おやぢの語り(騙り)は続く。


「アメリカの人口知能・自動運転・ロボット関連銘柄・・・・・・。ま、今の考えはホント、ごく最近になって思い至ったからさ、実はその先はこれからなんだよね」


「ズコー」


「ちなみにグーグル先生で検索してみて、これはと思ったのがあってさ、ひとつはアイロボットコーポレーション(IRBT)、ルンバを作ってる会社なんだけど、軍事・業務・家庭用のロボット会社なんだよ」

「もう一つがね、モービルアイ(MBLY)でイスラエルを本社とする、カメラベースの先進運転支援システムの会社さ、どうもドライバーアシスト技術の世界シェア7~8割、日本シェアの半分を抑えてる企業らしいね。一次ソースに当たって裏を取ることができないダメな投資家ってのが、辛いとこだけどさ」


「カメラベースの、っていうと他のベースもあるんですかい」


「自分の位置、周囲の状況を知るためのものだからさ、GPSだったり、モーションセンサーだったり、赤外線で熱源を探知したり、とかかな」

「そんでね、ここがまた米国と日本の大きな違いだと思うんだけど、産業用のロボットは日本も相当進んでいて工場にとっくの昔に導入されて進化し続けてる」

「けど、それ以外は日本のロボットってどうなのさ?かろうじて実用化を真剣に考えてるのって、介護用ロボットだけじゃね?あとはさ、アイボにしろ、ヒト型のあのソフトバンクの何だっけ、まあ、何に使う、それをいつまでに実現するっていう強い意志を感じられないんだよね」


「言われてみればそうですかね」


「ところが、アメリカは真剣さが違うさ」


「???」


「間違いなく、今後もそちらに進むだろうなー、っていうのが"命を大事に"さ」


「???・・・・・・軍事利用?」


「そのとーり!ま、軍事利用もそうだけど、宇宙や深海、原子力関連なんかもそうだろうね。原子力といえば、原発事故と日本人は思うだろうけど、アメリカだと原子力空母や原子力潜水艦の改修や廃棄の問題が今後もずっと続くだろうからね。表には出てこないけど、理屈で考えたら、きっと被爆者がわんさか発生してるはずなんだよ」

「で、まあ、それらの需要がIRBT、MBLYを買っておけばOK、とは思えないんで、それに投資するにはどうすればいいの?ちゅーのが、少し調べたけど、よくわからんわけよ」


「で、ゆかぴょんも調べて、何かわかったら教えてちょんまげ?」


「とゆーことです」


(続く)