そしてもう一つ、作者はバリバリのマルクス主義者であり、「資本主義社会の悪い点を一つ一つ是正していけば、最終的には日本は共産主義社会に移行せざるをえなくなる」というのを度々主張してたけど、『いや、それはないw』とゆかぴょん言いたい。
いつの世でもそうだと思うけど、金と権力と権威の親和性・相関関係は高い。
でも、今の日本を例にとると、
金力: 中卒のラーメンチェーン店の親父>国家公務員>大学教授
権力: 国家公務員>大学教授 >中卒のラーメンチェーン店の親父
権威: 大学教授 >国家公務員>中卒のラーメンチェーン店の親父
みたいな図式はありうるじゃーないですか。
でも、社会主義・共産主義の国ではそれはありえませんぜ。
というのは、権力と結びつくことなく商売するなんて出来ないんだから、必然的に権力が全ての根源になるからね。
作者も「市長に頼めば、市営住宅の1つや2つ、簡単に入居できまっせ」みたいなことを書いてるのに、資本主義から共産主義になったところで、しょせんは配分するのが金から権力に変わるだけだということに気が付かないもんなのかなーと思ったもんです。
マルクスとドフトエススキーを読んだだけで一知半解、その物差しだけで世の中が図れると思えるところがひじょーーーに浅いおっさんだなー、と。
反論できない死者に鞭打つようでアレですけど、このおっさんも大概上から目線で説教してたんだから、これくらいかまやしない、文句があるなら化けて出てこい!と思うゆかぴょんなのでした。ちゃんちゃん。