シンクロニシティというか、ユニデンという会社の存在を2日前まで知らなかったのに、ネットを徘徊しているとその関係者の記事に気がついてしまう。

なぜ人事のプロは「同じ給料なら難しい仕事を選べ!」というのか』という自己啓発系のビジネスマン向け記事。

熱狂しやがれ ? 転職せずに100倍楽しく働く方法』(小杉俊哉著、ワニブックス)の著者は、NEC、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク、ユニデン株式会社人事総務部長を経て、アップルコンピュータ株式会社(現アップルジャパン)人事総務本部長に。
そして、そののち独立したという人物。3万人にキャリア研修を行ってきた実績もあり、つまりは誰よりも、「人が成長していくさま」を見てきた人物だということです。
そんなキャリアを軸として、本書ではビジネスパーソンとしておもしろく生きる方法を伝授しているわけです。
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おおぉぉぉをい!
キャリアの間に挟んだマッキンゼーはともかく、NECとユニデンは業績は右肩下がり、テラフォーマーズじゃないけども、2010-2014正社員数減リストラランキングのNO2.と9.やんけ!

率でいったら、ユニデンなんか▲86.9%ですぞww
まあ、パナソニックじゃなくて、三洋電機の社員のその後で考えたり、倒産した一部上場企業で考えたら、まだ下には下があるとは思うけど。

そんな会社の人事総務畑の人間にアップルジャパンは何を期待してたのかね?
ゆかぴょんは採用・育成ではなく、「日本の特殊な雇用環境におけるリストラのノウハウを持ってます」が売りだったのではないかと邪推してるんですけどww

この人がいつからいつまでどこの会社にいたのかはプロフィールを見ても不明だし、5年前の時点でNECは正社員15万人、ユニデンは1万人の大企業だから、一人の人間が出来ることはタカが知れている。

人はみな罪人であり、生きることは罪重ねであるともゆかぴょんは思っている。

それにしても、所属していた企業の業績は悪化する一途、リストラに次ぐリストラを繰り返していたのだから、この人が見ていた光景、やっていたことは「人が成長していくさま」ではなくて「人の首が切られるさま」でしょうに。

まともな神経と良心が存在していれば、NECとユニデンの人事関係者は『仕方がなかった、自分の力ではどうしようもなかった、でも…、おそらくオレはいい死に方は出来ないだろうし、天国にもいけないんじゃないか…』という思いが心のどこかにあるはず。

「人が成長していくさま」をNECやユニデンで実現出来ていたとしたら、アレらの会社はあのような惨状になってはいないはず、だと思うのだけど。

あえて想像で擁護するのならば、NECやユニデンがダメな会社だったからこそ、「こりゃアカン」と反面教師にした可能性はあるけれども…。

この人は企業の人材育成に関する講演・研修をやっているらしいのだけど、そこに元NECや元ユニデンの社員がいたらと思うと笑えるなあ、と思うゆかぴょんなのであった。
ちゃんちゃん。