「そしてさ、もう一つ気になるのが、電気/水素戦争さ」

 「???」

 「グーグルも出資してるテスラって会社があるじゃない。アメリカは

  次世代自動車は電気自動車で行くつもりだよね」

 「ですかな」

 「日本はハイブリッドから、電気自動車もだけど、水素自動車も進め

  てるでしょ。で、電気自動車のインフラ整備は割と簡単だけど、水素

  ステーションって、1か所設置に1・2億かかるらしいのね」

 「それって、仮に日本は整備できても、諸外国が整備するほど水素

  自動車に魅力があるかといえば・・・」

 「ちと、疑問ですなあ」


 「でしょ。勿論、これから技術的ブレイクスルーがあったり、量産して

  いけばコストダウンするかもしれないけどさ」

 「まあ、グーグルだって、センサー方式は重くて高いとか、電気自動車は

  電池がデカイとか、充電に時間がかかるとか、何台もが同時に充電

  することで配電インフラに負担がかかるとかの問題はあるんだけどさ」

 「てなことを考えると、確実なのは何かな?」


 「まずはカメラ・視覚型が先行普及する?」

 「のは確実そうだよね。そして、その後、どの方式・どの陣営が天下を

  取るにしても、センサーとか半導体とかUIを作ってる会社の売上は

  伸びるはずだよね」

 「ソニーとかデンソーだと既にデカすぎて業績寄与度的には・・・」

 「それを材料に買うのはどうなんだろ、とは思うね。

  業績寄与度が高いのはどこなんだろ、と探してるところですわ」

 「ゆかぴょんも調べますけん、そちらもまた教えてつかあさい」

 「了解ww」


いやあ、ステーキをゴチになり、有意義な相場談義が出来て実に有意義なパワーランチであった。