92年前の今日は五・一五事件のあった日。

 

 

 

1932年(昭和7年)5月15日、犬養毅(いぬかいつよし)首相が青年将校に暗殺されました。

 

 

 

当時、犬養家の家政婦をしていた今木あさ子さんが当時の様子を話しているテープが残されています。

 

 


 

KBS瀬戸内海放送

五・一五事件「話せばわかる」の真実とは

 

 

 

 

 

 

犬養さんは、青年将校に撃たれて倒れた後、今木さんの呼びかけに対して

 

 


今の若者を呼んでおいで


今の若者を呼んでおいで

 

 

話せばわかる 


話せばわかる

 

 


と2度繰り返しておっしゃったそうです。

 

 

 

「話せばわかる」と青年将校に直接言ったように伝わっていますが、実際は違っていたようです。

 

 

 

青年将校の一人が「問答無用」と言って犬養さんを銃撃するまでの間、何らかの会話があったようですが、その内容は今では知るよしもありません。

 

 

 

瀬戸内海放送の番組の中で、犬養さんの肉声を聞くことが出来ました。

 

 

 

とても落ち着いた声で、たいへん聞き取りやすく、分かりやすいお話だなと思いました。

 

 

 

青年将校が首相官邸にやってきた際、家政婦の今木さんに「お茶を持っておいで」とおっしゃったとのこと。

 

 

 

自らの命が狙われていることは分かっていたでしょうに、、、。

 

 

 

すごいなぁ、、、。

 

 




 

 

 

 

この数日、

 

 


話すことをあきらめない

 

 

伝えることをあきらめない

 

 

 

が自分の中のテーマで、連絡が途切れていたお客さんにメールをしていました。

 

 

 

お金になるかならないかは関係なく今伝えたいことをお伝えしたいと思っています。

 

 

 

昨日の夜、五・一五事件のことがふと思い出されて

 

 

話せばわかる

 

 

シンクロだなと思いました。

 

 

 

こんなこと話していいんだろうか?と迷うこともあります。

 

 

 

話してみても、思ったようには伝わらなかったな、、、ということもあります。

 

 

 

話した後で、あの時はこう言ったけど、今思うと違う考えもあったな、、、ということもあります。

 

 

 

そんな時、残念な気持ち、もどかしい気持ち、むなしい気持ち、いろんな気持ちが湧いてきますが、感情に押し流されるのではなく、ただそのままを眺めます。

 

 

 

以前よりメールのお返事のペースが相当ゆっくりです。

 

 

 

自分の中で答えがまとまっていないのにすぐに返事をするのはやめました。

 

 

 

気持ちや考えが落ち着いてからお返事するようになりました。

 

 

 

世間では返事を早くするのが常識、既読スルーは失礼なことと言われていますが、常識外れであったとしても、後で後悔しないためにも時間をかけたいと思っています。

 

 

 

深いところから湧いてくる言葉を受け取ってお伝えしたいです。

 





 

 

メールを読んだ時の印象と、実際に話してみた時の印象がだいぶ違うこともあります。

 

 

 

メールがトゲトゲした文章に感じられても、「ちょっとお電話できますか?」とお時間を取っていただいて話してみると、打ち解けて話が出来ることもあります。

 

 

 

もう辞めてしまいましたが、以前はSNSの投稿に対して、心ないコメントが寄せられるといちいち落ち込んでいたものです。




そのコメントが実際に会ったことのある人からならば、お会いした時にどんなやり取りをしていたか思い出してみると、そんなに気にしなくてもいいか、、、と思えることもあります。

 

 

 

どうしても気になったら「久しぶりに話してみませんか?」と連絡を取って話してみると、やっぱり重く受け止めすぎていたなと感じることもあります。

 

 

 

逆に、相手の虫の居所が悪かったり、余裕のない時に連絡をしてしまって「あぁ地雷を踏んでしまった!」と思うこともあります、、、汗。

 

 

 

人と人とのコミュニケーション、悩みはつきませんが、分かり合えたかなと感じられたときのふわっと広がる暖かい心のやり取りの感覚が忘れられず、自分自身の成長にもつながるので向き合い続けています。

 

 

 

犬養さんの写真を拝見しながら、まっすぐな眼差しに励まされるような気がしました。

 

 

 

話せばわかる

 

 

 

犬養さんが生きていらっしゃったら、歴史は違うものになっていたのでしょうか、、、。

 

 

 

お読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 みちより