日本もバブル崩壊後に氷河期とか新氷河期といわれる就職難の時代が続き、2003年を底に2008年のリーマンショックまでの束の間の一時的な好景気を除いて、就職率は低迷しています。
率もそうですけど、派遣などの非正規やブラック企業なんかも増えてますから、質とあわせると厳しくなる一方ですな。
一方、毎年GDPが8%程度成長している中国では、2013年卒の700万人-留学・院進学者60万人=640万人の就職率は85%ぐらいと推測 されているようです。
2013年6~7月卒業者の2013年4月10日時点の就職率がわずか35%、それが3ケ月後には85%、
いや、中国の就職活動事情はよくわからないし、そもそも中国の統計も信用できたもんじゃないでしょうけど、おそらくは大卒者にとって不本意な職場が多いんでしょうなと推測します。
就職率85%!を仮置きしたところで、640万人の15%って、96万人ですえ!
日本の大卒・専門学校卒って、年70万人程度だから、それ以上のNEETもしくはその予備軍が年々生まれていくって、なかなか壮観ですなあ。
中国の場合、1999年の大学卒業者が85万人だったというから、15年ほどで8倍に増えてるわけですか。その間の経済成長って、世界の組み立て工場とインフラ・建設・不動産投資がメインなんだから、大卒者が自分にふさわしいと思える雇用がそんなに増えるわけないですわ。
一族郎党の期待を背負い、中には親類縁者から学費をかき集めた人もいるだろうから、それなりの就職ができなかった場合のダメージが日本とは大違いだと思うんだけど、一体どうしてるんだろ?
聊斎志異なんかの説話集を読むと、科挙の地方予備試験みたいなのに合格して、本試験には合格してない司法浪人みたいな人が主人公の話がよく出てくるけど、今もそんな感じでブラブラしてることが許される風土なんやろか?
しかし、現地の人でも実態はよーわからんみたい ww
あさし新聞wもこれを記事にしてるのなら、日中記者協定に該当してないんだろうから、もそっとしっかり取材してみいや、そしたら少しは褒めてあげるのに、と思うゆかぴょんでした。ちゃんちゃん。