原発事故は東電が招いた人災 -52ページ目

■それでも懲りない東電

東電が「原発増設計画」…福島県は反発
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110403-OYT1T00100.htm

被災者の受け入れが、20数世帯とか、被災者への見舞金が一人頭280円とか、開いた口の塞がらない対応をしてくれる東電ですが(さすが世界最大のテロ企業)

なんと、未だ放射能ダダ漏れの原子炉の対応もままならないのに、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」と言う諺はありますが、喉元にすら達していない状況で、福島第一原発7、8号機の増設計画を国に提出していたそうです。

勿論、当然の事ながら福島県は受け入れ拒否。

こんなものが、受け入れられると東電が考えているなら、東電は永遠に地下シェルターにでも隔離する必要があるでしょう。

原子力の是非を問う以前に、東電には、その管理、運営をする資格も能力も分別も良識も倫理観も責任もない。いや、それ以前に、一般常識すらない事だけは明らかです。

ところで、無計画停電が行われる事になってから、巷で散々と言われていた事ですが、計画停電は、原発がなければ電力供給は間々ならないと、いう東電の威嚇およびデモンストレーションと言うものです。

東電管内の電力の需要、供給を計算しているサイトがあったので紹介します。

「どう考えても計算が合わない東京電力の計画停電」
http://earthian.seesaa.net/article/194466905.html

電力の需要と供給を、東電の公開情報をもとに計算されています。

結論としては、4月現在の需要を満たすには、現在稼働中の発電所で事足りる。
夏になっても、現在稼働していない火力発電所を動かせば供給は十分になる。

まあ、仮に、供給が将来的に需要に間に合わないとしても、リスクもコストも桁違いに高い原子力発電所の増設をする必要も理由もないでしょう。(少なくとも電力供給だけが目的ならば)

■東電社員を後方に下げて下請けを前線に送ったのは経産省保安院

http://twitter.com/310kakizawa/status/53423116000567297
寺坂保安院長「作業員の被曝管理の体制、東電中心に見直した。
作業分担が行き届いておらず、委託社員がやるような仕事を本社社員がやって
いる部分があったので、本社社員は総合的な管理にあたれるよう役割分担した」

東電が現場から撤退しないよう菅が怒鳴りこんでも、所管する経産省がこれ
そら反菅・反民主の自民系メディア、オフィス・マツナガも戯言をいい出すわ

http://twitter.com/officematsunaga/status/53743182105686016
菅総理の本音発言を代読:「私は今原子力ロビーとたたかっている。
参与、顧問が増えたというが、東電・保安院が信用できない。
米国もそのロビーの背後にひかえている。仏に頭を下げたのはそれと対抗するためだ」。
【私の身になにかあれば、それは原子力ロビーの陰謀】とまではいっていなかった模様。

■ついに言論統制きた

東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する電気通信事業者関係団体に対する要請http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_01000023.html

「不確かな情報等」って、枝野の「今すぐ健康に影響はない」のことですか?

総務省は、本日、電気通信事業者関係団体に対し、東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語について、各団体所属の電気通信事業者等が表現の自由に配慮しつつ適切に対応するよう、周知及び必要な措置を講じることを要請しました。
 同対策においては、東日本大震災後、地震等に関する不確かな情報等、国民の不安をいたずらにあおる流言飛語が、電子掲示板への書き込み等により流布している状況に鑑み、インターネット上の流言飛語について関係省庁が連携し、サイト管理者等に対して、法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除を含め、適切な対応をとることを要請し、正確な情報が利用者に提供されるよう努めることとされています。

同対策を踏まえ、総務省では、社団法人電気通信事業者協会、社団法人テレコムサービス協会、社団法人日本インターネットプロバイダー協会及び社団法人日本ケーブルテレビ連盟に対して、東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語について、各団体所属の電気通信事業者等が表現の自由に配慮しつつ適切に対応するよう、周知及び必要な措置を講じることを要請しました。

■原発関連天下りリスト

彼らは一体何をしていたんでしょうか?
似た様な名前で、団体のネーミングするのも大変だろーなー

(独)原子力安全基盤機構http://www.jnes.go.jp/
(独)日本原子力研究開発機構(JAEA)http://www.jaea.go.jp/
公益財団法人 原子力環境整備促進資金管理センター (RWMC)http://www.rwmc.or.jp/
(財)原子力安全研究協会http://www.nsra.or.jp/
(財)原子力安全技術センターhttp://www.nustec.or.jp/
(財)原子力国際技術センターhttp://www.jaif-icc.com/
(財)日本原子文化振興財団http://www.jaero.or.jp/
原子力委員会(JAEC)(内閣府)http://www.aec.go.jp/
原子力安全委員会(NSC)(内閣府)http://www.nsc.go.jp/
原子力安全 保安院(NISA)(経済産業省)http://www.nisa.meti.go.jp/
原子力発電環境整備機構(NUMO)http://www.numo.or.jp/
(社)日本原子力産業協会(JAIF)http://www.jaif.or.jp/
(社)日本原子力学会(AESJ)http://www.aesj.or.jp/
(財)原子力安全技術センター(NUSTEC)http://www.nustec.or.jp/
(社)日本原子力技術協会(JANTI)http://www.gengikyo.jp/
(財)原子力安全研究協会(NSRA)http://www.nsra.or.jp/
(財)原子力研究バックエンド推進センター(RANDEC)http://www.randec.or.jp/
(財)日本原子力文化振興財団(JAERO)http://www.jaero.or.jp/
(財)原子力発電技術機構(NUPEC)
(財)原子力国際協力センター(JICC)http://www.jaif-icc.com/
(社)原子燃料政策研究会(CNFC)http://www.cnfc.or.jp/
(社)火力原子力発電技術協会(TENPES)http://www.tenpes.or.jp/
(財)エネルギー総合工学研究所http://www.iae.or.jp/
(財)電力中央研究所http://criepi.denken.or.jp/

■東電 政府のベント指示を拒み続け、原子炉を爆発させる。

東電 政府の強制冷却の指示を拒み、爆発させていた
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/04/04/20110404k0000m010149000c.html?inb=ra
毎日新聞 2011年4月4日
11日午後8時30分、2号機の隔離時冷却系の機能が失われたことが判明する。

官邸は東電役員を呼びつけた。原子炉の圧力が上がってきたことを説明され、ベントを要請した。

し か し 東 電 は 動 か な い 。

マニュアルにはあるが、日本の原発で前例はない。放射性物質が一定程度、外部へまき散らされる可能性がある。 「一企業には重すぎる決断だ」。東電側からそんな声が官邸にも聞こえてきた。 復旧し、冷却機能が安定すればベントの必要もなくなる。

翌12日午前1時30分、官邸は海江田万里経産相名で正式にベントの指示を出した。
だが、保安院は実際に行うかどうかについて「一義的には東電が決めること」という姿勢を変えない。 国が電力各社に文書で提出させている重大事故対策は「事業者の自主的な措置」と位置づけられている。

「東電はなぜ指示を聞かないのか」。官邸は困惑するばかりだった。
首相は「東電の現地と直接、話をさせろ」といら立った。 「ここにいても何も分からないじゃないか。
行って原発の話ができるのは、おれ以外に誰がいるんだ」。 午前2時、視察はこうして決まった。
まあ爆発後、真っ先に逃げようとした東電に、管がぶち切れたのも理解できるな。

ちなみに、原発推進、電力ズブズブの「 自 民 」だったら 利権仲間の東電の戯れ言鵜呑みにして、爆発した後も、 最初から間に合わなかったと、全てを隠蔽しようとしただろうなーww

■故意に汚染を広る東電をフリー記者を徹底追及

フリー記者が東電に質問を続ける間、ただ黙って座ってる大手マスコミの社畜記者は東電の書記係兼広報ですか?
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14068211

「毎分2リットル」と言いつつ
「2リットルなら64条を適用する必要ないのでは?」と問いつめられて
「1万トンの汚水を垂れ流している」ことを白状する東電広報
フリー記者「その許可を出したのは誰だ?」
東電:ゴニョゴニョ
フリー記者「どうして64条を適用するに至ったんだ?」
東電:ゴニョゴニョ
フリー記者「政府にはなんて説明して許可を貰ったんだ?」
東電:ゴニョゴニョ
フリー記者「政府にした説明と同じ説明をししてくれ」
東電:ゴニョゴニョ、確認しないと分からない
フリー記者「本当に汚水を流す必要があるのか?」
東電:ゴニョゴニョ 現場を見ていないので…分からない
フリー記者「説明できる責任者は誰だ?」
東電:ゴニョゴニョ
フリー記者「なんで責任者の名前を言えない?」
東電:ゴニョゴニョ
フリー記者「匿名の人が決断のしたのか?」
東電:ゴニョゴニョ
フリー記者「責任者の言わないと言う判断は誰の判断」
東電:ゴニョゴニョ
フリー記者「これからも、責任者の名前を言わないという、こういう対応を取り続けるのか?」
東電:ゴニョゴニョ
フリー記者「上に行って、責任者の名前を一定以下聞いて来い」

【証言】東電社員家族は地元の人に内緒で逃げていた Youtube

住民放置して自分たちだけ、とっとと逃げ出し、その後も被災者を放置
http://www.youtube.com/watch?v=EcF_75slgwk

7:25~ 原発工事は地元の農家が行った。鉄骨の溶接なども素人が見よう見まねで­­素人が行った。
10:50~  地震当日原発については情報なし 翌日はじめて原発について聞かされる
18:10~ 東電社員家族は地震・津波が起きた日に栃木に逃げた 
自分たちだけ逃げた東電に対し驚いた絶望と腹立ち
19:50~ 安心安全と思い込まされてきた原発。嘘であった事に腹立った。情けない
21:30~ 避難所にいた住民達は東電に見殺しにされたと
21:45~ 適切な報道がなされていない(避難指示も伝わっていない)。不信­­感。憤慨。
22:30~ 避難先でガイガーカウンターで人体の放射能をチェックしないと、別の地区­­のホテルでは受け入れてもらえない。
23:15~ (知り合いの)東電の奥様から、90キロ離れたところまで逃げろ­­と教えてもらった。
24:10~ 14日の時点で東電社員が90キロ以上逃げていた。テレビの報道­­は健全な4号機ばかり撮影してどこも壊れていない、と。おかし­ い­と思った。
24:50~ テレビの報道を信じていたので、(放射能の)害があるわけないと­­思っていた。
25:20~ 爆発したって言っても映らない。煙が出たと言っても映らない。そ­­れでも綺麗な4号機しか映らない。
     今原発がどうなっているのか求めている映像が全く映らな­ か­った。
26:24~  直ぐに戻れると思って避難したので 情報が小出し後だし
28:00~  検査を受けないとばい菌扱い高校に留め置かれる ホテルで値段をつり上げられた 住所を書いたら宿泊拒否された
                                    インタビュアー ホテルの名前出しちゃえば?
40:00~ 未だに避難所にいる人は危機感がない。戻れると思っている。
42:40~ 行方不明者を放射能のため探しにいけない
47:00~ 東電の幹部は安全な所でテレビで頭を下げるだけ、現場に行ってみろ

東電様


福島原発は欠陥だらけ指摘されても改善しなかった東電様

そして地震や津波の危険を指摘されても放置した東電様

危ない危ないと指摘されても高を括っていた東電様ですが。 

ついに恐れられていた巨大地震と津波発生。

福島原発  緊急事態  発生。危危危危
 


これはヤバいと思った米国は、早速、原子炉の冷却技術支援を申し出ます。

それに対し東電様はこの期に及んでまで  「そんな事したら原子炉が使えなくなる。大損失だ。」と利益を優先させて、なんと、支援を拒否

そして、冷却が間に合わなかった原子炉は次から次へと放射能をまき散らしながら爆発。。。。 炎上。。。。そしてまた。。。爆発爆発

あらら、原子炉を爆発させちゃった東電様は、自分たちが招いた事態に手に負えないと 「危険なので自衛隊と消防に任せて逃げます。」  走る宣言するも、激怒した管に拒否られ

年収8億円の 社長は雲隠れ

管にキレられ、社長は行方不明。 逃げられなくなった東電は、札ビラYenを切って作業員 確保に奔走。

日本の危機を救う為と、東電の起こした大惨事に、自衛隊自衛隊や、消防消防車(はしご)が関連会社の作業員が命がけで立ち向かいます。

しかし、そんな自衛隊や消防隊に東電は、保養施設を開放するも、部屋が汚れるからと、客室からは閉め出し、風呂も使わせず、冷たい床の上での雑魚寝を強要。  役員にはスイートルーム、自社の社員にはローテーションを組んで休息を取らせているのにも関わらず。さすが東電様。

更にしかしが続きますが、東電が行った仕打ちは、それだけでは止まらず、地域の人命に関わる施設だから消防署は「計画停電」から外すよう要請されるも無視。 恩を仇で返します。

さすが東電様。保養所だけでなく沢山の社員寮がある 東電が受け入れた被災者はわずか24世帯 さすが太腹の東電様。やる事と桁が違います。

自殺者も出てるとせっかく丹精した作物を出荷停止にされたと怒って訴える茨城の農家の人に対する 対応も、上から目線、どんな時も、どんな時も傲慢さを失わない天晴れぶりです。 さすが東電様。

逃げ足も速いが、仕事も早いのが東電様です。 仕事の優先順位の付け方も素晴らしい。 被災者の支援も原発の対応も他人任せでも、あっという間に23区にあるすべての社員寮の表札を取り替えてしまいました。  さすが天下の東電様。どんな時も堂々と振る舞います。

テレビ、新聞をはじめ殆どの日本のマスコミは、東電様に仕える広報 に過ぎず、最近では、本社の支援が必要と言う悲惨な労働環境を訴える現場社員のメールを、 新聞に掲載させて東電様の被害者ごっこ記事を書かせたりしてます。

でも、広報として役に立たない海外メディアは取材に来ても警察を使って追い出させます。


■IAEA前事務局長 福島第一原発 指摘された欠陥を放置に怒り。

IAEA前事務局長 福島第一原発 指摘された欠陥を放置に怒り。 スイスインフォ 2011年4月1日
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=29904250&rss=true
原発対応にミスがあったことは明らかだ。第1日目にただちにほかの冷却方法を実施すべきだった。日本にはこうした重大決定を行う場合、すぐに行われないという欠点がある。

だが、これ以上に批判すべきことは、きちんとした管理がなされていなかったことだ。検査が実施されず、チェックリストが作成されていなかった。政府に対しても偽りの報告をしていた。

しかし、わたしが最も怒りを覚えるのは、福島原発の原子炉に欠陥があることは随分前に指摘されていたのに、それが改善されなかったことだ。

国際原子力機関には歴史が与えた任務というものがあり、それは核不拡散を監視することだ。核利用の安全対策分野では、ただ一つ行っているのが安全基準見直しの専門家会議だ。

ここで2008年に東電に対し、福島原発の津波対策が十分ではないと警告がなされた。しかし東電は何もしなかった。

■国政の場で指摘されていた 福島第一原発への「不安」

国政の場で指摘されていた 福島第一原発への「不安」 東洋経済

http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/fe2850f53fedccdefb3d90f747346430/

地震と津波の影響で電源と冷却機能が失われる可能性は、2006年3月1日の衆議院予算委員会で吉井英勝議員(日本共産党)が指摘していた。

吉井議員は、福島第一原発は地震の際に津波の引き波で冷却水が取水できなくなる危険性を挙げた後、「大規模地震によってバックアップ電源の送電系統が破壊されるということがあり、循環させるポンプ機能そのものが失われるということも考えなきゃいけない。その場合には、炉心溶融という心配もでてくることをきちんと頭に置いた対策をどう組み立てるのか」と指摘している。

原子核工学を専攻した吉井議員はこれ以外にも、震災時の原発事故の危険性について複数回質問している。10年5月26日の経済産業委員会では、福島第一についてではないものの、「巨大地震に直面したとき、自家発(電)の電源も切断されて原発停止となった場合には、最悪どういう事態が起こるとお考えか」と質問。これに対し経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長は「停止した後、崩壊熱(原子炉停止後も放射性物質の崩壊で生じる熱)を冷却していくことが大切」、「非常用の電源装置を複数用意すること、あるいはそれ以外の要素で、冷却機能が継続的に動くことが大切」と答えている。まさに今回の事故の危険性とその防止措置が議論されていたのだ。

また今回の事故では、冷却機能の停止以降に海水を注入して冷却するという代替手段が講じられたのは、冷却装置が使えないと判明してから実に約28時間後の12日20時20分。この間に水素爆発が生じ、消火活動が必要になった。

東京電力の情報開示姿勢を問題視する声もあった。07年3月、東京電力が福島第一の3号機で定期検査中に発生した臨界状態を隠蔽していたことが発覚。同年5月の参議院行政監視委員会では近藤正道議員(社民党)が、「過去の原子炉規制法33条の処分例、つまり運転停止1年、この処分例を見ても、どうして今回のようなケースが停止にならないのか。設置許可の取り消しがあってもおかしくない」と質問。これに対し、原子力安全・保安院の広瀬研吉院長(当時)は「隠蔽に対するペナルティーの法的な制度の強化は考えていない」と回答するにとどまっている。

 このほかにも福島第一については、設備の老朽化を不安視する質問などがあった。国会での質疑に限っても、何度も示されていた福島第一への疑問。国内過去最悪の原発事故は、天災だけが招いたものではないとみるのが自然だろう。