない…と思うのですよ。

だって、企業の業務改善提案はその企業の業務・組織文化・思考・行動形態を知らなければ採用されにくいし、提案活動にもコストがかかる。

その点で、上記の企業群の中ではIBMが圧倒的に有利!なのだと思うのですよ。

 

例えば、独シーメンスがIBMと提携したというニュースがありました。

個別具体的には

クラウドベースのビル管理で提携-「Watson」を活用

スマートなものづくりを支援する統合ソリューションを共同で発表

ポピュレーション・ヘルス・マネジメント(PHM)分野で5年間のグローバルな戦略的提携を発表

などです。

 

どれも「Watson」が絡んでくるのだと思います。

今は中小企業どころか個人事業主でもPCを使っているのと同様、いずれはAIを使うのが当たり前になるのでしょう。

ということは、このジャンルでMicrosoftの「Azure」を導入します?

ゆかぴょんは嫌です。

だって、Windowの「おい、フリーズしたらせめて終了出来るようにしとけや、ボケが!」、「VISTA重てーぞ、何で新しくなったら使いにくくなるんだ」、「officeのバージョン変わる度に操作性を変えるのやめーや」、「Window10のバージョンアップ案内やが、予約する/今する、する選択肢しかないのはどういうこったい」、「おまけにうっかりバージョンアップしたら、IEがedgeに切り替えられて、ネット接続できなくなるのはどういうこった、馬鹿か!」などなどの、この企業絶対顧客志向じゃない上に生産性を下げるトラップをアチコチに仕込んで来やがる、と思っているからです。

 

もう一つ、BtoBに力を入れているのがアマゾン。

AWSというクラウドを中心としたサービスが伸びています。

しかし、これはITインフラを提供することに注力していて、業務改善のようなコンサル的業務を志向しているわけではなさそうです。

 

ということで、IBMの「Watson」が企業への導入を阻むAI企業はあまりなさそう…というのがゆかぴょんの見立てです。

 

それがどの程度IBMの売上・利益に反映し、IBMの株価に影響を当たるのかはわかりませんが、2017年以降のIBMの決算は右肩上がり傾向となり、自ずと株価も騰がっていく…のではないかなあ、と。

 

生き延びて確かめたいぜ、2020年のIBMの株価!と思うゆかぴょんなのであった。

ちゃんちゃん。