割り当てられた部屋で、ゴロゴロしながら、おっぱっぴーから借りたマンガを読んでいると、パパ上から「ちょっと、ちょっと」と召喚される。
なんじゃらほいほいと寄っていくと、「みんなには内緒だよ」とパパ上より5万円、下賜され申した。
いやー、実に有難い。
自宅住まいとはいえ、ゆかぴょんのさほど高くないお給料から、新幹線代と2泊分の宿泊費を捻出するのはいささかキツうおましたからのぅ。
しかし、これで一時的にではあるけど、ロデム・ロプロス・ポセイドンならぬ、アッシー・メッシー・ミツグくんが揃ったような気がしないでもない。口にするとシバかれそうだけど。
てなことを考えていると、風呂から上がった弟者が鼻歌を歌いながら通り過ぎていく。
♪トイレには~それはそれは綺麗な~ハナコさんがいるんやで~
おい、止めろ、止めんか。
ここん家の廊下とトイレ、暗くてただでさえ夜は怖いのに、トイレ行けんようになるやろが。
こういう空気の読めないバカたれには、いつかしかるべき報いを喰らわさねばならぬと決意を新たにしたゆかぴょんなのであった。