資産家のロン・バロン氏は電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズが向こう10年から20年に
世界屈指の巨大企業になり、時価総額が20倍の約7000億ドル(約75兆円)に膨らむ と予想した、とのこと。
このロン・バロン氏は成長株を長期保有(平均12年)するスタンスの投資家として知られており、テスラ株を約3億2500万ドル相当(時価総額の約1%)を保有し、取得価格は平均で約210ドル、とのこと。
ふむ、ふむ、6/8時点のテスラの株価は235ドル、時価総額は315億ドル(@107円で約3.4兆円)というところ。
うーん、210ドルで買ってホールドはしたくないですな。
これが30~50ドルぐらいで買って、一部売却してコストゼロの株を恩株として長期保有ならわかるけど。
そういえば、以前にゆかぴょんも『テスラの株価は何故高い 』という記事を書いた記憶あり。
「ゆかぴょん、アメブロ、うろ覚えのタイトルの一部」でグーグル検索のトップに来るんだから、やっぱりグーグルは凄い、YGSである。
2015年10月頃に書いた記事だけど、株価的にはその頃と大して変わってない。
あいだに、2月最安値141ドルを挟んでるけどww
さて、トヨタやその他のメーカーなどが手掛けるハイブリッド車やクリーンディーゼル、さらには次世代規格としての電気自動車、水素自動車などは、ガソリン車の延長線上にあるもので「漸進的イノベーション」である。
そりやまそうだろう、過去の蓄積・資産があり、サプライチェーンとしての取引先や系列下請け企業もあるのだから、それらを切り捨てることに成り兼ねない戦略を採ることは困難であろう。
それに対し、テスラは原材料、部品、技術、生産設備、販売網などの過去のしがらみがないので、最適と思えるものを自由に選択可能である。
電池はパナやサムソンから調達、素材は鉄にアルミを組み合わせ、工場はトヨタの跡地、製造設備は中古品とKUKAのロボットの組み合わせ…。
既存の自動車メーカーと異なり、「破壊的イノベーション」的な戦略である。
それ故に、成功すれば世界の自動車市場を一変させうる。
急速な世界展開は米企業の得意とするところ。
だが、しかし、…である。
電池、及び発電・送電・充電・蓄電・放電効率に技術的ブレイクスルーがないと、ムリではないかとゆかぴょんは思うのである。
電池に関して言えば、車体重量の45%を占め、何とか400キロ程度の航続距離、急速充電でも30分程度かかり、放って置いても放電する。
『重い、遅い、劣化する』なのである。
ここのブレイクスルーがない限り、電池自動車の未来はないであろう。
また、ガソリンを電気に置き換えると、電気代それ自体は安いものの、発電・送電・充電・蓄電効率と電気をモーターで動力に変換する効率を考えると、現状ではエコとはいえない。
ロッキード・マーティンが10年以内に実現する(かも)と発表した常温核融合とか、宇宙太陽光発電とかの発電・送電効率が桁違いになるようなブレイクスルーもまた必要であろう。
そして、現在のガソリンスタンドに相当する給電設備のインフラ整備もまた必要であろう。
石炭から石油へ、社会は変化する時には急激に変化するものである。
ただ、5年や10年で電気自動車がそこまで普及するようなことになるか?といえば、ゆかぴょんは懐疑的なのである。
そして、テスラは売上は伸びているものの、上場以来赤字続きの上に赤字幅も拡大している。
それはあと何年続くのだ?とゆかぴょんは思うのである。
ゆえにテスラの株は買わない。
5年後、10年後、「ダマラム、一生の不覚!!」と叫ぶことになるのかどうか、今現在思うところをここに書き残しておく次第である。
世界屈指の巨大企業になり、時価総額が20倍の約7000億ドル(約75兆円)に膨らむ と予想した、とのこと。
このロン・バロン氏は成長株を長期保有(平均12年)するスタンスの投資家として知られており、テスラ株を約3億2500万ドル相当(時価総額の約1%)を保有し、取得価格は平均で約210ドル、とのこと。
ふむ、ふむ、6/8時点のテスラの株価は235ドル、時価総額は315億ドル(@107円で約3.4兆円)というところ。
うーん、210ドルで買ってホールドはしたくないですな。
これが30~50ドルぐらいで買って、一部売却してコストゼロの株を恩株として長期保有ならわかるけど。
そういえば、以前にゆかぴょんも『テスラの株価は何故高い 』という記事を書いた記憶あり。
「ゆかぴょん、アメブロ、うろ覚えのタイトルの一部」でグーグル検索のトップに来るんだから、やっぱりグーグルは凄い、YGSである。
2015年10月頃に書いた記事だけど、株価的にはその頃と大して変わってない。
あいだに、2月最安値141ドルを挟んでるけどww
さて、トヨタやその他のメーカーなどが手掛けるハイブリッド車やクリーンディーゼル、さらには次世代規格としての電気自動車、水素自動車などは、ガソリン車の延長線上にあるもので「漸進的イノベーション」である。
そりやまそうだろう、過去の蓄積・資産があり、サプライチェーンとしての取引先や系列下請け企業もあるのだから、それらを切り捨てることに成り兼ねない戦略を採ることは困難であろう。
それに対し、テスラは原材料、部品、技術、生産設備、販売網などの過去のしがらみがないので、最適と思えるものを自由に選択可能である。
電池はパナやサムソンから調達、素材は鉄にアルミを組み合わせ、工場はトヨタの跡地、製造設備は中古品とKUKAのロボットの組み合わせ…。
既存の自動車メーカーと異なり、「破壊的イノベーション」的な戦略である。
それ故に、成功すれば世界の自動車市場を一変させうる。
急速な世界展開は米企業の得意とするところ。
だが、しかし、…である。
電池、及び発電・送電・充電・蓄電・放電効率に技術的ブレイクスルーがないと、ムリではないかとゆかぴょんは思うのである。
電池に関して言えば、車体重量の45%を占め、何とか400キロ程度の航続距離、急速充電でも30分程度かかり、放って置いても放電する。
『重い、遅い、劣化する』なのである。
ここのブレイクスルーがない限り、電池自動車の未来はないであろう。
また、ガソリンを電気に置き換えると、電気代それ自体は安いものの、発電・送電・充電・蓄電効率と電気をモーターで動力に変換する効率を考えると、現状ではエコとはいえない。
ロッキード・マーティンが10年以内に実現する(かも)と発表した常温核融合とか、宇宙太陽光発電とかの発電・送電効率が桁違いになるようなブレイクスルーもまた必要であろう。
そして、現在のガソリンスタンドに相当する給電設備のインフラ整備もまた必要であろう。
石炭から石油へ、社会は変化する時には急激に変化するものである。
ただ、5年や10年で電気自動車がそこまで普及するようなことになるか?といえば、ゆかぴょんは懐疑的なのである。
そして、テスラは売上は伸びているものの、上場以来赤字続きの上に赤字幅も拡大している。
それはあと何年続くのだ?とゆかぴょんは思うのである。
ゆえにテスラの株は買わない。
5年後、10年後、「ダマラム、一生の不覚!!」と叫ぶことになるのかどうか、今現在思うところをここに書き残しておく次第である。