長かった…。


食事のこと
水のこと
お風呂のこと
家のこと
お金のこと
学校のこと
仕事のこと

淡々とこなしていたルーティーン、それができなくなって。
考えないといけないことがいっぺんに目の前にやってきて。
同時進行でたくさんの問題を片付けていかなければならなくなって。
その中で何度も来る余震。
この状況は私にとっては過酷でした。

だけど亡くなった方もおられる中で「こんな風に恐怖や不安を感じることが生きている証拠なのだから、それすらありがたく思わないと」とか「避難所生活をされている方もおられるんだから私なんかが弱音を吐いたらダメだ」とか思っている自分がいました。

確かにこの状況を乗り切るためには、そういった気持ちも必要だったと思います。
でも本当は、他の人と比べることなく「私は今しんどいんだ」ということを吐き出していくことの方が大事なのかもしれません。
そうしないと、結局は後になってからもっと苦しむことになりそうな気がして。

だけどやっぱり
弱音を吐いてはいけない
笑って前を向いていなければいけない
命があるのだから

そんな風に思ってしまう。
そして、そんな風に思えば思うほど、ふとした瞬間に虚しくなってしまう自分が居て。

心って複雑だな
簡単に折れるな
疲れているんだな
安心して眠りたいな

自分よりしんどい人を思って
自分なんかましだと思って
弱音を吐けないで苦しんでいる人へ
あなたのしんどさはあなたしかわからないから
あなたがしんどいと言えばそれは本当にしんどいのだから

がんばらずに休みましょうね。
わたしもそうします。
安心して眠れてる?