コンビニに向かう道々、半パンマンとその妹であるょうじょ1号が歌い出す。
♪さよなら三角、また来て四角
四角は豆腐、豆腐は白い
白いはウサギ、ウサギは跳ねる
跳ねるはカエル、カエルは緑
緑はハッパ、ハッパは揺れる
ゆれるは幽霊、幽霊は消える
消えるは電気、電気は光る
光るは親父の禿げ頭!
と最後は綺麗にハモりおる。
君たち、どんだけ禿げ頭好きなんだよw
その歌も自粛するんだよ、と優しく言い聞かせる。
「はぁい」と返事だけはいいが、ホントにわかっとるのか、コイツら。
コンビニに到着、アイスを物色しだす。
ゆかぴょんのおすすめは何といってもmousseだ。これにしなさいと進めるのだが、ょうじょ1号がハーゲンダッツに目をつけおる。
「あかん、ハゲはあかん」
「ハゲ?」
「ハーゲンダッツ、略してハゲ!」
「オレ、ハゲがいい!」「私も」「私もハゲがいい」「それがしも」
おっぱっぴー、お前もか・・・・・・。
そうそう会うこともなかろうから、まぁ、いいか・・・・・・。
コンビニの駐車場の日蔭で食べ始めると、ょうじょ1号が「カターい」など抜かしおる。
何がカターい、だ。カタいは親父のカメ・・・・・・、何を言わせる、危うく貴様らの術中に嵌るところであったわ。
家に帰り着くと、ょうじょ1号が母であるいとこ嫁さんに「ハゲ、美味しかった!」と元気よく報告。おい、やめろ、やめてくれ。
「ハゲ?」
「ハーゲンダッツ、略してハゲ!」
いとこ嫁さんの顔に『ウチの子に何を教えてるんだ』と書いてあるのが見えるような気がする。
いや、ゆかぴょんは一族の平和を守るため、尽力してきたつもりなのですが・・・・・・。
つーか、あなたのお子さん、相当な禿げ好きですよ?どーしてゆかぴょんのせいだと決めつけるのですか?とは反論できるはずもなく・・・・・・。
誤解されるというのは辛いもんですな。