二階のお部屋、最期はこちら。
千鳥の間と名付けられてるお部屋なので、室内装飾あちこちに千鳥柄。
可愛い♪
それにあわせてなのか、素敵なお着物が飾られてました。
こういうの大好き❤
階段の踊り場はモザイクの床。
大正期の階段や床にはよくみられる模様ですね。
無鄰菴の洋館もこんな床でした。
さて、続いて一階へ。
一階は当初はお付きの方たちのお部屋として使われていたのでしょう。
一時一般のお宿として使われてた時もあると言いますが、襖で仕切るだけなので音漏れ必須でしたでしょうね(笑)。
真ん中に畳の廊下。
両サイドに小部屋。
そして、窓側にも縁側廊下が続きます。
気ままにお過ごしくださいという名目で、将棋と碁が楽しめるようになってました。
ここでぼ~っと潮風に吹かれながら将棋とか碁とか楽しむなんて、贅沢な日常ですよね。
こちらは寿の間。
大人数のお客様向けのお部屋のようです。
ここも、自由に過ごせるようにちょっとしたお道具が置いてありました。
廊下には椅子もあるので、そこに座ってぼ~っとするのもいいかな。
あまりにぼ~っとしてばかりだと、チコちゃんに叱られそうですけどね(ウチの母親、だいぶハマってみています)。
廊下だけど橋。
途中には資料室があり、歴代訪問者の直筆のメモなど、貴重な品が並んでいました。
しかし、まぁ、ここでもヘンなとこに目が行く我が家(笑)。
中庭もお手入れが行き届いていて素敵です。
大きな庭はなくとも、これくらいのお庭は欲しいかな。
そして、最後にお外のお庭。
立派な松の木がたくさん。
三保の松原しかり、宮城の松島しかり。
海にはやっぱり松が似合いますね。
この日も庭師さんがひとつひとつ丁寧にお手入れをされていました。
母がボソッと「うちの庭もやってもらいたいわね~。」って言ったのが印象的(笑)。
草むしりや細かい作業はじぶんでやるけど、庭の木々はほとんど庭師さんにやってもらってるでしょうに…(^_^;)
お庭から見た大広間。
そして、御殿の間。
水銀窟も爽やかな音をたててました。
唐破風のお屋根がとっても素敵。
正面からの賓日館。
じっくり見せていただいて一時間弱。
好きなものを楽しむととっても心が癒されますね。
父も母も大満足でした。