「有名アイドル=有能アイドルP」となり得るか? | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんばんは。

 

14th対面お話し会の1次応募が始まりましたね。私も今日午後に早速申し込みました。1次では同じメンバー・部で1枚しか申し込めないと言う事で、先ずは推しの舞香ちゃんに全弾投下(9/23,10/28の全部に1枚ずつ申込)。これで7枚となりますが、残り8枚についてはひときちと花菜ちゃんにそれぞれ4枚ずつ応募しました。前回は舞香ちゃんに40枚を超える申込をするも全滅。今回は何とか引っ掛かって欲しいと祈っています。

 

なお、今回申込にあたって留意すべき点がございます。それは希望する日・部を全て入力して1回で申し込む事です。例えば9/23と10/28の両日応募したい場合、それぞれの日で応募してはダメで、両日全てエントリーしてから申し込みをしないと、「申込は1回まで」(1次条件)に抵触してしまうのです。ここは盲点で、私もこの失敗をされたファンの方からのツイートで応募前に気付きました。先ずは日程別で画面を出して申し込みをするので、そのツイートを見ていなかったら、同じ過ちを犯した可能性大です。これから申込をされる方はくれぐれもご留意下さい。

 

 

さて、今回はあるネットニュースを題材に、「アイドル出身のアイドルプロデューサー」について考えてみたいと思います。先ずは以下記事をお読み下さい。

 

 

48グループ出身者がプロデューサーを務める(務めていた)グループを一挙紹介したものです。タイトル・リード文が嬉しいですね。

 

 

タイトルでは「指原莉乃のイコラブ、ノイミーだけじゃない!」と、イコノイをアイドル出身Pの成功例として挙げています。そしてリード文では「AKB48グループや、坂道シリーズにもせまる、アイドルグループの第三勢力にまで成長しつつある」との紹介も。今年のイコノイジョイの大目標として「アイドル界の『有力な一極』となる」ことを年頭に挙げましたが、この点については着々と達成されつつある事が窺えて嬉しく思えました。

 

が、今回の主題はそこではございません。採り上げたいのは、「有名(人気)アイドルでないと、プロデュースするグループは成功しないのか?」という点です。スポーツ界で有名な言葉として、「名選手、名監督にあらず」との格言があります。現役時代に大活躍して名選手として名を馳せた人が引退後に監督となっても、必ずしも成功しない(名監督となれない)事実を評したものです。実例を出すと失礼ですので具体的には触れませんが、プロ野球でもJリーグでもこうした例は枚挙にいとまがございません。

 

ただ、その逆もあります。現役時代はそれほどでも無かった方が、名監督となった例ですね。例えば春のWBCで「侍JAPAN」を世界一に導いた栗山さん。現役時代も相応に活躍はしましたが、「スーパースター」と言える程ではありませんでした(国立大学〔東京学芸大学〕出身で頭脳派の片鱗が窺えます)。他にも昭和後期~平成初頭の西武ライオンズ黄金期に指揮をとった森祇晶さんも、巨人V9時代の捕手として活躍したものの、ON(王・長嶋)に比べれば地味でした。今、思い出せないだけで、このように「名選手、名監督にあらず」の逆となった例はたくさんあると思います。

 

これがアイドルグループプロデューサー(長いので以下「アイドルP」と略します)に当て嵌まるのでしょうか?上記ネット記事を読んで、そこに思い至りました。先ず「名アイドル、名アイドルPならず」は当て嵌まると思います。記事で紹介されている48出身メンバーのうち、一番有名なのは元NMBの「みるきー」こと渡辺美優紀さんかと思います。次いで元SKEの大矢真那さんでしょうか。しかし、今現在この2人はアイドルPの地位にありません(活動終了、P退任)。相応に知名度のあった2人でしたが、アイドルPとして成功を収めたとは言い難い状況です。

 

一方、他の知名度の無いメンバーがアイドルPを務めた事案はどうか?忌憚なく言えば、今現在の成功例は皆無です。何をもって「成功」と言うかは人によって違いますし、活動を続けているグループであれば、今後「化ける」可能性も無いとは申しませんが、今は全てが「知る人ぞ知る」レベルのグループです。中には解散(活動終了)しているケースもあり、この例を見る限りでは、プロスポーツ界とは違い、それほど活躍しなかったプレーヤーが名マネジメントになったケースは無いのです。48以外に目を転じても同じかと思います。平成に入りグループアイドルが主流となって以降の大成功例は、「モー娘」「AKB48」「ももクロ」「坂道」ですが、いずれも男性(アイドル未経験者)Pです。武道館公演が出来る「準大手」クラスでも、アイドル出身Pっていないですよね?(一瞬だけアイドルだった等のケースは除く)今後は分かりませんが、ここまでを見ると現役時代成功していないアイドルが、Pとして名を馳せたケースは見られないのです。

 

 

可能性としてどうなんでしょう?スポーツ界では、監督が元有名選手で無くとも、それを支えるコーチ陣が優秀であれば問題ありませんし、選手個人のポテンシャルに負うところも大きいと言えましょう。多少良く分からない采配があったとしても、選手の実力で勝てる部分はありそうです。そう言う場合は何もしない事が、結果として「名監督」になる可能性もありますから。

 

一方アイドルグループにあって、Pの役割は極めて大きいです。よほどのバックを持たない限り、いくらヴィジュアルに恵まれた子たちが集まっても、適切なプロモーションをしないと世間にPR出来ません。そもそもですが、有名でないアイドルがPを務める場合、募集時点でハンディが大きいです。アイドルとして成功しなかった人がPをやるからと人を集めても、そこに手を挙げるのはそれなりのレベルに留まるでしょう。監督より先ずはチームありきのプロスポーツとはこの点で異なります。そして人脈。指原Pとて万能ではなく、それぞれの分野で一流と言われるスタッフに実務は任せています。有名どころでは衣装のしのぶさん。楽曲は矢山さんや塚田さん。演出は・・・(自粛)。こうした人脈を作るには、現役時代にそれなりの活躍を見せないと知り合う機会すら無さそうです。

 

 

そして説得力。スポーツとは違いプロモーション(見せ方)が大きくモノを言うアイドル界にあって、「こうしなさい」「こうすべき」と言う指導が説得力を持つのは、それを言うアイドルPが成功していたかに負う部分も大きいと言えます。私ならば現役時代に鳴かず飛ばすだった人に言われても、「でも、アンタは成功しなかったよね」と思ってしまいそうです。こう言うと身も蓋もありませんが、他人を成功させるだけのプロモーション力があれば、自身が成功していた事でしょう。そんな事もあり、雨後の筍の如く現れるアイドルPを見ると、「大丈夫?」と思ってしまうのです。将来は断定出来ないものの、現役時代に相応の成功を収めていない人が、アイドルPを務めてもあまり良い結果とならない事案が今後も多いと予測します。

 

ここまでは「指原P賛歌」となっていますが、実際その通りかと思います。イコノイジョイファンの贔屓目を除いても、坂道や48に次ぐ勢力となった事は客観的事実ですし、イコノイ2グループに関しては、武道館公演やオリコン初週10万を超えるグループとなりました。上を見るとキリがありませんが、アイドルグループとして成功した部類に入る事も、間違いない客観的事実と言えます。

 

 

言うまでなく有名アイドルだった指原P。しかしそれだけで「成功」が約束されていた訳でなく、アイドル文化をこよなく愛する情熱と、作詞や発信力に代表される希有な才能が、その名に集ったメンバーの高いポテンシャルで具現化されたのが、48・坂道に次ぐ「第三勢力」となった背景と言えましょう。結論として、「有名アイドルで無いと、アイドルPとして成功し難い」、一方で「有名アイドルであっても、アイドルPとして成功するとは限らない」と言えそうです。

 

それにしても私は幸せものです。アイドルとして応援し続けた人(指原莉乃)が、ステージを降りた後も夢を見させてくれ、新たな推し(佐々木舞香)を生み出してくれるのですから。

 

やはり指原莉乃は規格外で希有だと思わせてくれた、そんなネット記事だったと言えます。(終)