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クロイタンスEMのブログ

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ウィーン・フォルクスオーパー(Wiener Volksoper)

日本公演がだいぶ前に衛星放送で流れた

「メリー・ウィドー」(レハール)

何度見ても楽しい

でも 太目のハンナ・グラヴァりの動きが鈍い

ヴァランシャンヌももうちょっと魅力的だったら・・・

なんて贅沢な欲求もひそかに沸いた


すぐ あの歌姫を思い出していた

メラニー・ホリディー! 

美貌・美声のWVO看板スターだった

彼女のヴァランシェンヌは素晴らしかった!

バレリーナ出身ということもあって

カンカンなど身のこなしがシャープで素晴らしい

なによりも あふれるようなサービス精神に

客席は虜になる


初めて彼女を生で見たのはもうずいぶん昔

「こうもり」(J.シュトラウスII) 

軽やかでチャーミングな彼女のアデーレ

絶品だった

今思えば まるで夢でも見ていたかのようだ







新潟のリュートピアで東京交響楽団を聴いた

ラヴェルの「ダフニスとクロエ」全曲

美しいこのホール、音響も素晴らしい

このオーケストラの開放感あふれる圧倒的な響きがホールに満ち

休日の午後を存分に楽しんだ


近くの白山神社を歩いていたら

忠犬ハチ公ならぬ忠犬タマ公の銅像が・・・

雪崩に襲われた主人を2度にわたって救い出したという

凛々しく可愛らしい姿にしばし見入った

新潟駅でも発見

ここでは有名な犬らしい

機会があったらぜひご覧ください


花房晴美 室内楽シリーズ 
パリ・音楽のアトリエ 〈第5集 サン=サーンスの夜会〉

を聴いた(東京文化会館小ホール)


腕達者なメンバーによるオール サン=サーンス プログラム
珍しい曲が多く、楽しかった
クラリネットとピアノのためのソナタ、美しかった
なんと言っても
7重奏曲=ピアノ五重奏+コントラバス+トランペット 
コントラバスが低音部に一層の厚みを加え
トランペットはピアノ+弦楽器の響きに 金管の輝きを与えた
聞いたことのないような華やかさが会場を包んだ


花房さんによるアンコールは
サン=サーンス7才のときの「子守唄」
その天才ぶりはモーツアルトにも譬えられたという


ところで
ストラヴィンスキーの「春の祭典」
パリでの(バレエ)初演を見たサン=サーンス
冒頭を聴いて
楽器の使い方を知らない者の音楽は聞きたくない
と言って席を立ったという






衛星時代劇(NHK;再放送)が好調だ

今回は”五辨の椿”(山本周五郎)


自分をこよなく愛した父の無念を晴らそうと

5人の男への復讐に燃える”おしの”

――国仲涼子が素晴らしい

実行の日、決然として相手のもとへ向かう

その美しさは この上ない!

いわば、連続殺人犯なのだが

いつのまにか

彼女の計画の成就を願ってしまう

次回は最終回、実の父が標的だ


もう一つ大きな特徴は音楽だ

なんと

ストラヴィンスキーの「春の祭典」が見事に調和している

パリでのバレエ初演の際、暴動が起きたというこの曲

何の違和感もないどころか

大火事のシーンなど

まさにこの音楽が十二分にストーリーを物語っているから不思議だ


いつも思う

衛星時代劇シリーズ、

若手女優さんの美しさを最大限に引き出している

カメラワークも出色だ



芸大オペラ公演二日目を見た

素晴らしかった

モーツァルトのこの演目、最も好きなものの一つだ


ドン・ジョヴァンニ(DG)と従者レポレッロ、

主役のバリトン二人が素晴らしかった


ツェルリーナ、可愛かった
ちょっとしたお色気、
乙女の華やいだ雰囲気がDJの気をそそるのに十分だ
ドンナ・アンナは生真面目な貞淑な女性、
ドンナ・エルビラはドン・ジョヴァンニに翻弄されながらも
彼をいとおしく思う寛容さを示す
三者三様の女性が絡むのだが
DGはすべてのタイプの女性がOKだ
「スカートをはいてさえいれば・・・」
などという歌詞が出てくるくらい


さんざん悪事を尽くしたDGに恐ろしい最期が待っている
騎士長(亡霊)との生死をかけたやり取り
死と対峙したDGの気迫
地獄に落ちていく様
涙が出てきそうだった


芸大フィルハーモニアのメンバーの方からお誘いいただき
二日前にリハーサルを見た
オペラに精通しているわけではなく、大して知らないのだが、
この公演の素晴らしさを瞬時に理解した


かつて
ウィーン、シェーンブルン宮殿のローマ遺跡を舞台にした
ヴィーナー・カンマー・オーパーの野外公演を見た
最前列で圧倒的な上演を目の当りにして以来、虜になった
スコーヴスのドン・ジョヴァンニは痛快だった

この舞台、一生忘れない

当時、小中学生だった娘たちの心にも

鮮明にその映像が焼き付いているようだ