ここ数日、わたしが 県の社会福祉協議会で働いていた頃、出会った人たちが夢によく出てきます。
冬至を前に「恐れや不安」の気持ちが出ています。
いま そら。
ここ数日、夢でしっかりとネガティブな気持ちを感じていて、目覚めると「どよん」としています。
ハートのあたりが重たくつまったような感じ。
けれど、昔感じた「どよん」に比べたら、むちゃくちゃ可愛いもん(対自分比)
「どよん」を眺めつつ、飲み込まれすぎず「今日できることをやっていく!」ただそれだけ。
昨日みた 浄土宗のお寺の日めくり
社会福祉を学び、いろんな経験をさせていただき、いろんなことを感じ「これをしたい!」と温めてきた事に、「やっと!やっと!取り組めそう!」と思っています。
わたしは、専門分野に特化できない自分がコンプレックスでした。
「これだ!」と決めた分野だけを極められたら発信もしやすいのにと、何度思ったことか。。。けれど、できない。。。
いろんなことや、いろんな人が気になってしまうし、眺めている景色がどうにもこうにも広すぎてなかなか形にできない!と思っていました。
注意力散漫なんじゃないかと自分を責めたことも。
けれども それがわたし。
なかなか形にならないもどかしさを感じながら、いまも、どこにたどりつくのかよくわかっていない
けれども、浮かんできた「今日できることを少しづつやっていくだけ」と思えるようになりました。
直感、自分の感覚を 信じ 疑い いろいろ感じながら 進んでく。
ここ数日、社会福祉協議会にいた頃、独立した人に対して、妬みの気持ちを口にしていた人たちが浮かんできました。
「あの人は1人社協をやりたいんでしょ!」
妬み 悔しさも 力になる。
イライラしたら それを 撥ね返そうと 頑張れる。
社会福祉協議会にいると、社会福祉の範囲でしか人の応援が出来ません。
分野を超えて支援している組織もありますが、、、概ね、国際、環境、文化などの分野は外れてしまいます。
社会福祉協議会で、5年間 組織運営の仕事をした後、ボランティア・市民活動支援の課に移動になったわたしは、それを痛切に感じました。
市民活動分野には、さまざまな分野がありますが、それを支援する立場にありながら、うちは社会福祉関係の市民活動を応援しています!という組織が多すぎて、なんとも言えない気持ちになったのです。
極端に言うと国際、環境、分野のNPOはうちには関係ないというスタンス。
社会福祉協議会は、国、県、各市町村に組織されていて、法律的には民間の組織です。
けれども、行政の外郭団体のような組織づけをされているところが多いです。
わたしが働いていた組織でも、県庁から派遣で来た人たちが上司になるパターンが多くて、県から予算をもらって事業を運営しているので、どうしても縦割り行政の延長の仕事でした。
わたしは、大学の福祉学科を卒業して、1年医療機器の営業をした後、約10年程この組織で働きました。
安定感と仕事のやりがいを求めて入職したものの、理想と現実のギャップにイライラする日々でした。
そして、自律神経失調症、そううつ気質を抱えながらも、なんとか周りとコミュニケーションしながら仕事をこなしていたような感覚です。
いつもどこかイライラしていました。
そして、その後、転職した大学で、人間関係や雰囲気が合わず、どんどん体調が悪くなっていきました。
話を子どもの頃に戻します。
わたしが小学4年生の時、課題が出ました。
「みんなの前で何でもいいかから、やってみる」というものでした。
読書感想文や詩の朗読や作文を読む人もいたような気がします。
わたしは何を選んだかというと、、、宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」を暗唱しました。
ますむらひろしさんのアニメ映画「銀河鉄道の夜」の雰囲気がとても好きで、本も何度か読みました。
「みんなの ほんとうの さいわい」が叶っていくこと、いつも自分の心のどこかにありました。
「自分のさいわい」を叶えたい!ともちろん思うけれど、小学生の頃から、戦争の本など親がプレゼントしてくれたりして、小学6年生の時には「はだしのゲン」をクリスマスプレゼントにお願いするような変な子でした。
中学生の頃は、映画好きな父の影響で、家のテレビのBSで昭和の映画、石原裕次郎さんや吉永小百合さんなどの映画を見て、「あぁ素敵だな〜と思っているような子」で、いろんな映画を見るのが楽しみでした。特に、吉永小百合さんの相手役を数多くされていた、浜田光男さんのファンでした。
中学生の頃、見た映画で最高に心に残っているのが「サウンドオブミュージック」と「ラストエンペラー」でした。
中学生の頃は話の合う人が居なくて、友人もほとんど居なかったと思います。
高校に入ってからも、社会問題に関心を持ち続け、吹奏楽部に挫折してから「社会科研究部」に入りました。
「社会科研究部」では、文化祭の展示に合わせて、「ゴミ問題」を調べました。
さいたま市のごみ処理場に見学に行き、ごみが出される現状や、最終処分の話まで伺い、ごみ処理の限界を感じました。
社会福祉学科に入ったのは、母が看護師で、昔から看護師になって欲しそうな気配を出していたのを察しつつ、わたしは血が苦手だから無理だなと思っていたので、看護に近い分野がいいかな!というのと、
人と接するのが好きだし、困った人を助けたいと思ったこと、
社会問題の解決に自分役立つなら嬉しい!と思ったからです。
社会福祉学科に入ったら、社会問題に関心のあるお友達が出来て、いろいろ語ったりできるのかな、
なんて期待していましたが、女子大でみんなおっとりしたお嬢様タイプの子で「超いい人ばかり」
わたしには合わず、なんとなく疎外感を感じたまま卒業しました。
その時に読んで衝撃を受けた本が大熊一夫さんの「ルポ・精神病棟」です。
1960年代、新宿の駅前にフーテンがたむろしていた頃、当時朝日新聞の記者をなさっていた大熊一夫さんが、アルコール中毒患者を装い、精神病棟に入院して、潜入取材するというもの。
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わたしが 生まれる前に書かれた本です。
数年前、U理論を題材にしたワークショップで大熊一夫さんにお会いできて、
打ち上げでは隣の席に座らせていただくことができ、
直接、感謝の気持ちを直接お伝えすることができました。
「大熊さんの本に出会えたから、社会問題に向き合うことの大切さを学び、わたしは大学を辞めずに済みました」と。
ご縁に感謝です。
ほんとありがたいなと思います。
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難しいけど 昔、一生懸命読みました。
人にあげちゃって もう手元にないんたけど、改めて読んでみようかな。
最後になりましたが、
わたしが
自分なりに社会問題・課題にどう向き合ってきたかをまとめると以下のようになります
このサイクルを、分かち合い、対話を通して、自分なりに考え、日々の生活でそれぞれが実践していく場をつくりたい!と昔から思っていました。
わたしの やりたいことの一つです。
以上、
わたくしごとを書き連ねましたが、
ここまで お読みくださり ありがとうございました