てなことを父上に話すこと、約2時間。
「イロイロと考えとるやん、でも、その割に儲かってへんのやろ」
と身も蓋もない厳しい突っ込み。
「ほんでまあ、どないしはるん?」
現状のゆかぴょんファンドの総資産額は、約8,800万。
本日124.3円前後の円安ではあるけれど、大半を円資産のままにしておくのはリスキー。
今のところ、ゆかぴょんがすぐに使う予定があるわけではないので、外貨資産に振り向けるべき。
もしも、円高になっても、日本/海外で運用する期待リターンの差、円で貰うお給料でカバーされると考える。
■米国株(40%、10銘柄程度)
バフェット的手法を説明、少なくとも、バフェットさんの方がゆかぴょんより相場が見えてるよねという他力本願な姿勢ながら、既に、コカコーラ(KO)、P&G(PG)、IBM(IBM)を保有していることを説明。
このうち、バフェットさんが最近買増しし、その買値に近いIBMを買い増しする。
人工知能、インダストリアル・インターネット・コンソーシアムの中心銘柄でもある。
バフェット銘柄ではないが、それに近いジョンソンアンドジョンソン(JNJ)を購入する。
テクノロジー株として、グーグル(GOOG)、自動運転のモービルアイ(MBLY)、ロボットのアイロボット(IRBT)を購入済み。追加購入する。
グーグル、ギリアド、モンサント、3Dシステムズあたりが下げたら購入したい。
■欧州株(10%、4銘柄程度)
基本的にユーロの構造に無理があり、定期的に危機が発生することから、あまりウェイトは置かない。
ドイツのインターネット4.0も、ドイツ独り勝ちを警戒され、欧州内の連携が上手くいかないのではないかとちょっと懐疑的。
利益の60%が新興国というユニ・リーバ(UL)を購入する。
ASMLを買いたいのだが、高い!ちょっとだけ打診買い。
■アジア・中東・アフリカ(10%)
中国は買わない。
アジア動乱を想定し、今のところは打診買いにとどめる。
しかし、難民問題は発生しても、戦場にはならないだろうから、戦争で下げたら買い。
フィリピンETF、エマージングETF、フロンティアETFを買う。
TSMCをASML同様、打診買い。
セブンイレブン・マレーシア(SEVE)の時価総額が660億なので、夢が拡がりんぐで宝くじ買い。
■日本株(30%、優待銘柄除く10銘柄程度)
テクノロジー株、人工知能・ロボット関連を買い。
精密・工作機械、半導体関連を買いたいのだけど、買い遅れ涙目なので、押し目待ち。
バフェット・シーゲル的視点で、味の素・キッコーマン・キューピー・ヤクルトなどを買いたいのだけれど、これまた買い遅れ涙目なので、押し目待ち。
優待銘柄は200万程度でやり繰りする。
■債券(0%)
金融緩和バブルにより、人為的に低金利に誘導されている。
いずれ、出口戦略の頃には金利が高くなり、債券価格が下げるはずなので買わない。
■不動産(5%)
人口動態から、米国リートを打診買い。
■貴金属(5%)
金・プラチナが下げているので、観察中。現物をちょっと買いたい。
原油が50ドル割れが近づいているので、40ドル半ばになればETFを買いたい。
エクソンモービル、ニューモント・マイニングなどの資源株も買っておきたい。
バフェットさんのバークシャーハサウェイは、総資産の2割ほどが現金待機。
ゆかぴょんもそれを見習って、上記割合の8掛けでポートフォリオを組む。
下げたら、勇気を出して買い増し。
(つづく)