怒濤の3月も後半に突入。
なんとかかんとかこなせてる…こなせてる⁉︎
やっつけ仕事みたい。
なにか手を抜いたり、あきらめてキャンセルすればいいことなのに、ぎゅうぎゅうに詰め込み、無理だと思えるスケジュールをこなすことに達成感を感じてしまう。
どんどん限界ラインを上げていき、自分を追い詰める。
そして綱渡りのように毎日をこなしていく…。

そんな時、スマホが壊れてしまいました。
もうずいぶん前から壊れかけていて、急に電池が切れたり、充電中に熱くなったり、充電できなかったり。
充電100%で出かけても、1日持たない。
それでも愛着があったので、だましだまし使っていたけれどとうとう寿命がきてしまいました。
あーこの一番忙しい時になんで⁉︎って思っても仕方ない。
酷使して寿命を縮めたのかもしれません。

ずっと愛用していたAndroidを手放しiPhoneへ機種変更しましたが、今までiPhoneを持ったことのない私には、使いこなせないんじゃないかって憂鬱になっています。
いかに自分がスマホに依存していたか、思い知らされています。

ラインのトーク履歴は全部消え
電話帳は気まぐれに選ばれた人だけが残ってる
カレンダーにぎゅうぎゅうに書き込んでたスケジュールは引き継げない
文字入力が慣れなくて悪戦苦闘…
あー怒濤の3月後半、残りのノルマこなせるか?

ノルマをこなしていたのは私がじゃなくて、スマホだったんだ。

今周りを見ればほとんどの人が手にスマホを持っています。
そしてスマホと対話しています。
人と対話するより、スマホと対話する時間の方が長いんじゃないかなって思うくらいに。

人間がスマホを操っているんじゃなく、スマホが人間を操っているんじゃないかって。
だってスマホって恐ろしいくらい賢くなってるから。
ものすごいスピードで、進化してるから。
スマホができること、無限にあるように思えるから。
人間の高度な知能を盗んでいってるんじゃないか、その分人間の知能が下がり、その内逆転するんじゃないかって。

いや、私はもう逆転されてるかも。
だってスマホがないと毎日をこなせるのかこんなにも不安になるんだから。

スマホがまだこの世になかった頃、私はどうやって毎日をこなしていたんだろう。
手紙を書いたり、直接会って話したり。
人との関わりは今よりずっと丁寧だったと思います。
それに自分の限界を知っていて、それを無理に越えようとはしていなかったと思います。

リアルな言葉でしか伝えるものがなかったから。
自分の脳みそしか容量がなかったから。

今は自分を操るスマホがいて、自分が半分乗っ取られているみたい。
不可能なことも、スマホがあれば可能になると錯覚してしまう。

だから私も疲れてしまったし、スマホも壊れてしまったのかもしれません。

これからは、スマホと仲良くできるかな。
依存するのではなく、仲良く。
「なんで今壊れるの⁉︎」
「使いにくい!」
「前の方が良かった!」
なんて言ってごめん!
スマホたち、みんな私のために頑張ってくれてたのにね。
「無能なヤツが文句言うな!」
って思われてたかも?
今までありがとう

これからよろしくね
今日の私のノルマはなんですか?