今後、少子高齢化はますます進み、職場でもまた然り。
働かないおじさんが増え、「限界集落職場」も出てくるだろう、という記事 。
なんでも、2015年7月現在で、全就業者数5644万人中
25~34歳が1120万人
35~44歳が1501万人
45~54歳が1399万人
総人口の推移と併せれば、向こう20年で全就業者数に占める中高年の割合はますます大きくなり、若手では小さくなることが容易に想像できる、んだとか。
そりやまそうだろう、ですな。
傍でみてても、働いたら負けになりつつありますからな。
働いたら働いただけ成果が出る成長期ならいいですぜ。
しかし、低成長期というか衰退期にですな、働いたところで結果はそうでない。
出たところで、成果主義とやらで次期は自動的に対前XX%。
下手したら、その期の〆切前に自分は予算達成していても、他が足りないからお前ももうちょっとやれ。やったところで、何かいいことあるんすかww
でやることやったら、事務だの報告だのコンプラだの表彰だの、余計な仕事がこれまた増えるんすよ。
よくよく考えたら、成果主義といいつつ、給料増えないし、担当課長という名の部下なしなんちゃって管理職だと残業代もつかないし、40過ぎたら出世の芽がないことぐらいわかる中年、もとい、ちゅうねん。
だったら、吉良吉影のように、目立たず静かにひっそりと、中の上くらいの成績をさりげなく目指すのが正解であろう。
革新的、野心的な取り組みをしたところで、失敗したら自分のせい、成功したら上司の手柄、それじゃーやってられんでしょ。
そもそも、成果主義なんて、半期・1年の目標なんだから、目標を立てるときにいかにほぼ達成できることがわかっている目標を設定するかが勝利の方程式。
てな構造があるんだから、働かないおじさんが増えるのが当たり前だろう、と。
そんな環境下で、上が精神論と思いつきでアレやれ、これヤレ。
給料は増えない、仕事と責任は増える、役員報酬は上がってストックオプションもつけちゃう。
ホワイトカラーエグゼンプションで残業代はカットしよう、金銭解雇も出来るようにしよう、非正規はこれからも増やすよ、増やすよ・・・。
まるで鬱病発症率と自殺率を上げるにはどうすればよいか?という社会実験をしているようですな。
ゆかぴょんの職場も、鬱の門をくぐって帰ってこない人が数名いるし・・・。
耶律楚材をスカウトしてきて、今の役員をパージし、『一利を興すは一害を除くに如かず。 一事を生やすは一事を省くに如かず』を徹底した方がよっぽどいいと思うのはゆかぴょんだけではあるまい。
やれやれでおじゃるなあww