心震える珠玉のワードたち ~私の好きな歌詞~ | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

しっかり取れました!「イコノイジョイ2022」のチケット。ブロガー仲間4名(自分含む)で連番すべく、全員で「運命共同体」として私が代表して4人分の昼・夜通しチケットを申し込んだところ、無事当選致しました。万一落選したら何だか悪いなあと一抹の不安を抱いていましたが一安心です。ただ、ツイッター情報では落選の報もちらほらとあり、数日前に指原Pが呟いていたとおり、申し込みが多かった事を窺わせます。正直、「ダブルFC会員先行」段階なら全当でしょうと高を括っていました。見たい方は漏れなく当たって欲しいなという気持ちと、今後を考えると「全当」状態も抜け出さないと(動員力が増した証拠ですから)の相反する気持ちで複雑です。ともあれ、参戦が確定しましたので、準備を万端に行い、当日を楽しみに待ちたいと思います。

 

さて、先日「特攻」に関する動画を見ていました。一応解説しますと、「特攻」とは「特別攻撃隊」の略称です。先の大戦で劣勢に追い込まれた日本軍が取った作戦で、爆弾を積んだ飛行機もろとも米軍の艦船に体当たりするものです(他にも大型魚雷や、小型モーターボートで体当たりする「特攻」もありました)。当然パイロットは戦死する生還を期さない悲しい作戦であり、大戦後期の激戦地となったフィリピンや沖縄などで、多くの若者の命が散っていったのです。

 

その中で特攻に赴く兵士が婚約者に充てた遺書が紹介されたのですが、そこで「あなたの幸せを希う以外に何もない」と言う文章がありました。

 

※15:43頃からです。

 

「希う(こいねがう)」。イコノイファンならピンと来るワードですね。そう、ノイミー3rd「チョコレートメランコリー」の2サビで登場する言葉です。最初は意味が分からずに調べたところ「強く願う」との事。美しい言葉だなと思っていたところ、遙か昔の悲しい便りにも使われていた事を知り、胸が締め付けられる思いでした。

 

イコノイの魅力の1つに、こうした印象的で美しい歌詞があると思います。その殆どを作っている指原Pは「いつも辞書ばかり見ている」と明かしていますが、それにしてもシリアスな恋愛歌から、「IQゼロ以下」のトンチキソングまで、よくもこんなに言葉が浮かぶものだと日々感嘆しています。ブログで有名になったようにもともと文才の人でしたが、人生経験を重ねるに連れて更に言葉の引き出しが増えた感があります。

 

私もイコノイ楽曲で「特にこの歌詞が好き」というパートはいくつもあります。そこで今回は私が特に気に入っている歌詞をご紹介したいと思います。実際のパフォーマンス込みで大好物という部分もございますが、「ここを聞くと胸が熱くなる」という歌詞を抜粋します。以前もこうした記事を書いたかも知れませんので、なるべく最近の楽曲からフォーカスして参ります。

 

それでは参りましょう。

 

「明日の次のそのもっと先で」(イコラブ「桜の咲く音がした」)

 

・「最近の楽曲から」と言ったそばから、少し前の楽曲で恐縮です。ただ、このブログで何度も申し上げているように、本当にここ大好きなんですよね。何ならイコノイ全楽曲で一番好きと言ってもいいくらいです(ですので、いの一番に挙げました)。

・楽曲の最後に瞳がソロで歌うパート。真上を指さす振り付けも大好きです。いつも儚さの象徴として捉えている女性アイドル。その「寿命」は短い中、多くのファンに夢と感動を与えようと彼女達は賢明の輝きを見せてくれるのです。まるで盛夏に鳴き声を響かせる蝉のように…。

・そんな中で聴く「明日の次のそのもっと先」。果てしない未来への時間軸を感じさせてくれ、そこに希望を見出す思いです。いつかは彼女達も我々の目の前から去ってしまう事でしょう。そこは覚悟しつつも、その時間がずっと先であって欲しい。このパートを聴く度にそんな思いを抱くのです。

 

 

「恋の導火線 真っ赤な火が今つく」(イコラブ「青春”サブリミナル”」)

 

・またまた少し前の楽曲ですね(苦笑)。ただ、ここも外せないんですよ。私のお好みど真ん中の同曲ですが、その中でも大サビの同パートを聴くのが本当に楽しみです。実際のパフォーマンスも大好物です。ステージにメンバーが横一線に並んでこのパートを歌い踊る姿には、「王道アイドルイコラブここにあり」との感を改めて抱くのです。

・秘めていた思いが抑えきれなくなり、いよいよ表に出てしまう様が実に上手く表現されています。それにしても「導火線」とは…。これまで抑えてきただけに、思いが「大爆発」してしまう予感がします。

・ここから「いかりんぐ」のハモり(鼓動早くなり Ah 周りの温度が上がる)まで、目の前で聴いた時、私の心は浄化される思いです。そこに自分の意思が介在する余地はなく、まるで「サブリミナル」の如く自分の遠い昔の青春が蘇るのです。

 

 

「後ろ姿じゃ もう満足出来ないの」(ノイミー「チョコレートメランコリー」)

 

・冒頭ご紹介した2サビ「希う」も好きですが、最後のこのパートも好きですね。猟奇的と言える想いを綴った同曲ですが、このパートを聴くとゾクッとするのです。メンバーが横一列に並び、何かを迫るが如く前に進んでくるパフォーマンスが実に似合います。

・「一緒に行くって約束したでしょ?」「ここから地獄の入口」と言っていた「彼女」が、「もう満足出来ない」と言うその先に何があるのでしょう?そこを想像するのもスリリングな試みです。

・このパートを実際に見る度に、ノイミーの成長ぶりに思い至ります。青春の甘美だけでなく、幅広い世界観を表現出来るようになったと感じるのです。この先も更にスキルを磨いて、深遠な世界を見せて欲しいと「希う」のみです。

 

 

「この恋はもう大きくなれないけど」(ノイミー「まほろばアスタリスク」)

 

・続いてもノイミー曲。この楽曲は失恋歌にも拘わらず、イコラブ「ズルズル」「あのコン」とは違って、明るい曲調と言えます。それだけに秘めた想いを諦めざるを得ない哀しさが伝わって来ます。

・これを初めて聴いた時は涙が出ました。「この恋はもう大きくなれない」、なんと哀しく悲壮な言葉なのでしょう。星合の空(このワードも意味が分からず調べました)でまばゆく光る「君」に対して、星屑に混じるだけの「自分」。その距離はまさに天文学的なのでしょう。

・これを笑顔で歌うノイミーちゃん達。何か宿命を悟った笑顔にも感じられ、アップテンポで明るさも感じる楽曲にも拘わらず、そこに隠した涙が見える思いです。

 

 

「知らないバニラが香った時 魔法が解けていく」(イコラブ「あの子コンプレックス」)

 

・再びイコラブ楽曲。最新曲ですね。このパートが好きと言う方は多いかと思います。私は特に後半の「魔法が解けていく」が好きです。恋の終わりを魔法の終わりに準えており、ここでも哀しさを覚えます。

・前記の「まほろば」は明るいからこその哀しさであるのに対して、こちらは悲壮な哀しさですね。一瞬「あなたに導かれて雪に」なったのに、知らない香りを認識した時の絶望感たるや…。

・それでも怒りや困惑に取り乱す事なく、「私が弱かっただけ」「沈んでもいい」と淡々と運命を受け入れるかのような様が哀しいです。「昔の2人なら どんな目で見つめ合うの?」「運命じゃなかった2人は 来世では会えないでしょう」。ノイミー「まほろば」が宇宙の広さという横の距離を感じるのに対して、「あのコン」は過去から来世までに至る「縦」と言える時間軸の距離を感じさせてくれるのです。

 

 

いや、これキリが無いですね。丁度5曲となりましたので、この辺りで終わりたいと思います。皆さんもそれぞれお好みの歌詞があろうかと思います。こうした珠玉のワードを、上質なパフォーマンスで表現するのですから、そりゃあ夢中になる訳ですね。

 

これからもどんな言葉で、どんな世界を見せてくれるのか。「君と私の歌」、ずっと続け。(終)