エマニュエル・トッド(仏 1951-)は1976年、若干25歳にして処女作『最後の転落』にて、ソ連崩壊の予兆を指摘しました。
どーいうことかというと、
・ロシア人女性が識字率上昇の後に出産率が下がる
(=人類の普遍的傾向に従って近代化している)
・にもかかわらず、ソ連では1970年から乳児死亡率が上昇
(先進国では低下するはず→異常なことが起きている)
・ということは、体制の弱いところから崩れ始めている
と予測し、実際にソ連は1991年に崩壊したのでした。
さて、中国では現在、障害児の出生率が年々増加 しているとのこと。
北京では、2012年だと平均2%(100人に2人)。
しかし、WHOによると中国の出産数のうち、障がいを持つ赤ちゃんが生まれる割合の推移は
・1996年 0.87%
・2012年 5.6%
と16年で6倍にも増加しているらしいので、北京はこれでもまだマシらしいです。
かつてのソ連(今のロシアも同じでしょうけど)や中国で正確な統計データがどこまでとれるか、という問題点はあるでしょうけど、当局に都合の悪いデータは実態よりも悪くだされることはないでしょう。
従って、21世紀は中国の世紀、とはならんでしょうな、というのがゆかぴょんの予想。
・需要がなければ、穴を掘って埋めればええやん
(ケインズ経済学の実践ww)
・公害なんてキ・ニ・シ・ナ・イ・ワのキャンディ×2理論
・大陸軍国と大海軍国を兼ねるって、素敵やん
(地政学の重要命題にチャレンジww)
ヒトラーの予言にある「東方の巨大な実験場」、五島勉が出版した1988年だとそれは日本のことをイメージしてたんだろうなーと思うけど、今現在だと、それは中国を指してたんだろうなーと思う。
そうそう、あと3年で北京オリンピックから10年経過。
全体主義・独裁政権の国がオリンピックを開催すると10年以内に崩壊する。
このジンクスというかアノマリーも果たして破ることができるや否かww
あと数年、生き延びて確かめたいww