耶馬溪の青の洞門に到着。
ここが頼山陽が「耶馬溪山天下無」と詠んだ名勝ですな。
もっとも、今では耶馬溪とつく地名は日本全国30か所近くあるそうな。
うむ、日高耶馬溪に筑紫耶馬溪、耶馬溪もいろいろあるけれど、頼山陽先生が詠った耶馬溪はこの1か所!というわけですな。ど根性ガエル&少年ジャンプ風にいうと。
それで、さっき通ってきたトンネルが青の洞門と。
菊池寛の「恩讐の彼方に」の舞台ですな。
しかし、現実は日本最古の有料道路なんですと。
まあ、金目当てであの距離の岩盤を槌と鑿だけの人力で穿ち抜くなんて割に合わないだろうから、維持管理費程度だったんじゃないかなと思うけど。
おっぱっぴーが、「都道府県カルタでありがちな"すべって転んで大分県"って、ここ耶馬溪で山頭火が詠んだ"すべって転んで山がひっそり"の一句に引っかけてあると思うんだよね」とのたまう。
『な、何だってー』とゆかぴょん、MMRか太田道灌ばりに吃驚す。(←少し大げさ)
いやー、ゆかぴょん、あれはただの駄洒落カルタと思ってたよ。教養がないというのは悲しいことですなあ。
しかし、してみると、"山しかないのに山梨県"とか"勉強するもの秋田県"とかも、単なる駄洒落じゃなくて、何らかの元ネタがあったりするのだろうか?
ご存じの方がいらしたら、是非、コメント欄に書き込み願いたい。
休憩所でアイスを食べて、ぼちぼちと宇佐へと向かう。