コンデジ(続き) | ロゼッタへの道

コンデジ(続き)

 昨日の報告を読んだ知人2人から「俺も買おうと思ってるから、もっと作例をみせろ」と言われ、同僚のきし先生からも「夜の街中はどうやねん」と聞かれたので、昨日の続きをレポート。というわけで、今回はマニアどうしの連絡事項で、学生さんには関係ない話です。


 これくらいの暗さなら綺麗に撮れる。ISO154, 1/10s。


 ほとんど歪曲がない。ISO154, 1/13s。


 斜めにしてみた。ISO154, 1/15s。

 街灯一本だけ。少しフレアが出た。ISO400, 1/2s。



 微妙に手ぶれ。ISO154、1/2。


 マクロは1cmまで寄れるらしいけど・・・。


 等倍で切り出し。


 なかなか精細。




 でも、黄色の花がレモン色に。



 コケの色が淡すぎ。


 肉眼ではこんな色(修正)。

 印象としては、オートのままでの写りだと、どうも色温度が低めでややマゼンタがかるようで、色は淡め。ようするに、全体にちょっと冷たく、すっきりとした色調。しかも歪みの少ないレンズのせいもあって、よけいにさっぱりした感じに写る、といったとこでしょうか。建物とか都会の派手なところをさらっと写すのに向いてるような感じ。

 でも、反対に人間とか生き物、植物なんかはどうも生彩を欠いちゃうようで、手持ちのペンタックスが色合いこってりで黄色がかるのとは反対。

 どちらにしても、ホワイトバランスはオートに任せっきりにするより、手動で調整しながら使ったほうがいいみたい。そのあたりはCanonとNikonは凄いよなあ。やはりPhotoshop (Lightroom)にはお世話にならんと仕方ないようです。


 で、ちまたで評判になるほど性能がいいかというと、「うーん、どうかなあ?」という気がする。高感度はそんなにいいわけでもなくて、夜景な人はフジのこれ がいいだろうし、手ぶれ補正もないし、ズームもないし、ダイナミックレンジ拡大機能もないし。けっきょく、この機種の特徴は、歪曲が少なくて精細な明るい広角レンズと、カスタマイズしやすくて便利なインターフェイス、この二点に尽きるような気がする。


 自分としては本とか印刷物をあまり歪曲なく撮影できるのがうれしい。 


P.S. 「オリジナルのファイルはないのか」という要望にお応えして、以下にアップ。Amebloだと勝手に画像サイズ縮小されるんだよね。


ファイル1

ファイル2

ファイル3