ソフトバンクグループのニケシュ・アローラ副社長が、2016年6月22日に開催される株主総会を最後に退任するとのこと。

2014年7月 Googleを退任し、ソフトバンクのバイスチェアマンに就任
(2014年9月-2015年3月末までに165億円余りの報酬)
2015年6月 ソフトバンク副社長に就任
(2015年度は80億円ほどの報酬)

わずか2年ほどで240億円の報酬…
松阪どころじゃーありませんなww

退任の理由はいろいろと取り沙汰されてますけど、つまるところ、ソフトバンクはペテン禿一代の投機会社ということなんだと思う。

米携帯会社のスプリントが上手くいっていない。
創業社長が健在な中、副社長以下の経営陣がどう対応するかというと「常識的に考えて…」の手段しか取れないと思うんですよ。
それじゃー、破天荒な創業社長はヨシ!とは言えない。
ゆえに「ピッチャー交代!ワシ!」となったんでしょうな。

2期前の2014年3月期の有利子負債は7.8兆円、それが2016年3月期には12兆円。
それに見合うだけの資産・利益の増加があるにせよ、拡大するほどに借金が増えていく自転車創業体質。
いつかドボンするかもしれないという危うさが漂う巨大な個人商店…、という見方を払拭するためのニケシュ・アローラ副社長就任であったはず。

ペテン禿も実はまだ58歳だから引退や現役復帰と言われるような歳ではないのも事実だけど、後継はどうするんだ?この自転車操業体質はペテン禿以外に経営出来るのか?という疑問が残り続けるのもまた事実。

それはそうと、
2015/08/19 にニケシュ・アローラは「今後6カ月以内に市場から 自己資金約600億円で自社株を購入 」と発表していたはずだけど、どうなったんだろ?

チャートを見ると、2015年8月に高値7800円をつけ、2016年2月に4133円、本日23日終値6076円。
今年の1・2月の買い付けウエイトが高ければ大儲けだけど、ニケシュの買いが高値を形成したんじゃ…という気がしますな。

さあ、ここから先はペテン禿の手腕拝見、と思うゆかぴょんなのであった。
ちゃんちゃん。