世界の関所」に値上げ懸念 スエズ・パナマ両運河 と題した日経の記事がありました。


何でも、スエズ運河は今年の8月に拡張工事が完成、パナマ運河は2016年中には拡張工事が完了予定とのこと。


リンク先の日経記事に通行料の推測が記載あり。


>国内の海運会社などでつくる日本船主協会(東京・千代田)の

>集計によると、2013年度にスエズ運河を通航した会員社の船は

>のべ1092隻で、通航料の支払総額は当時の為替レートで

>395億円にのぼる。単純平均で1回あたりおよそ3600万円

>支払っている計算だ。

>パナマ運河の通航料単純平均で1回あたり約2500万円(13年度)。


>ドルベースで比較すると、スエズ運河では1隻あたりの平均

>通航料が13年度までの10年間に6割近く上昇。

>パナマ運河は毎年のように値上げを繰り返し、同じ期間に

>2倍に値上がりした。


なんつーボロい商売というか、人の足元を見た商売しやがって、てな感じですなあ。

パナマにしても、スエズのエジプトにしても、自前で工事したわけじゃなし、ここについては現地人排除して国際共同管理にした方がいいんじゃね?と正直思う。


こういうのを見ると、対馬海峡はともかく、津軽海峡は国際海峡扱いせずに、通行料取ればいいんじゃね?

そいつが出来ない敗戦国の辛さ。


70年経っても、しょーもない嘘で固めたくだらん演説しか出来ない国とは”よろしい、ならば戦争だ”と持って行って、戦後レジームから脱却したいという日本の保守政治家の心境、わからんでもないですな。


ただ、それをすると戦争とそれによる直接・間接的な被害のみならず、戦後復興と難民を押し付けられ、それを何とか捌けても、米国債がチャラにされたり、米国が叩くべきNo2に日本がなってしまったりという弊害も考えられるので、どうですかな、とは思いますけど。


しかし、パナマが拡張により、コンテナ船は3倍、ばら積み船が2倍のサイズまで航行可能になるというのは、ホルムズ海峡やマラッカ海峡が封鎖された時の逃げ道になりうる(タンカーはデカすぎて無理?)ので、日本にとってはええことですなと思うゆかぴょんなのであった。

ちゃんちゃん。