伝右衛門と燁子の結婚が1911年(明治44年)のこと。

なので、当然ながら建てられたのはその頃です。



基本的には日本(和風)建築ですが、和洋折衷でモダンな建物。
敷地面積7000㎡超え、延床面積も1000㎡を超える大豪邸です。


玄関を入ってすぐのところが応接室。


こちらは洋風。

外から見るとこんなです。



そうですね~。
例えるなら…志賀直哉旧居とか、無鄰菴の洋館とか、そのあたりをイメージしていただけるといいかな。


最初に見たお部屋は資料室。


『花子とアン』の撮影時のものが中心ですが、伝右衛門と燁子の写真などお屋敷所縁の品が並んでいます。

一応著作権的なものがあるので撮影はできません。
気になる方は足を運んでみてくださいね。

その資料室手前、次の間と言ったらいいのかな。
このお部屋の窓がとっても素敵でした!



この頃の窓ガラスは独特な歪みがあってそれもそれで大好きなんですけど、こういったデザイン性のあるガラスもいいですよね。



屋敷内にはいくつかこういったデザインガラスがはめられてまして、どれもモダンでよかったですね。





中庭というにはけっこう立派なお庭(笑)。




さて、奥へすすんでみましょう。


途中には立派な神棚が設えられた部屋があります。


家具類がすべて押し入れに隠れるようになってたりして、当時としては割と先進的なんじゃないかな?



茶室ももちろんあります。



床柱も立派だし、建具にも細部までこだわって作ってます。



そして、こちらが水舎。


廊下にあるんですけど、ここも戸を閉めれば隠れるようになってます!

スッキリ収納先取りした感じです(笑)。



さぁ、いよいよ一階のメインのお部屋大広間へ。


視界が最高!




というわけで、長くなったので次へ(^_^;)