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HSP・HSCカウンセラー
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小林書店さんの店主

小林由美子さんとの出会いは4年前




コロナ禍の始まりの頃でした。

お世話になっている出版社の編集者さんから


「とっても素敵な本屋さんがあってnukさんにご紹介したい。店主さんとお会いしてほしい」


と言われ、兵庫県尼崎市の小林書店さんを訪れました。


JR立花駅、立花商店街、下町の温かみのある風景。

昭和にタイムスリップしたみたい。

子どもの頃に歩いた地元の商店街を思い出して懐かしくなりました。


小林書店さんは街の小さな本屋さん。

店主の由美子さんはチャキチャキ動かれていて

何者でもない初対面の私にも気さくに話しかけてくださいました。

ご主人の昌弘さんは、それをニコニコ微笑んで見ておられて。

お店に入った瞬間に温かい空気に包まれる。

人が集まる理由がすぐにわかりました。


いつかここでイベントをやりたい…

そんな夢を語り、きっと叶えられると思っていたのですが

程なくコロナの脅威が。

イベントなんてもっての外、三密回避、外出自粛の世の中になってしまいました。


それから4年が経ち、編集者さんより

「小林書店さんが閉店される」との連絡が。

由美子さん、まだまだお元気とばかり思っていましたが

体調を崩されているとのことで…

とてもショックでした。


でも、地域の皆さんのため、お客さんのため

ずっと休みなく働いてこられたので

これからは身体も心もゆっくりと過ごしていただけるかな、とも思いました。


小林書店さんの物語は、書籍化映画化されていて…




昨日はお店で映画上映会があるとのことで

編集者さんと一緒に行ってきました。




映画上映会は2部入れ替え制でしたが

お店の中に入りきれない程たくさんの人で

メディアの取材も来られていました。



映画の後、監督と由美子さんとの対談があり

由美子さんと昌弘さんの仕事に対する思い

お客さんへの感謝の気持ち

ご夫婦の間にある尊敬、思いやり、愛情の深さ…

どれをとってもお二人の器が大きすぎて

ただただ頭が下がるばかり。

今も書いていても目頭が熱くなります。



映画を観て、お話を聴いて…

この時間の中で

仕事への姿勢、夫婦とは?家族とは?人生とは?

大切なことをいっぱい教えていただきました。


そんなわけですごい人で本も買えずに帰ってきたので

どうしても、お店最後の日にもう一度お伺いしたくなり

今日は仕事が終わってからひとりでお店に。

雨も降っていたので今日は少し空いてるかな?と思いましたが…甘かった滝汗あせる



「新しいお店が開店するん!?」

っていうくらいの人だかり笑い泣きあせる


なんとか人をかき分けて本を買って




図々しくも作家先生を探して

サインをいただいてウインク音譜


増山実先生、川上徹也先生に書いていただいた



由美子さんは奥でお休みされていたので

昌弘さんに少しだけご挨拶をして

ご家族にお花を託して帰りました。



人もお花もいっぱい花束




会いたい人には会いたい時に会いに行く!


小林書店さんが72年の歴史に幕を下ろす日

会いに行けて本当に良かったです。






由美子さん、昌弘さん

私を含め、おふたりと出会えた人たちは

本当にしあわせです

またゆっくり会いに行かせてください

長い間本当にお疲れ様でした!