3日間ほど北海道に旅行に行っていました。
そこで気になってしまった話です。
北海道までは飛行機で 北海道内はバスで観光しました。
バスガイドさんがとても細かくいろいろ説明してくださいました。
そのなかで
「北海道の人は汗が出にくい体になってしまう。汗の出る穴が少なくなってしまうんですよ~」
「だから北海道の人は熱中症になりやすいんですよ~」
ふむふむおもしろい。と聞いていました。
「汗は毛穴からでるから 北海道の人は毛穴が少ないんですよ~」
ってそこは違います。
毛穴からは毛が生えています。当たり前ですね(笑)
そして、毛穴には皮脂腺といって皮脂を作るところがくっついています。
毛穴から皮脂がでるのはそのためです。
(このブログにはその様子がたくさん掲載してあります)
ですが汗を出すのは汗腺というところで毛穴ではありません。
汗腺には2種類あります。
1つはエクリン腺と言って 全身に分布していて体温調整をします。
バスガイドさんが言っているのはこのエクリン腺です。
2つ目はアポクリン腺っと言って 脇の下などの限られたところにあり これは毛穴につながっています。
ここから出る汗は脂質とタンパク質など匂いの出る成分が含んでいて、フェロモンとも言われています。
バスガイドさんはこの二つの汗腺を勘違いしたのだと思います。
もし北海道の人の毛穴が少なかったのなら 北海道の人は薄毛の人が多くなってしまいますよね~(笑)