というわけで、続き。

博多祇園山笠は約1カ月にわたる長い時間をかけて様々な行事が行われます。

その間、たいていの山は市内を舁く時以外は町内でお休み。

これはまぁ、京都の祇園祭もそうですね。
京都も宵山宵々山では各々の町で山鉾を大切にお守りしております。


これとは別に、市内を舁かない山笠を飾り山笠と言い、お祭りのメイン会場でもある櫛田神社(祇園祭の主役となる素戔嗚尊が祀られてる)にはこちらの山笠が常時展示されています。

表は割と真面目なテーマで、裏(見送り)は少々ポップなテーマが題材となるそうです。

ちなみに、この山にも全体的なルールがいろいろあるそうで、詳しくは各所の公式サイトで 確認
(例)http://www.hakata-yamakasa.net/word/kazariyama/


そうそう。
京都だと祇園祭には各町内で粽が作られますが、こちらの博多では特にそういったものはないそうな。

櫛田さんでも特にこのお祭りに合わせた授与品があるわけではなく、唯一おまんじゅうだけはこの期間にしか買えないものがあるそうです。

商売っ気のない、ただただ“祭り”に徹するのはこっちとしては好感度いいですね(笑)。


そんな祭りの中心となる櫛田神社。



櫛田入りと言われるのは、この狭いエリアの中に山笠を舁き入れ、清堂旗をぐるっと回っていきます。



これがタイムに直結する重要なポイントになるんですね。

清堂旗は他にも何か所かたてられていて、そこも同じようにくるっと回ることになってるんだそうです。




スタートの合図を送る櫓の太鼓。



祭のフィナーレへ。
ここから一斉に駆け出していくんですね。





さて、途中暑さを和らげるために資料館で見学がてら涼んでから、川端商店街にある飾り山をいろいろ見学に行きました。


『京鹿子娘道成寺』です。


これを踊ってもう20年以上経ってしまいました(笑)。
時の経つのは早い。

お膝元だけあってやはり福岡ダイエーホークスは鉄板。

DSC_0084.JPG

アビスパ福岡も頑張ってるよぉ~(泣)。

変わり種のスターウォーズ。


これは昨年造られたものらしい。


今年のお祭りが終わったから解体されたんじゃないかな。



こんな風に街中のあちこちに飾り山があって、それもかなり狭い間隔で飾ってあるのであちこち見るの大変!


そうして、集団山見せの中心地でもある博多座付近までやってきました。



もうすぐ予行練習(?)でこの通りを7つの山が舁けていきます!

ワクワクです~(#^.^#)