おやぢの語り(騙り)が続く。
「でね、未だ存在しないか存在しても小さくていずれ巨大になる産業の肝はさ、人工知能なんですよ」
「えっ、そーなんですかい?」
「いや、だってさ、人工知能で仮説・検証・実行・修正できるようにもしなってきたら、疲れを知らない優秀な人材がいくらでも増やせると同義だよ?そこから派生する影響って、いったいどれだけのものになるか想像がつく?」
「???おっしゃる意味がいまひとつわかりませんが???」
「つまりさ、自動運転とかドローン、ips細胞とか遺伝子を使った治療、宇宙開発なんかがさ、フロンティアだってのはわかるでしょう?」
「そーですね、これから先萎んでなくなったり縮んでいくんじゃなく、大きく、場合によってははるかに巨大になっていく、ように思えまんな」
「自動運転なんかはモロに人工知能じゃん。運転が上手くて疲れを知らないトラック運転手を何人も増やせる、かもって話ですよ」
「ips細胞とか遺伝子を使った治療、宇宙開発なんかもさ、人工知能に研究・実験・シミュレーションさせたらさ、将棋のソフトみたいな解総当たりで潰して、答えを導き出す。その過程で人工知能がまた一段と賢くなった、ということもありうるのでは?ってーことですよ」
「またまた、にわかには信じがたいですなあ」
「と一般人が思ってるのが今の状態でしょ、ということは短期的には上下はあろうけども、今の関連銘柄の株価ってバブルの天井スッ高値なのかなあ?」
「来るか来ないかはわからないけど、もし、人工知能バブルが来たら、それに関係する銘柄って少ないから、かつてのインターネットバブルみたいのヤフーみたいにとんでもない隘路となって、とんでもない高値に押し上げられる、こともありうるんじゃないのかな?」
「うーん、確かにありうる、かも」
「でしょ。でさ、実用化できるとなったらさ、普及→コストダウン→普及になるわけですよ」
「ゆかぴょんなんかは会社にPCあるのは当たり前だろうけど、ボクが入社したころはワープロですよ、それも画面が1・2行しかないwwそんで、1人1台PCが当たり前になったのって、1997年前後ですよ。それもスタンドアローンで社内LANでつながったのはその2年後ぐらい、インターネットが使用できるようになったのは会社の方針もあるけど2000年代半ばですよ」
「PC自体は80年代に一般家庭でも購入してるとこはあったわけですよ、今から見ればとんでもない低機能高価格だったけどね」
「でさ、何がいいたいかといえば、PCが普及してきても、そろばんでいいじゃねーか、よくわからねーし、という勢力が90年代に至っても、一定数いたわけですよ。かくいう私もテレホーダイというサービスも既にありながら、自分のPCを買ってインターネットに繋げたのは実は2000年なんす」
「えっ、そーなんですか?」
「そーですよ、PCは18万で1ケ月の手取り程度、ネットはモデムで繋いで3分10円みたいな世界ですよ」
「あれから5年、10年、15年・・・・・・、その進化をだれがどこまで想像できたか、とゆー話ですよ」
「でも、よくよく考えれば、普及が進めばコストダウンは進むし、性能は後退することはなく必ず進化し続けるんですよ」
「それを考えると、人工知能、そして自動運転やロボットはどうなるか?実用化に向けてどの段階か、って話になるわけですよ」
「なんとなく、関連銘柄を選んで買っておいてストロングアホールドしとくべきに思えてきました」
「まあ、オレもそうでさ。で、その時にさらに考えたんだけど、自動運転を例にとると、技術的な問題もあるけれど、社会的制約や法的課題もあるわけさ」
「???」
「いざ事故が起きたときはどうする、賠償責任は誰が取る、そのルールを誰がつくって管理監督するetcさ」
「その点を考えると、技術面だけでみちゃイカン、と。今、アメリカでは公道実験をバリバリにしてるけど、それ以外の国はどうなんだ、と。規制や法改正のハードルが格段に高かったりしないかな」
「そう考えると、日本株の中だけで検討するのは非常に危険だなーと思うのよ。スマホみたいに液晶とかコンデンサとか電池とか欠くべからざるパーツに採用されるんだったらまだいいよ。でも、それにしたって、アップルと部品メーカーのどっちが利益率が高いの?と考えたら、答は一つだよね?調達側のアップルがそんな超過利潤を取引先に許すほど甘いわけがないよね」
「それはたしかに」
「だからさ、人工知能、派生する自動運転、ロボットは必ずアメリカ株をチェックせにゃいかんと思うわけよ」
「ふむふむ、ほんで、ほんで」
(続く)