11/23(祝)富山国際会議場にて、一般社団法人HAT主催HSCシンポジウムが開催されます。
「HSC」といえばこのお二人!明橋大二先生と長沼陸雄先生が揃い、お二人のお話を聴けるというなんとも貴重なシンポジウムです。
「最新!HSCを知る・聴く・出あう〜ひといちばい敏感な子〜」
偉大なる先生方お二人の横で、さて私は一体何者か?というと「HSCの娘を育てている当事者」として、また「HSP・HSCカウンセラー(支援者)」として、今までに開いたHSC茶話会やセミナーでたくさんの人と出会い感じてきたことを皆さんにお伝えする役割だと心得ています。
そんな私自身HSPであり、このようなビッグイベントに参加することはかなりのプレッシャーで、当日頭が真っ白になって話したいことが話せなくてひとり反省会を開いている…そんな未来を今から想像してしまっています。
そこで、少しでも心を落ち着かせるために、話したいことを整理してここに書き出しておこうかな、と思います。
私は今回のような大きなイベントはもちろんですが、セミナーや講座の講師をしたり茶話会を主催するといった、人前で話すことや注目されることがとても苦手です。
それなのに、私は「☆ナニワHSP会☆」というHSPの方やHSCの子育てをする方の集まるコミュニティの中心として定期的に会を開催しています。
実は毎回、会が始まる前は吐きそうなほど緊張しているのですが、それでもなぜ続けているのかというと、来てくださった方の笑顔が私を突き動かすのだと思います。
nanairo*さんもそのおひとりです。
シンポジウムのこと、私のこと、素敵に紹介してくださっています。
緊張しながらもコツコツやってきたことを、こんな風に受け止めてくださっていたんだ、と嬉しすぎて涙が出そう…。
皆さんセミナーや茶話会に初めて参加される時は、私以上に緊張され不安な表情で入ってこられますが、時間が経つにつれてだんだんと笑顔に変わっていき「こんなにわかってもらえたのは初めてだった」「もっと喋りたかった」「あっという間だった」と名残惜しそうに帰られます。
それを見ていると、感じたことを否定されずにありのまま話せる場所、思いを共感してもらえる場所、人との繋がりがいかに大切なのか、ということを実感します。
同時に、現実にはそういった場所が少なく、HSPの人やHSCを育てる親御さんがどれほど孤独を感じているのか、ということもわかります。
HSP(HSC)は病気じゃない
持って生まれた気質なんだ
自分だけじゃなかったんだ
みんな同じように感じていたんだ
敏感さは個性、生かすものなんだ
変わらなくていいんだ
このままでいいんだ
このことに気づくだけで救われる人がたくさんいる
自分のこと「嫌い」から「好き」に変わる
「育てにくい子」から「面白い子」に変わる
そんな瞬間を何度も見てきました。
それはとても嬉しくてしあわせな時間です。
何者でもない私でもこんな場所を作ることができるんだ、って思えたら吐きそうだった緊張のことなんか忘れて、次はいつしよう?って何回も繰り返すのです。
HSP(HSC)って何?
ようやく少し知られるようになってきましたが、まだまだです。
まだまだ、知らなくて悩んでいる人がたくさんいます。
知るだけで楽になります。
そして話せばもっと楽になります。
もっともっと、広げたい。
この言葉を知らない人が居なくなる、この言葉が当たり前に在る、そんな世の中になるまで、吐きそうな緊張を乗り越えてたくさんの人に伝えていきたい…そう思っています。
シンポジウム詳細&お申込みはこちらを参照してください申込み締切は明日11/10(水)です
2021年11月23日 HSCシンポジウム開催のお知らせ 一般社団法人HAT