7月中旬、両親を誘って埼玉県行田市にある古代蓮の里に行ってきました。



2013年と2015年に わたしは 古代蓮を見に行き 感動しました。


毎年でも行きたいくらいですが ここ数年は行けていませんでした。





夫は仕事で忙しいし、両親と旅行に行けるのも あと 何回あるだろう、、、。


父とは昔からよく喧嘩したけれども勇気を出して誘ってみました。


うちの父は 昔から やたらと外面が良い反面、家では 家族に当たって 文句ばかり 言う人で、喧嘩が絶えませんでした。


「お父さんは 文句ばかり言って 文句星人だね!」


って わたしが高校生くらいのころ 言ったらば


「いや オレは 文句聖人だから!」


って返してくるような父です。


子供のころの 自分の写真に、火星から来た子どもってキャプションをつけていますガーン


いつも 友人にネタにして 笑ってもらっていました。


まだ 携帯がなかった高校生や大学生の頃、わたし宛にかかって来た電話に

「ハロー」

とか言って 出ちゃって 

友人も調子に乗って そのまま 英語を喋ってたり。。。


なんてこともあって 面白いところも 多々あるのですが、気分の浮き沈みが激しくて、機嫌の悪いときは ほんと めんどくさい。

わたしの 鼻が低いだの 個性的な顔だの 容姿のことなども しつこく 言ってくるので とにかく イライラ イライラ

父とわたしは よく 似ています。


父は 鼻が低いのが コンプレックス で、話題はダンゴ鼻 のことばかり。。。

あと 頭が とんがってるだの 頭の後ろが ぺちゃんこだの、とにかく言いたい放題ガーン

母には何時も 太ってる 食べすぎだよってネチネチ言っています。


特に 晩ごはんの時に 言ってくるので 、

もう ごはんいらないっ!

ってなったこと 何度あったか。。。


成人してからは、

「あぁぁ 孫が 何人かいても おかしくないのになぁ」って 言われるのも嫌でした。


そんな 父は 小さい頃に 父親を亡くし、母親も 小学生の頃に亡くしています。 

母親が、結核や脳梗塞で寝たきりとなり、小学校高学年だった父が オムツを替えたりしていたと聞きました。

親戚宅に身を寄せていたものの、結核がうつるからと台所を使わせてもらえず 軒下で料理をしたとか。

15歳年上のお姉さんと父とで なんとか暮らしてきたそうです。

子どもの頃に 大変な経験をしているからか 普通の親とは違うなと 子どもの頃から感じていました。


そんな 父ですが 営業の仕事を続けながら わたしたち姉妹三人を育ててくれました。

一度 自営業を始めようとしたものの 収入面で不安があったようで ファックスを買ったり、名刺を作ったりしたのに 諦めて 再就職しました。

(その経験をそばで見ていたので 自営業に対してのハードルを感じていました)


姉妹 三人とも 高校も大学も私立に行かせてもらったので 学費が かかりました。

母も看護師として働いてくれたので なんとか 学校に行けました。


今はとても 感謝していますが 両親に対して わだかまりを感じていた 時期も長くありました。





さて 前置きが長くなりました。

蓮の花の写真をすでにアップしていますが まだ 誘ってない段階の話です もぐもぐ

父は わたしが 誘っても 気分によって 文句を 言って来ますし 反応がないこともあります。

さて どうしようと思い、

まずは 母を誘い、父にはメールをしました。

電話でもいいのですが 機嫌の悪いときに かけてしまうと めんどうだなぁと思ったので。。。

ここらへんの 根回しが ちょっと めんどくさい。

母に話しても 父には伝わらないとか しょっちゅう。

数日待って 返事が来ました。

「行きます。

どうやって行くのか日程を教えてください。」
 
とのこと

「おー ! やったー!」ウインク

最近は 父も 近場しか 運転しないため 実家のさいたま市から 行田の古代蓮の里までは、車で小一時間でつく場所ではありますが、リーズナブルな宿を見つけたので 電車 バスを乗り継いで 前泊することにしました。

ということで 行き方を調べて ホテルを予約しました。

ホテルから 古代蓮の里までは タクシーを利用するしかなかったので ホテルの方にお願いして タクシーを予約してもらいました。

とても 丁寧に対応してくださって ありがたかったです。 

前々日に わたしは 実家に帰りました。

翌日 実家から 出発!

すると 近所の方に 

「近いんだから 車で行けばいいのに。」

って 言われたのを 気にして いつまでも そのことを 道中言っていました。。。

相変わらずな父ガーン

そして わたしには 

「最近は 蓮のことしか 考えてないんでしょう?」

とか 言ってくるし、、、

けど昔と違って そんなに イライラしなくなっています。

毎日 一緒にいるわけじゃないからネ。。。


さいたま市から行田市への移動。

お昼から出かけて 大宮でランチをして チェックインの時間前には ホテルに着きました。

早々にお風呂に入って 缶ビールを買って 部屋で飲みました。

ホテルの食堂で 晩ごはんを食べながら 引き続き飲みました。

行田といえば さきたま古墳!

古墳カレーを 両親が頼んで 食べきれない分を もらいました 笑

他にも サラダとか 枝豆とか頼んだので お腹いっぱいになりました。




リーズナブルだわーって 両親 喜んでくれました。

そんな感じで お酒も進みます。

相変わらず 鼻が低く ダンゴ鼻だという 話もしてました。

よっぽどコンプレックスなのかしら。

両親は鼻が高かったのにって 延々と言ってました。

子どもの頃の話やら いろんな話をして、

酔っ払った勢いで 父が営業をしていた頃の話をしました。

わたしが 高校生だった頃 父に 神戸に転勤する話が出ました。

転勤の話を断って 転職した 父は 転職先で 相当な苦労をしました。

いつも 仕事の愚痴を言っていました。

それが 嫌で仕方なくて よく 喧嘩したわたしでしたが、

もし 辞めないで 神戸に行っていたら 阪神淡路大震災に遭って 亡くなっていたかもしれないよ。

という話を ずっとしたかったけれど 出来なかったのです。

母から この話を切り出してくれたので 話が出来ました。

神戸に転勤になった 同僚の方は 無事でしたが ものすごい揺れを 体験したそうです。

「オレが 単身赴任で行ってて 一人で死んだかもしれないよ」

と父は言いました。

「転職して 生きててくれて よかった!」

「学校に行かせてくれて よかった!」

って 言えました。

ご機嫌になった父は 晩ごはんを終わっても 引き続き ビールを飲んで YouTubeで アルプスの少女ハイジの曲を流しながら踊っていました 笑 

子供の頃 アルプスの少女ハイジのテープをかけてもらうと 車酔いしなかったので 思い出の曲なんです 照れ

そんなかんじで 21時にはお開きになりました。



蓮の花は 朝から開花して、昼には閉じてしまいます。

なので、早起きがマスト!



これは ホテルのそばで 夕方撮影した写真です。

1つの蓮の花は 4日間しか咲かない、とても儚い花です。


朝7時半に タクシーを予約していただき 古代蓮の里に向かいました。

もう 駐車場に車がいっぱいです。

平日にもかかわらず 大勢の方がいらしていました。

帰ることには 駐車場に行列が出来ていて、すぐ イライラする父は 車で来たら やっぱり大変だったとわかったようです。

曇り空でしたが 花を眺めつつ せっせと 写真を撮ります。












タワーにのぼって 田んぼアートも見えました。




ラグビーワールドカップにちなんだ もの。

以前 出かけたときは かんかん照りで 朝からとにかくものすごい暑さだったので 曇り空とはいえ 涼しいときに行けて良かったです。


両親もとても 喜んでくれて 誘ってよかったナーと思いました照れ

古代蓮の時期だけ出ている シャトルバスで JR行田駅に向かいました。


さきたま古墳のあたりをバスで通り 古墳のエネルギーは気持ちがいいなぁ。。。

と改めて思いました。

そんな話を 母にして 全く意味がわかんないと 言われました 笑

古墳に興味のない両親とは一緒には行けないので 古墳はまた今度。

っても 子供のころから 子供会やら 高校生のときに文化祭で発表するのに調べに来たりとか 何度か来ています。 古墳!

JRの行田駅に到着して、何にもないかなぁと思ったら美味しそうなラーメン屋さんがあったので、ラーメンを食べて 大宮駅で 両親と別れました。

わたしが家に着いて ありがとう!とメールをすると

駅から遠い 実家に住んでいる両親は バスが出るのをひたすら待っていて、まだ 駅前にいました。

とにかく 不便なところ なのよねぇ。。。

けど 静かで 空気は美味しくて いいところも あります。

さいたま市なのに 歩いて行けるスーパー コンビニが1つもないって ある意味スゴイ。



令和の田んぼアートもありましたっお願い

ホテル代や ごはん代 またまた 両親が 出してくれました。

ありがとう!

また 温泉でも行こうよって話も出て、次につながりそうでよかったです。


しっかり稼いで 両親や 祖父母を旅行に招待したいヨと常々言っている夫。

家に帰ってきたら そんな 夫のいたずらが 置いてありました。



波動石と 浄水器の部品が 顔になってた ガーン

ウケる 爆笑

毎日 お仕事 ありがとう!

毎度ながら 長々としてしまいました。

ここまでお読みくださり ありがとうございました。