18日、IBMが2016年4-6月決算 を発表しました。

売上高は前年同期比2.7%減の202億3800万ドル(約2兆1000億円)。
実に17 四半期連続の減収。純利益は27%減の25億400万ドル。
減収に加え、研究開発費を増やしたことも利益を圧迫したとのこと。企業買収を半年間で11件実施するなど成長投資は継続しているそうなんで今後に期待…かな。

人工知能型コンピューターなど成長分野は伸びているものの、コンサルティングなど従来型IT(情報技術)事業の減収が止まらない。人工知能型コンピューター「ワトソン」を中核とするコグニティブ(認知)関連事業は売上高は3%増の46億ドル。クラウドコンピューティングやデータ分析など成長分野と位置づける事業は12%増の83億ドルに拡大。

うーん、成長分野の成長率が今ひとつなのがちょっとねえ…。
その割には株価は159.86(+0.08 +0.05%)とヨコヨコ。

決算を期待して上昇し、決算に失望して下落、がこれまでのパターンだっただけに、下がらなくなっただけ将来性を織り込み始めた…ってことかな?

ドルベースではほぼプラマイゼロ(配当除く)になったけど、円ベースで評価すると、118.5円→106円(▲10.5%)って感じですからな。

緩やかでもいい、着実に成長してほしい、と思うゆかぴょんなのであった。
ちゃんちゃん。