原発事故は東電が招いた人災 -55ページ目

■社員のメール公開して同情を買おうとする東電

東電は自分の会社が社会に多大な迷惑かけた事を、全く理解していないとしか言いようがない。

東電社員は頑張っていると言うけれど、それは当たり前。
利益に目がくらんで、この惨事を招いたのは東電。
東電の尻拭いをする為に頑張っている消防や自衛隊や二次雇いの作業員が寒い中雑魚寝を強いられているのに
東電の社員は、ローテーションを組んで休息を取る事が出来ます。

ところでこのメールで「窮状を訴え、本社の支援を求めている。 」とありますが、本社は何もしていないのでしょうか?

まあ、労働環境に問題があると言うなら、上司でも労組でも労基署にでも裁判所にでも訴えてください。 

http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260360.html

東京電力の福島第二原子力発電所で働く女性社員が、
東電本社の幹部に、現場の状況を電子メールで伝えてきた。
事故を起こした企業の社員であり、被災者でもある立場の苦しさもつづっている。
両親の行方はわからないという。

メールを受けた幹部はかつて女性の上司として第二原発で働いていた。
幹部からメール転送された東電関係者が、社員の名と所属を伏せて記者に見せた。
関係者は「いまの状況で見せることが適切なのか迷ったが、
社員の希望でもあり、現場の様子を知る参考にしてほしい」と話す。

メールの送信日時は23日正午過ぎ。送り主は46歳の事務職の
女性社員だ。次のような内容でつづられている。

「1F(福島第一原発)、2F(第二原発)に働く所員の大半は地元の住民で、みんな
被災者です。家を流された社員も大勢います。私自身、
地震発生以来、緊急時対策本部に缶詰めになっています。個人的には、実家が(福島県)
浪江町の海沿いにあるため、津波で町全体が流されました」

「実家の両親は津波に流され未(いま)だに行方がわかりません。本当なら、
すぐにでも飛んでいきたい。でも、退避指示が出ている区域で立ち
入ることすらできません。自衛隊も捜索活動に行ってくれません。こんな精神状態の
中での過酷な労働。もう限界です」

福島第一、第二原発では、2010年7月時点で東電の社員約1850人、関連会社や
原発メーカーなど協力企業の社員約9500人が働いている。東電によると、
9割が福島県内在住で、そのうちの7~8割は原発周辺の双葉地域の住民。
事故後は東電、協力企業の地元社員だけでなく、全国から集められた社員らが交代で
作業している。

「被災者である前に、東電社員としてみんな職務を全うしようと頑張ってます。
特に2Fは、自分たちのプラントの安全性の確保の他に、1F復旧のサポートも
同時にやっていた状況で、現場はまるで戦場のようでした。
社員みんな心身共に極限まできています。どうかご理解下さい」

「今回の地震は天災です。でも、原発による放射性物質の汚染は東電がこの
地にあるせいです。みんな故郷を離れ、いつ戻れるかどうかもわからない
状況で、不安を抱え怒りを誰にぶつけてよいのか分からない! それが今の現実です」

社員は「この現実を社内外に届けてください」と伝え、本社の支援を求めている。

■東電社員「自分たちが被害者だといった考えはやめろ」「贅沢な生活をしていることを再認識しろ」

計画停電によりご迷惑とご不自由をおかけしておりますが、
計画停電は、供給量よりも需給量が上回っているので、計画的に
停電をさせていただいているのです。震災により、
いくつかの発電所が停止してしまい、みなさんに電気を
供給することができなくなってしまったのです。計画停電は、
被災された方に電気を送るためではないことをご理解ください。

また、今まで、何不自由なく電気を使えていたのは、福島県のみなさんがあってこそなの
です。福島県には、多くの方が不安を抱え、避難所で不自由な
生活をされております。比べることはできませんが、
福島県で被災に合われた方よりはるかに贅沢な生活を遅れていることを
今一度再認識してください。

私たち東京電力を非難することはかまいません。しかし、
不自由だとか自分たちが被害者だといった考えはやめてください。電気を使え、
うちに帰れば家族がいる生活に幸せを感じてください。

今、日本が一つにならなくてはならないのです。
被災にあわれた方が、一日でも早く普段の生活に戻れるように
一人ひとりができることをやっていきましょう。私も社員として、
一人の人間としてやれることからやります。

最後に、私たち東京電力社員は、、震災以降、家族の安否や自分の
健康関係なく、復旧に向けて寝る暇を惜しんで対応しております。
色々とご不満やご意見もあるかと思いますが、
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

http://megalodon.jp/2011-0326-0112-35/ameblo.jp/morizo-wr83/entry-10835311318.html
http://www.tepco-aggressors.com/member/439

福島原発「被曝作業員」3人は下請け―業者名明かさぬ東電

http://www.j-cast.com/tv/2011/03/25091275.html

福島第1原発3号機で24日(2011年3月)、作業中の3人が被曝し、うち2人が足の皮膚に炎症を起こして病院に搬送された。「とくダネ!」は「予期せぬ大量の放射線 なぜ?作業員3人が被曝」と取り上げたが、2人は高濃度の放射線に汚染された水たまりで短靴を履いて作業していたという。

ことここに至って「予期せぬ」というのも解せないし、まして水が溜まっているのが分かっていて短靴で作業とは開いた口がふさがらない。
放射線量計測しないまま作業

事故が起きたのは3号機のタービン建屋の地下1階。作業員1 件たちはケーブルの敷設作業に従事していた。3人が上半身につけていた放射線量計の数値は173~180ミリシーベルト(作業員1 件の被曝線量の上限は250ミリシーベルト)だったが、短靴を履いていた2人が水深15㎝程のところで靴の上部から水が浸入、足のくるぶしのところまで水に浸かった。水面の放射線量は毎時400ミリシーベルトに達していたという。

診察した医師によると、高濃度の放射能物質が付いて起こるベータ線熱傷の疑いがあるという。一人は長靴を履いていて足への障害は免れたが、そもそも高濃度の放射能に汚染されている場所で、なぜ身軽な格好で作業をさせたのかという疑問が湧く。

呆れたことに、事故当日は放射線量の計測をしないまま作業に従事させていた。東電は「事故のあった場所で前日も作業を行っていたことや、浸水が少ないということもあり、当日の計測は不要と判断した」という。

被曝対策も丸投げ

予期せぬというのは、人為的なこうした判断ミスを指しての表現なのだろうが、放射線防護の専門家、福士政広(首都大学東京教授)は次のように厳しく批判する。

「作業員も最悪の事態を考えて、長靴をはくくらいの注意が必要だったし、(作業員を)送り出す現場管理者も水があることは分かっていたのだから、きちっとチェックする必要があった」

傲慢というか、ナメた姿勢の東電側の記者会見に出席した岩上安見(ノンフィクション作家)は、「被曝した3人は東電の社員ではないようなんですが、どこの会社の社員なのかという質問に東電は一切答えない。どういう立場に置かれた人なのか答えようとしないのは問題がある」と憤懣やるかたなしといった表情だ。

東電にはあいた口がふさがらないが、こうした判断ミスを防ぐ役目の原子力安全・保安院は現場で何をしているのかも解せない。原子力不安院に名称変えた方がいい。

■東電社員寮リスト

東京電力社宅 東京都江東区豊洲5丁目
東京電力(株)宮本町寮 http://www.mamiya-p.co.jp/case/img/img0202_02.jpg
東京電力(株)独身寮両国吉武ハイツ
東京電力(株)看護婦寮若葉町ビル
東京電力(株)独身寮豊玉ビル
東京電力(株)家族寮中延三田ビル
東京電力(株)独身寮丸高ビル
東京電力(株)独身寮横井ビル
東京電力独身寮 東京都立川市曙町1丁目
東京電力独身寮 埼玉県川越市小仙波町4丁目
東京電力 第一狛江社宅 東京都 狛江市
東京電力 第二狛江社宅1 東京都 狛江市
東京電力 第二狛江社宅2 東京都 狛江市
東京電力 平井家族寮 東京都江戸川区
東京電力(株)新前橋寮 前橋
東京電力家族寮 群馬県沼田市材木町
東京電力寮 長野県小諸市甲
東京電力 草加保修所社宅 埼玉県 草加市
東京電力株式会社 仙川寮 東京都調布市仙川町2丁目9-19-102
東京電力(株)千谷川社宅 小千谷市
東京電力荒川沖寮 茨城県土浦市荒川沖東1丁目2‐5
東京電力寮/東京電力社宅 静岡県富士市加島町
東京電力新富士吉田寮 富士吉田市
東京電力笠原寮 柏崎市
家旅寮東京電力 静岡県富士市
サンライト山崎東京電力寮 茨城県ひたちなか市東石川3丁目
東京電力保土ヶ谷変電所家族寮 神奈川県横浜市西区久保町11
東京電力(株)泉が丘寮 栃木県宇都宮市泉が丘1丁目17‐52
東京電力(株)野白寮 栃木県宇都宮市戸祭3丁目9‐14
東京電力株式会社 第一姉崎寮 千葉県市原市姉崎1687-1
東京電力寮 千葉県成田市囲護台
東京電力社宅 栃木県小山市駅南町3丁目
東京電力株式会社貝塚寮 千葉県千葉市若葉区都賀5-20-33
東京電力柏独身寮 千葉県柏市中央2丁目2-25
東京電力株式会社 海神独身寮 千葉県船橋市海神3丁目25-21
ファインビラINO東京電力寮 群馬県高崎市小八木町2007‐12
東京電力(株)信濃寮 新潟県小千谷市千谷川1丁目11-20
東京電力社宅 埼玉県春日部市八丁目
東京電力寮 埼玉県熊谷市末広2丁目
東京電力寮 茨城県土浦市東崎町
東京電力辰巳第二独身寮 千葉県市原市辰巳台東3丁目13-2
東京電力寮 千葉県富津市大堀2丁目
東京電力(株)東宝木寮 栃木県宇都宮市東宝木町9‐7
東京電力(株)野白寮 栃木県宇都宮市戸祭3丁目9‐14
東京電力汐見台独身寮自治会 横浜市磯子区磯子3-5-1 区連会事務局
東京電力勝山寮 群馬県多野郡上野村大字勝山262-1

東京電力健康保険組合 東京都 千代田区 内幸町1-1-3
東京電力健康保険組合鎌倉荘 神奈川県 鎌倉市 由比ガ浜4丁目10-7
東京電力健康保険組合日光荘 栃木県日光市中宮祠官有無番地
東京電力健康保険組合横浜増健センター 神奈川県横浜市西区高島2丁目4-13
東電健保さいたま増健センター 埼玉県比企郡滑川町大字羽尾4345 - 2
千葉県富津市大堀 東京電力大堀独身寮
埼玉県春日部市八丁目 東京電力幸松社宅
埼玉県熊谷市末広2丁目 東京電力熊谷寮
埼玉県川越市小仙波町4丁目 東京電力川越独身寮
栃木県小山市駅南町3丁目 小山駅南ハイソ東電社宅
東京都江東区豊洲5丁目 東京電力豊洲社宅
茨城県神栖市土合本町4丁目 東京電力土合社宅
茨城県土浦市東崎町 東京電力土浦家族寮
茨城県ひたちなか市東石川3丁目 サンライト山崎東京電力寮
静岡県富士市加島町 東京電力富士加島寮
長野県小諸市甲 東京電力坂下独身寮
新潟県小千谷市千谷川1丁目 東京電力越路寮
新潟県小千谷市千谷川1丁目 東京電力信濃川電力所千谷川社宅A棟、B棟
新潟県柏崎市扇町 東京電力扇町家族寮
新潟県柏崎市鏡町 東京電力鏡町社宅
新潟県柏崎市豊町 東京電力柏崎刈羽原子力発電所豊町社宅1
新潟県柏崎市豊町 東京電力柏崎刈羽原子力発電所豊町社宅2
新潟県柏崎市豊町 東京電力笠原寮
山梨県甲州市塩山上於曽 東京電力塩山寮
山梨県富士吉田市下吉田 東京電力新富士吉田寮
神奈川県横浜市磯子区汐見台2丁目 東京電力磯子家族寮(汐見台寮2101号棟 2102号棟 2103号棟 2104号棟)
東京電力(株) 犀川独身寮 長野県長野市信州新町竹房266-2
東京電力(株) 猪苗代電力所本町寮 福島県会津若松市本町2-60
東京電力(株) 猪苗代電力所若水寮 福島県会津若松市滝沢町3-55
東京電力(株) 仙川寮 東京都調布市仙川町2丁目9-19
東京電力(株) 竹房寮 長野県長野市信州新町竹房266-2
東京電力白銀寮A棟 東京都新宿区
東京電力白銀寮B棟 東京都新宿区
東京電力白銀寮C棟 東京都新宿区
東京電力(株)早稲田家族寮2号棟 東京都新宿区
東京電力(株)早稲田家族寮3号棟 東京都新宿区
東京電力(株)早稲田家族寮4号棟 東京都新宿区
東京電力広尾独身寮 東京都渋谷区
東京電力(株)赤堤家族寮 東京都世田谷区
東京電力等々力寮 東京都世田谷区
東京電力等々力家族寮 東京都世田谷区
東京電力池ノ上独身寮 東京都世田谷区
東京電力(株)人形町独身寮 東京都中央区
東京電力(株)志村家族寮 東京都板橋区
東京電力(株)茗荷谷家族寮 東京都文京区
東京電力笹塚家族寮1号棟 東京都杉並区
東京電力笹塚家族寮2号棟 東京都杉並区
東京電力(株)阿佐ケ谷家族寮 東京都杉並区
東京電力青山寮 東京都港区
東京電力六本木家族寮 東京都港区
東京電力大井寮 東京都品川区
東京電力大崎寮 東京都品川区
東京電力大崎家族寮 東京都品川区
東京電力飯能家族寮 埼玉県飯能市
東京電力(株)川越独身寮 埼玉県川越市
東京電力熊谷寮 埼玉県熊谷市
東京電力(株)志木家族寮 埼玉県志木市
東京電力鈴谷寮 埼玉県さいたま市中央区
東京電力(株)京北家族寮 埼玉県川口市
東京電力南浦和独身寮 埼玉県さいたま市南区
東京電力(株)京北家族寮 埼玉県川口市
東京電力西川口独身寮 埼玉県川口市

東京電力(株)群馬支店新前橋寮 群馬県前橋市 
東京電力(株)群馬支店石倉寮 群馬県前橋市
東京電力(株)太田寮 群馬県太田市
東京電力(株)新榛名寮 群馬県吾妻郡東吾妻町
東京電力(株)沼田寮 群馬県沼田市
東京電力古市寮 群馬県前橋市
ファインビラINO東京電力寮 群馬県高崎市
東京電力(株)奥利根寮 群馬県利根郡みなかみ町
浜町FO・REST東京電力太田浜町寮 群馬県太田市
東京電力中之条寮 群馬県吾妻郡中之条町
東京電力(株)神奈川支店湘南寮 神奈川県藤沢市
東京電力(株)神奈川支店希望ケ丘独身寮2号棟 神奈川県横浜市旭区
東京電力(株)神奈川支店希望ケ丘独身寮1号棟 神奈川県横浜市旭区
東京電力神奈川支店保土ケ谷変電所家族寮 神奈川県横浜市西区
東京電力(株)神奈川支店湘南寮 神奈川県藤沢市
東京電力(株)神奈川支店相模原寮 神奈川県相模原市
東京電力(株)磯子家族寮2203 神奈川県横浜市磯子区
東京電力(株)磯子家族寮2204 神奈川県横浜市磯子区
東京電力(株)汐見台寮2101号棟 神奈川県横浜市磯子区
東京電力(株)磯子家族寮2202 神奈川県横浜市磯子区
東京電力塚越家族寮2号館 神奈川県川崎市幸区
東京電力(株)磯子家族寮2206 神奈川県横浜市磯子区
東京電力塚越家族寮5号館 神奈川県川崎市幸区
東京電力塚越家族寮1号館 神奈川県川崎市幸区
東京電力塚越独身寮 神奈川県川崎市幸区
東京電力塚越家族寮7号館 神奈川県川崎市幸区
東京電力塚越家族寮6号館 神奈川県川崎市幸区
東京電力(株)山下町寮 神奈川県横浜市中区
東京電力第一相模大野寮 神奈川県相模原市
東京電力(株)磯子家族寮2205 神奈川県横浜市磯子区
東京電力塚越家族寮3号館 神奈川県川崎市幸区
東京電力塚越家族寮4号館 神奈川県川崎市幸区
東京電力第二相模大野寮 神奈川県相模原市
東京電力(株)橋本独身寮 神奈川県相模原市
東京電力(株)千葉支店黒砂寮 千葉県千葉市稲毛区
東京電力成田寮 千葉県成田市
東京電力鵜の森独身寮 千葉県千葉市中央区
東京電力松ケ丘家族寮1棟 千葉県千葉市中央区
東京電力(株)鴨川独身寮 千葉県鴨川市
東京電力館山寮 千葉県館山市
東京電力松ケ丘家族寮4棟 千葉県千葉市中央区
東京電力松ケ丘家族寮5棟 千葉県千葉市中央区
東京電力柏寮 千葉県柏市
東京電力松ケ丘家族寮3棟 千葉県千葉市中央区
東京電力貝塚独身寮 千葉県千葉市若葉区
東京電力(株)新佐原寮 千葉県香取市
東京電力茂原寮 千葉県茂原市
東京電力(株)姉崎寮 千葉県市原市
東京電力銚子寮 千葉県銚子市
東京電力新柏寮 千葉県柏市
東京電力(株)富津単身寮 千葉県富津市
東京電力阿蘇独身寮 千葉県八千代市
東京電力青堀寮 千葉県富津市
東京電力館山寮 千葉県館山市
東京電力星久喜単身寮 千葉県千葉市中央区
東京電力五井火力第二辰巳独身寮 千葉県市原市
東京電力(株)都町寮 千葉県千葉市中央区
東京電力(株)長浦独身寮 千葉県袖ケ浦市
東京電力船橋寮 千葉県船橋市
東京電力大堀独身寮 千葉県富津市
東京電力(株)茨城支店鹿島独身寮A 茨城県鹿嶋市
東京電力赤塚家族寮 茨城県水戸市
東京電力(株)友部独身寮 茨城県笠間市
東京電力備前町寮 茨城県水戸市
東京電力(株)取手独身寮 茨城県取手市
東京電力(株)東海家族寮 茨城県那珂郡東海村
東京電力(株)水戸独身寮 茨城県水戸市
東京電力ひたちなか寮 茨城県ひたちなか市
東京電力土浦家族寮 茨城県土浦市
東京電力荒川沖寮 茨城県土浦市
東京電力(株)宮中寮 茨城県鹿嶋市
東京電力神立家族寮 茨城県土浦市
東京電力下館寮 茨城県筑西市
東京電力(株)古河独身寮 茨城県古河市
東京電力東海独身寮 茨城県那珂郡東海村
東京電力(株)木崎寮 茨城県神栖市
東京電力竜ケ崎独身寮 茨城県龍ケ崎市
東京電力(株)土浦第二独身寮 茨城県土浦市
東京電力(株)三の丸寮 茨城県水戸市
東京電力(株)第一知手寮 茨城県神栖市
東京電力東石川家族寮 茨城県ひたちなか市
東京電力日立独身寮 茨城県日立市
東京電力新守谷寮 茨城県守谷市
東京電力(株)第三知手寮 茨城県神栖市

■2年前にIAEAが警告か 米公電を基に英紙報道

■2年前にIAEAが警告か 米公電を基に英紙報道 MSN産経 2011.3.16 22:45
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110316/dst11031622470108-n1.htm
16日付の英紙デーリー・テレグラフは、国際原子力機関(IAEA)の当局者が約2年前に、日本の原発の耐震安全指針は時代遅れで、巨大地震が発生した場合は持ちこたえることができない可能性があると警告していたことが分かったと、内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米外交公電を基に伝えた。

 報道によると、IAEA当局者は、2008年12月に主要国(G8)の原子力安全保障を協議する会合で警告した。日本は06年に原発耐震指針を25年ぶりに改定していた。IAEA当局者は、日本では過去35年間にたった3回しか指針が改定されていないと説明、IAEAが内容を再調査していると語ったという。

 会合で、この当局者は最近発生した地震はいくつかの原発の耐震設計基準を超えていると指摘し、深刻な問題だと懸念を示した。日本政府は警告を受け、原発の安全性を高める約束をしたという。(共同)

■不正続出の東京電力 役員半数超、自民に献金

東京電力から献金を受け原発の安易な立地と甘い耐震設計を認可
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-09-16/2007091615_01_0.html

原発の検査データ改ざんやトラブルの隠蔽(いんぺい)などの不正が続々発覚した東京電力で、役員十七人が自民党の政治資金団体「国民政治協会」に二〇〇六年の一年間だけで二百七十一万円の献金をしていたことが本紙の調べで分かりました。

 国民政治協会が総務省に提出している政治資金収支報告書によると、二十六人いる役員のうち、会長と社長、六人いる副社長は全員が献金を行っています。


 田村滋美会長、勝俣恒久社長がともに最高額の三十万円、六人の副社長は二十四万—十二万円、常務取締役が十二万—七万円などと、役職により献金額にランクがあるのも特徴です。


 電力会社は、ガス会社、銀行などとともに公共性があるため、企業としての献金は行われていません。しかし、こうした事態は事実上の企業献金にほかなりません。


 東京電力による原発の安全にかかわる検査データの改ざんなどの不正は、原発が二百三十三件、火力、風力を合わせると三千八百五十二件が報告されています。


なかには、原子炉で重大事故が起きたときに作動するポンプが故障していたのに、検査時には正常に見せかけて検査官をごまかすなどの重大な不正もありました。


 今年七月の新潟県中越沖地震では、被害を受けた柏崎刈羽原発近くに地震を起こす断層があることを認識していたにもかかわらず、過小評価し耐震設計していました。安易な原発立地と甘い耐震設計で国から認可を受けていました。


2007年9月16日(日)「しんぶん赤旗」

■福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ

福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ  2007年7月24日
http://www.jcp-fukushima-pref.jp/seisaku/2007/20070724_02.html

東京電力株式会社
取締役社長 勝俣 恒久 様

 東電柏崎刈羽原発の中越沖地震への対応は、福島県民に大きな衝撃をもたらしたばかりか、多くの国民にも疑問と不安をもたらしている。東電がこれまでどん な地震にも大丈夫という趣旨の主張を繰り返してきたことと裏腹に、消火活動が出来なかったり、放射能を含む水が海に流出したり、放射性物質が3日間も主排 気筒から放出されたり、原子炉建屋などの地震の波形データが大量に失われている。

 そもそも、1995年に阪神淡路大震災をもたらした兵庫県南部地震の岩盤上の地震動の記録は、日本 の原発のなかでもっとも大きい地震に備えるとされる中部電力浜岡原発の設計値を越えていた。このことは1981年に原子力安全委員会が決定した原発の耐震 指針の基礎が崩壊したことを示したものであった。


 以来、私たちは、国と電力会社に対して、耐震指針の抜本的見直しと原発の耐震新指針の確立を求めて きた。2006年、原子力安全委員会は「新耐震指針」を決定したが、原子炉を岩盤でなくとも建設できるとか、活断層がない場合の規定が曖昧など大きな後退 や問題をもつものであった。


 今回発生の中越沖地震で柏崎刈羽原発を襲った揺れは、設計時の想定を最大3.6倍と大きく上回っ た。これまで兵庫県南部地震の事実を突きつけられても、原発の耐震性は大丈夫としてきた政府と電力会社の説明は完全に覆されていることを率直に認め、以下 の対応を早急に取るよう求める。

  1. 中越沖地震から教訓として何を取り入れて対応したのか、また対応しようとしているのか。その上に 立って、福島原発10基の耐震安全性を総点検すること。

  2. 東電は、柏崎刈羽原発の設置許可申請時におこなった海底調査で、今回発生した中越沖地 震を引き起こした断層があることをつかんでいたことが判明している。
     これまで福島原発立地周辺の断層調査の全容と安全審査の対象にしたのはどの断層で、対象からはずしたのは何かを明らかにすること。

  3. 発電所内の自衛消防隊の消火体制の確立・強化をはかり万全をはかること。

  4. 福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることが、すで に明らかになっている。これは原子炉が停止されても炉心に蓄積された核分裂生成物質による崩壊熱を除去する必要があり、この機器冷却系が働かなければ、最 悪の場合、冷却材喪失による苛酷事故に至る危険がある。そのため私たちは、その対策を講じるように求めてきたが、東電はこれを拒否してきた。
     柏崎刈羽原発での深刻な事態から真摯に教訓を引き出し、津波による引き潮時の冷却水取水問題に抜本的対策をとるよう強く求める。

  5. 危機管理体制の再点検を行い、その結果を速やかに公表すること。

以 上

■東電「危険なので消防と自衛隊に任せて逃げます。」管ブチ切れ拒否

http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/archive/news/2011/03/18/20110318k0000m040151000c.html
福島原発:東電全面退去打診 首相が拒否…水素爆発2日後

東京電力福島第1原発の高濃度放射能漏れ・爆発事故で、東電側が14日夜、同原発の職員全員を退去させる方針を政府に打診していたことが分かった。

現地での作業継続は困難と判断したとみられ、自衛隊と米軍にその後の対応を委ねる構えだったという。

菅直人首相は打診を拒否し、東電側も一部職員を残すことになったが、東電はその時点で高濃度の放射線被ばくが避けられない原子力災害に発展する可能性を認識していたことになる。

複数の政府関係者によると、東電側が14日夜、「全員退去したい」との意向を枝野幸男官房長官と海江田万里経済産業相にそれぞれ電話で申し入れた。両氏は認めず、首相に報告した。首相は15日午前4時過ぎ、清水正孝・東電社長を官邸に呼び、「撤退はあり得ない。合同で対策本部をつくる」と通告。その後、東京・内幸町の東電本店を訪れ、「東電がつぶれるということではなく、日本がどうなるかという問題だ」と迫ったという。

政府当局者は14日夜の東電側の打診について「全員を撤退させたいということだった」と明言した。

一方、東電側も首相への不満がくすぶる。東電によると、同原発では協力会社と合わせ計4000~5000人が働いているが、現在、現地に残っているのは約300人。発電所の制御や復旧などの作業にあたっている。

東電関係者によると、15日早朝に首相が東電本店を訪れた際、事故対応に追われる社員が会議室に集まったが、首相は「こんなに大勢が同じ場所にいて危機管理ができるのか」と非難した。東電関係者は「『撤退は許さない』というのは『被ばくして死ぬまでやれ』と言っているようなもの」と漏らした。

東電幹部の話 (必要最低限の作業員を残し、あとは退去する)部分的な撤退を検討したのは事実だが、全員撤退を検討した事実は絶対にない。

【三沢耕平、小山由宇】

■ 福島原発 電源喪失 水位低下 発表せず

http://www.janjanblog.com/archives/33750

非常用のディーゼル発電機の信頼性についても、疑問の残る事故がつい最近おきている。いわき市議の佐藤かずよしさんによれば(http://skazuyoshi.exblog.jp/12828796/ )、 昨年、10秒で切り替わるはずの非常用ディーゼルが作動せず、原子炉内の水位が2mも低下その後15分経ってやっと非常用ディーゼルが稼動し冷却を行うと いう不安定な動きが報告されている。

これに対し東京電力は報道機関に事件の詳細を即時公表せず、2011年2月28日 につまりはほんの数週間前にやっと福島原発の『点検漏れ171機器』があった事を公表し最長で11年間も点検していない箇所すらあったと言ってる。

つまり、福島原発は東京電力によれば、最近まで総点検を行っていたとい 事 となるのだが、今回の事故での故障箇所やその推移は『想定外』より、『過去の危惧の具現化』といったほうがしっくりくるほど危険の指摘箇所 が想定された通り故障し問題を悪化させている様に見える。


過去の教訓は生かされていたのか?慢心が東京電力にあったのではないか?そう問われても仕方の無 い状況が続いている。


■東電逃げます宣言 首相が拒否…水素爆発2日後

福島原発:東電全面退去打診 首相が拒否…水素爆発2日後
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/archive/news/2011/03/18/20110318k0000m040151000c.html

東京電力福島第1原発の高濃度放射能漏れ・爆発事故で、東電側が14日夜、同原発の職員全員を退去させる方針を政府に打診していたことが分かった。

現地での作業継続は困難と判断したとみられ、自衛隊と米軍にその後の対応を委ねる構えだったという。菅直人首相は打診を拒否し、東電側も一部職員を残すこ とになったが、東電はその時点で高濃度の放射線被ばくが避けられない原子力災害に発展する可能性を認識していたことになる。

 複数の政府関係者によると、東電側が14日夜、「全員退去したい」との意向を枝野幸男官房長官と海江田万里経済産業相にそれぞれ電話で申し入れ た。両氏は認めず、首相に報告した。首相は15日午前4時過ぎ、清水正孝・東電社長を官邸に呼び、「撤退はあり得ない。合同で対策本部をつくる」と通告。 その後、東京・内幸町の東電本店を訪れ、「東電がつぶれるということではなく、日本がどうなるかという問題だ」と迫ったという。


 政府当局者は14日夜の東電側の打診について「全員を撤退させたいということだった」と明言した。


 一方、東電側も首相への不満がくすぶる。東電によると、同原発では協力会社と合わせ計4000~5000人が働いているが、現在、現地に残ってい るのは約300人。発電所の制御や復旧などの作業にあたっている。


 東電関係者によると、15日早朝に首相が東電本店を訪れた際、事故対応に追われる社員が会議室に集まったが、首相は「こんなに大勢が同じ場所にい て危機管理ができるのか」と非難した。東電関係者は「『撤退は許さない』というのは『被ばくして死ぬまでやれ』と言っているようなもの」と漏らした。

 東電幹部の話 (必要最低限の作業員を残し、あとは退去する)部分的な撤退を検討したのは事実だが、全員撤退を検討した事実は絶対にない。

【三沢耕平、小山由宇】