といっても、ゆかぴょんがその知見をマークしてた人は少ないけど…。
一つはゆかぴょんのブログでも紹介してた副爺。
「ヒラリーを逮捕、投獄せよ Look Her Up!ロック ハー アップ」を10/10に緊急出版、「ヒラリーは10月中に逮捕拘束されるだろう」と予言した怪著。
…惜しい。
ちょっとトンガリ過ぎでしたな。
「下馬評ではヒラリーの圧勝だが、勝つのはトランプである。マスコミ、評論家はアメリカ社会の本質、構造、社会の深部で起きている大きなうねりにまるで気がついていない…」的な書きぶりであれば、トランプ勝利によって名声を博し、旬の短いはずのこの本も大統領選後でも売れたかもしれないのにw
ぐっちーさんは「トランプはありえない、ヒラリーが勝つに決まってる、これだからド素人は…」的なスタンスで評論されていました。
ゆかぴょんは、ぐっちーファンであります。
著作も何冊か買っていますし、その知見には大いに敬意を払うところであります。
が、しかし、英国のEU離脱に見るように、反グローバリズムというか、グローバリズム疲れというか、移民・難民に仕事を奪われた低層や格差拡大で没落した中間層が『このままヒラリー』と『トランプなら何か変化をもたらしてくれる』のどちらに傾き、それがどれぐらい票に反映されるか、という読みが欠けていたように思います。
もちろん、これは後知恵で、ゆかぴょんも選挙になればヒラリーが勝つと思ってました。
ちょっとだけ言い訳しとくと、既に昨晩から日経平均先物が騰げてましたからね。
相場はヒラリーを予見してるんだなー、と日経平均先物(売)してるゆかぴょんは絶賛含み損拡大中でしたから、そりゃー弱気にもなるってもんです。
しかし、これまた後知恵で、日経平均先物に関してはヒラリー大統領誕生を織り込んでいるんだから、実際勝ってもそれ以上は大して上がらない。
一方、東海岸(ヒラリー優勢)→中西部(トランプ巻き返し)はほぼ確実な未来だから、トランプが均衡、あわよくば一時的に逆転したら、そりゃ日経平均下げるよね?
ローリスクミドルリターンぐらいは望める…という発想はあってもよかったはず。
そう、英国のEU離脱で、ポンドは残留織り込み済みだから、残留決定しても大して上げない。
しかし、離脱決定なら大きく下げると予想できたはず、と同様に。
うむ、今後、この経験を活かすようにせねばなあ…。
アダストンズラこと、バフェット太郎氏はアノマリーからはトランプ大統領誕生と予想していました。
>バロンズによれば、1929年以降の88年間を振り返ると、
>大統領選挙の三カ月間に株価が上昇すると政権与党が
>勝利し、反対に下落すると野党が勝つというアノマリーが
>あるとのこと。このアノマリーは、過去22回の大統領選の
>うち19回を正確に予想したそうです。
というのが、その根拠。
おもしろき こともなき世が おもしろく
嵐と火事は 荒れるほどよし (野次馬ゆかぴょん)
言い訳とドヤ顔が楽しみですなあ、と思うゆかぴょんなのであった。
ちゃんちゃん。