イコラブ楽曲を語る②「僕らの制服クリスマス」 | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

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毎日日替わりで個々のイコラブ楽曲にスポットライトを当てる「イコラブ楽曲を語る」シリーズ。2回目となる今回は「僕らの制服クリスマス」(略称:僕クリ)です。

 

「僕らの制服クリスマス」(2ndシングル:2017.12.6リリース)

 https://www.youtube.com/watch?v=YIjPbF-dKQA

 

(公式MVリンクです)

 

 

 

1stリリースから3カ月後にリリースされた2枚目シングル。題名で分かるように、クリスマスに繰り広げられる学生カップルの拙くも純粋な恋愛をモチーフとしており、特に冬の季節にぴったりの一曲です。歌詞・曲調は王道アイドルソングど真ん中で、メンバー毎に色が異なるマフラーを使ったダンスの可愛さも定評があります。メンバーにも人気が高いようで、先日配信されたSR特番中のメンバーが選ぶお好み楽曲BEST3では、出席11人中3人が同曲を1位に挙げています。暑い真夏もマフラーを巻いてパフォーマンスしており、辛くないかなと感じるのですが、それでも好きと感じるメンバーが多い事が、この曲の「実力」を物語っています。

 

リリースまでの経緯は以下の通りです。

 

MV公開:2017.11.6

初披露:2017.11.7(東京・水道橋 ラークアのリリイベにて)

リリース:2017.12.6

 

ジャケ写が公開されたのは、MV公開の3日ほど前でしたが、王道アイドルソングを予感させる清楚な制服衣装はその時点で反響を呼び、MV公開への期待が高まりました。そのMVは当時配信されていたSR番組「イコラブ大特訓中」で公開され、こちらも「神曲」と大きな反響がありました。私がMV初見で「これはいい!」と思えたのは、これまでの6作の中で2作ありますが、その1つが「僕クリ」です(もう一曲も同じ曲調と言えば分かってしまうでしょうか)。デビュー時の素人臭さが幾分抜けつつも、まだ初々しさが漂う若いメンバー達を学生に見立てたMVは青春そのもの。僕目線で、恋愛のプロセスに戸惑いながらも、等身大のクリスマスを2人で過ごす歌詞には一遍の暗さも無く、イコラブちゃんのキラキラ笑顔が良く似合い、何度もMVを見返したものです。

 

「=LOVE」ではそれほど目立たなかった個々のソロパートが際立ってきたのも特徴的です。センター瞳以外にも、衣織さん(1サビ:「繋いだ掌から 好きがあふれる」)、杏ちゃん(2サビ:「僕のこのドキドキが バレないように」)、舞香(2サビ:「初めてのトキメキは」)、さなつん(Cメロ:「制服のまま飛び出そう」)などが印象に残りましたが、私が同曲で一番好きな箇所は大サビの瞳ソロ「繋いだ掌から 好きがあふれる」です。文句なしの可憐なアイドルボイスで、MVでも可愛さ極まる表情がアップとなり、王道ソングである本作のまさに象徴。リリース直後、会社近くのデパートに飾り付けられた煌めくオーナメントの下でこの箇所を聞いた際には、その風景との嵌まりっぷりに謎の震えが来た程でした。1サビで同じ歌詞を担当する衣織さんとの対比も楽しめる箇所です。

 

また前記した色とりどりのマフラーを使ったダンスも魅力です。私の体験したマフラーエピソードで印象的な出来事が2つあります。1つは201711月、吉祥寺キラリナ屋上でのパフォーマンス。みりにゃが体調不良で急遽不参加となった際は、みりにゃの紫色マフラーをなーたんが自分のピンクマフラーに繋げてステージに立ちました。首元がモコモコでちょっと踊りづらそうでしたが、ほのぼのした気持ちになったものです。

 

 

もう1つは201812月の銀河公演。まさにクリスマス時期に行われたライブでしたが、その際の私の席は3階バルコニー席。ステージを上から眺める天空席かあと思いましたが、「僕クリ」のパフォーマンスを上から臨むと、ターンする箇所ではマフラーがなびき、ステージに12色の綺麗な花が咲いたようでした。カラーマフラーを巻いている時期は、上から見る「僕クリ」はお薦めですよ。

 

リリース当時はメンバーの過半が「制服」の現役学生でしたが(舞香、花菜、瞳、衣織、しょこ、なぎさ、きあら)、時は流れ4月からはぴんくえんじぇるの2人だけとなります。そうした年齢的側面や、今後持ち歌の増加に伴い、特に季節外れとなる春~夏期間は「僕クリ」が聴ける機会も少なくなるかも知れません。

 

私もライブで楽しみな曲の1つですが、いずれはクリスマス時期限定の披露とするのもありかと思います。この曲を聴くことによって、メンバーもファンも輝きの季節が到来したことを実感するのも悪くありません。披露時期を限定すると、冬のイコラブを象徴する一曲となるでしょう。

 

またこの曲は、2周年ライブで行ったアコースティック版での披露がピタリと嵌まります。同ライブでは生演奏をバックにメンバー全員が着席して披露しましたが、ここにハンドベルなどを加えるのもクリスマスらしくて「あり」だと思います。

 

更に言えば、歌姫メンバーによるソロ披露にも適しています。バラード調にしっとりと歌う「僕クリ」。最後のフェイクを含めて、さなつんの安定した柔らかい声が一番適しているのではと個人的に感じます。

 

初聴時は「これが王道アイドルソングの完成形だよ!」と感じた「僕クリ」。実はこうした発展性も豊かな一曲だったことに、今更ながら驚かされます。(終)