クロイタンスEMのブログ -18ページ目

クロイタンスEMのブログ

ブログの説明を入力します。

先日 横浜シンフォニエッタのコンサートに行った

昨年、ラ・フォル・ジュルネで聴いた弦楽アンサンブル

逗子という土地柄からか

客席には髪や目の色の違うお客さんが目立った

プログラム・ノートは英語で併記されていた


モーツアルト: アイネ・クライネ・ナハトムジーク

ブリテン: シンプル・シンフォニー 

チャイコフスキー: 弦楽セレナーデ  


溌剌とした若いアンサンブルで

積極的な弾きっぷりが小気味よい


ブリテンは何と20年ぶりくらいか

懐かしかった

第2楽章のピチカート、音量豊かで切れも良く楽しんだ

イングランド、いやスコットランドだろうか

その独特な響きはとても素敵だった

イギリスの人には

故国を思い起こさせずにおかないのでは


時折見せる意外性にハッとした

アイネ・クライネの第2楽章、

早めのテンポでケレン味なく進んだが

中間部ですっとテンポが落ちると

やさしさに満ちた空気が流れた


チャイコフスキーも分厚い響きと

エネルギッシュな緊迫感を楽しんだ


さて

横浜育ちの僕なのだが 逗子は初めてだった

横須賀線沿線は

大体、鎌倉 北鎌倉あたりが行動範囲だった

だから 心楽しい夕べになった



プロヴァンスの丘で

家族や地元の友達リリと過ごした芳しい”子供の時間”
やさしく美しい母への追憶


最近、衛星放送で流れた
原題は「母のお城」
(Le chateau de ma mere)
「マルセルの夏」(原題「父の栄光」)に続く連作の後編

胸に沁み入る音楽とあいまって あまりに美しい


マルセイユから毎週末のように
プロヴァンスの別荘を訪ねるようになる
母の健康のために
小さな弟ポール 幼い妹を抱えた母
たくさんの荷物を持った道のりは遠い


あるとき
運河の入り口で父の教え子ブジークにで会う
いまは運河の監視員だ
彼の手配で 運河沿いに近道を行くことに

彼から預かった合鍵で
敷地の間の扉を開けて
いくつも屋敷の前を通り抜ける


貴族の館で出くわした主は

この愛すべき家族を寛大にもてなす
途中のお城に
大きな犬を連れた監視人がいる
母がおびえた
いつも生垣に隠れるようにして進んだ

あるとき
お城を過ぎた次の扉に南京錠が
意地悪な監視人に 元の道へ帰される


ブジークは仲間2人と彼を凝らしめる
運河沿いの扉に勝手に施錠してはいけないと

意気揚々と別荘にやってきた彼らを交えて
プロヴァンスの丘に至福の時間が流れる


以下 字幕から
-------------------------------------
時間が人生の水車をくるくると回す
5年が過ぎた
車輪の位置が高い馬車の後ろを私は歩いていた
喪服に身を包んだ弟と手をつないでいる
母を見送ろうとして
以後、大人になるまで
母の話をする勇気はなかった


ポールは大きくなり ヒゲを蓄えた
愛するエトワールの丘でヤギの群れを追った
彼の牧歌的な生活は30歳で幕を閉じる
リリは
それより何年も前から墓で眠っていた
1917年に森の中で額を弾で打ち抜かれたのだ
名も知らない茂みの中で息を引き取った


それが人生だ
楽しかった思い出が悲しみへと変わる
大人になると分かる悲しみ


僕の部屋、

今日はなぜか本当に久しぶりに

ブルックナーの交響曲第7番が鳴っている。


かつてウィーンに半年ほど滞在した。

そのときリンツ郊外のお城へはるばる訪ねて行った。

もうその名前は覚えていない。

ウィーン弦楽5重奏団のコンサートが目的だった。

縁あってそのトップ奏者に誘っていただいた。


友人O (Danish) に同行してもらい、

それこそ道々で尋ねながら2時間以上歩いただろうか。

行ってみると

車がないととても行けそうにない所だと分かった。

でも目的のお城にたどり着くことしか頭になかった。

楽しかった。

家族が一緒だった。

小、中学生の娘二人も一度も弱音をはかなかった。

田畑やちょっとした森を抜けて行った。


途中に修道院があった。

聖フローリアン修道院だという。

Oに誘われて中に入った。

ブルックナーが少年聖歌隊隊員として過ごした。

そして付属教会オルガニストとして活躍したという。

今そこにブルックナーが眠る。

何ともいえない感慨が。


お城は素敵だった。

庭の大きな木陰に舞台が設えられた。

さわやかな夜、夢見心地の時間は過ぎた。

終演後は野外のレストランでディナー。

演奏者の方々も一緒だ。

とても帰れないから

近くのホテルに泊まることになった。


翌朝は彼らの車でリンツ駅まで一っとび。

2台でほとんどレース状態。

怖かった。

本当に怖かった。


今、すべては芳しい思い出だ。

今日も。。。

もう寝よう。

バッハのヴァイオリンのためのソロ・ソナタ3番が響いている・・・。

バッハっていいなーー。



昨夜は、久々にサントリーHで日本フィルの定期演奏会。

コバケン(小林研一郎)の指揮、

イマジネーション豊かで素敵な指揮だった。


バルトーク:オーケストラのための協奏曲

(休憩)

リスト:ピアノ協奏曲第1番(Pf: 小山実稚恵さん)

コダーイ:ガランタ舞曲

リスト:レ・プレリュード


初めて右手2階席の舞台にかぶった位置。

コントラバスや管楽器群が眼下に。

ここが結構良かった。

指揮者やオケの動きが手に取るように見える。

音もとても良かった。


オケの演奏効果抜群のプログラム。

それにしてもチューバ、

1本で一挙に

オケの響きを野太く分厚いものにしてしまう。

痛快だった。


オケコン、ガランタは初めて生で聴いた。

オケ全体が巨大な生き物となってめまぐるしく動くさまは

痛快そのものだった。

やはり、生がいい。


さて、休憩をはさんで後半。

僕の席の近くがSPだらけに。

何事かと思いきや

なんと皇后陛下のご登場となった。

高雅な雰囲気をたたえた方だった。


久々に

美しい一晩を楽しんだ。