11月9日、昨日はいい地球の日でした。






今朝起きると、いい日本ってなんだろう?と思いました。





あなたはいい日本と聞いた時、どんなことが浮かびますか?






人によって様々なことが浮かぶのではないでしょうか。







富士山、綺麗な街並み、アニメ、キャラクター、カワイイ、ゲーム、マンガ、里山の風景、神社、お寺、お祭り、着物、礼儀正しい人、和食、科学技術、などなど、、、。





わたしが一番に思い浮かべたのは、豊かな自然です。





富士山、ふるさとの歌にあるような里山の風景、山奥の綺麗な水や木々の緑の濃淡が浮かんできました。





それから田んぼの風景と稲の香り。





わたしが今住んでいるのは埼玉県鴻巣市、2年前までは東京都荒川区に住んでいました。






引越は夏の終わり。新居まで電車で移動したわたし。都心から離れるにつれ緑が増えていきます。





木々が見えてほっとします。新築の四角いお家も見えます。まだ自然が残っている場所で暮らしたくて郊外に夢のマイホームを手に入れたのかなぁ、、、なんてことを思います。





新居の最寄り駅に到着すると懐かしい香りがして来ます。





なんだろうと思ったら、、、田んぼの稲の香りでしたっ。





稲の香りってなんとも言えないいい香りなんですよねぇ。





実家の近くにも田んぼがあり、ふるさとの香りです。香りとともに子どもの頃に用水路でザリガニ釣りやめだかすくいをした思い出が浮かんで来ます。祖母とイナゴ取りもしました。




それからと言うもの、散歩やランニングの折には田んぼを眺めては、稲の香りをかいでいます。





同じ田んぼでも1年を通じて様々な景色が見られます。












田植えの準備、田植え、稲の成長、揺れる稲穂、稲刈り、山になった籾殻、たくさんの手間隙をかけて育っているお米。実感すればする程ごはんが美味しくありがたく感じられます。









朝早くから田んぼで仕事をしている農家の皆さんには頭が下がります。




お疲れさまです。いつもありがとうございます。










台風が近づいてくると被害がありませんように、、、と言う気持ちが自然と湧いてきます。




昔から人々はそうやって祈っていたんだなと実感します。
















田んぼの周りにある、神社仏閣、石碑、石仏など、、、お稲荷さん、お地蔵さん、馬頭観音さん、道祖神さん、不動明王さんらを見つけては手を合わせています。











昔から日本人は五穀豊穣を願って様々な神仏を大切にしてきました。




この神様だけ、この仏様だけということをしないで、八百万の神を大切にしてきた古来からの日本人の祈りの姿っていいなぁと思います。





人が真摯に祈っている姿って美しいなぁと感じます。





その一方で村八分とかいじめみたいなことは昔も今も変わらずあるわけですが、、、。





田んぼの風景を見ていると、神様が先か田んぼが先か?と言うことが浮かんできます。





食べて生きていくことが何よりもまず第一。豊かな実りを得られるように、様々な神様に祈ってきた先人たちの姿があるように感じられました。中にはそうでない人もいらっしゃるかと思いますが、、、。





瑞穂(みずほ)の国



古事記や日本書紀に「豊葦原之瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」と書かれています。




「葦がしげり、みずみずしい稲穂が育つ、豊かな国」









さて、小麦の値上げでお米を食べようとある政治家が仰ったことが物議を醸していました。




好きな食べ物を我慢して、誰かに命令されて食べたくないものを食べるのは嫌なものです。




と言いつつ、わたしはパンも好きですが、食べてほっとするのはごはんです。






おむすびが大好きです。お味噌汁とごはんの組み合わせが一番身体が喜ぶ気がします。




あったかいお味噌汁を一口すすって、ごはんを噛みながら柔らかい食感と甘い味わいが口の中に広がってくると、あぁ〜日本人に生まれてきてよかったなぁ〜。ほっとする〜。幸せだなぁ〜と思います。




一方、今日はどうしてもパンが食べたいナと思う日もあるわけで、、、。そんな日にさっきの政治家のニュースが飛び込んで来たらイライラしてしまうかも知れません。





今日はパンが食べたいナと思って、希望どおりパンがあって、それをトースターで程よく焼いて、好きな味で食べられたら、、、あぁ〜満たされる〜幸せだぁ〜と感じます。






好きなものを選んで食べられるって言うのはものすごくありがたくて幸せなことだなぁと思います。諸事情から自由に好きなものを食べられない方も大勢いらっしゃいますものね、、、。






現代社会には添加物だとか農薬だとか昔にはなかった色々があって、それはそれで大変ですが、危険なものを食べているという意識に重きを置くよりも、昔に比べたら毎日色々なものの中から選んで食べられる幸せとか食べた時の美味しいなという素直な身体の反応を大事にしたいなと思っています。





毎日仕事や生活に追われているとごはんが適当になりがち、ジャンクに偏りがちなので気をつけようっと。





心がぱつぱつになってくると豊かな気持ちでごはんが食べられなくなって来ます。そんな時は意識的に心にスペースを開けます。心に風を通そうっ。




記事を書き終えました。さあ、ひと休みしたらごはんを炊きましょうかねぇ。











お読みくださりありがとうございましたお願い