余分な力を使わない！
なぜ心と体をニュートラルにする考え方に
至ったかを知りたい
”経営者の方！”聞いてください！
今回ご登場いただくのは、横浜市で、（株）プレゼンシング
インスティテュート ジャパン
代表取締役であり、施術師、
太極拳講師の坂本春之さんです。
坂本さんは、大学の時に太極拳出会い、力を使わない施術をされ
ている方です。
また、著書も３冊出されていらっします。
さかもと はるゆき さん
『イメージだけで「らくな体」をつくる本』
（サンマーク出版）
『鏡の魔法で自分まるごと好きになる』
（こう書房）
『一瞬でやる気のスイッチを入れる アクションブレーク術』
（こう書房）
『力がないひとの方が、
早く上達します』
坂本さんは、小学校のころから、アレルギー性リュウマチで、体
が弱く、いつも病院通い。空手を習っても、剣道を習っても、少
林寺を習っても、体がうまく動かず、続きません。根気もありま
せん。
中学のとき、”もっと強くなりたい。よくなりたい。”と思い、自律
訓練法や自己催眠の本を読みます。自分の力を引き出すために。
ところが、強さに憧れつつ、あきらめてしまう、自分がいました。
大学は、”こころを研究して何かできないか？”と思い、心理学科を
専攻。
大学３年のとき、友人に無理矢理、太極拳の見学に連れていかれ
ます。見ただけで、美しい。力をまったく使わない。坂本さん、こころ
を持っていかれます。
老師(中国で先生の意)の、
『力がないひとの方が、
早く上達します』
という言葉で、”ちがう世界”が開けました。
今まで、力がない、力が入らない、ことがマイナスだと思ってい
ました。それが利点になることがわかり、やってみよう！と決意しま
す。
最初、ゆっくり動かすので、むずかしい。一生懸命マネて、一生懸命
練習をします。自分のペースで、
ゆっくり、ゆっくり
やっていく。
キツイけど、自分の体を見ながらやる。
練習→確認→練習→確認・・・
研究のしがいがありました。
就職は、フツーのサラリーマンになります。”太極拳をやりたいけど、
一生やれるかなぁ”、という思いをかかえ続けます。
２５歳のとき、先生から”専門クラスに入らないか？”とお声がかかり
ます。
一生やろうか、考えて、せっかく声をかけられたので、方向性は間違
っていない、専門クラスに入る決意をします。
２７歳のとき、お父様が、ガンになり、看病をしなければならなくなり
ます。会社でも、ある大きな事件のフォローを上司がしてくれないた
め”会社は信じられない”という気持ちで、退職。
お父様は、ある不動産会社の総務部長兼取締役で、お仕事で大きな
ご苦労をされていました。結果、ガンにられ、その後、亡くなられます。
この時、ガンになる前の状態を感じとれて、手伝えなかったこと
が坂本さん、その後の使命に大きく関わってきます。
その後、中華料理店を経営していたお母様も、過労で倒れます。
経営者は、丈夫じゃないとダメだ。健康が一番大事だと、痛感します。
お父様の看病をしながら、２年間、整体の専門学校に通います。
整体の学校に行って、気がついたこと。ゆがみを直すことを基本して
いると。上手いと思った先生は、２名ほど。患者の体が抵抗を感じて
いるのに、力を入れている。さわり方に無理があるので、効果を感じ
られない。太極拳の方が、効果がある。
98年、太極拳のアメリカ人の弟子の紹介で、「トレガーアプローチ」
出会います。サンフランシスコで講習を受け、９９年に資格取得。
考え方は、
１．患者、施術する側、とも
無理をしない、痛みを与えない
２．治そうをしない
病気は治すものではない、という考えにもとづき、余分な力を使わないこと
が、基本です。太極拳の考え方と同じです。
実際、わたしも、坂本さんに施術してもらいましたが、３回ほど、ストンと
いきなり寝てしまいました。体を揺らしているだけで。
普段、日常の中で、意識してみるとわかるのですが、知らぬ間に、余分な
力を入れているんですね。
坂本さんは、自分でなかなかセルフケアをできない個人の方を対象に施術を
行っていました。
２００８年、メキキの会という【志】から仕事や自分の過去を見ていく、勉強会
に参加。自分の過去とのつながりを見ていく中で、お父様やお母様のことを
思い出しました。病気になる前の状態を気がつけなかった、という後悔。
経営者や経営幹部の方は、会社の中で、非常に影響力がある。しかも、ス
トレスやハードワークで、なかなか仕事から離れることができない。
そういう経営者こそ、健康を一番大事にしてほしい。そのことが、会社の周り
の社員に影響を与え、伝わっていく。あわせて、社員を大切にし、セルフケア
を個人まかせにしない。
今年に入り、「ビジネス健康会議」という予防をかねた、企業向け訪問サポート
を展開し始めました。
『こころ、からだ、仕事、家庭とも、健康で幸せで長生きしてほしい』
と考える坂本さんの志は、
経営者の方、ご自身が、余分な力が、知らず知らずのうちに入っていないか？
ちょっと、意識してみると、体の声に気がつくことがあるかもしれませんよ。
そんな経営者の方は、是非、坂本さんへご連絡してみてください！
