生の本マグロ | 今日もお酒が

生の本マグロ

 2月頃だったか、今の時期、生の天然本マグロはない、と書いた。ところが、今の季節になると、また、日本近海でうろうろしはじめるやつが出てくる。大体、千葉の鴨川あたりでかかりはじめるのだそうだ。

 そして、この季節、まだ、脂がそんなに落ちているわけではないから、結構美味しいという。ぜひ、食べてみたいものだが、市場にでも行かなければ、そして、丹念にさがさねければ、まず無理だろうなあ。

 これが、6月頃になってしまうと、三陸沖あたりで、かなり漁獲されるようになる。何年か前、空前の大豊漁ということがあって、スーパーでもしきりに解体ショーが行われており、背の部分の中トロと腹身を購入して食べたことがあるけど、美味くなかった記憶がある。

 それからすると、ときに100グラム399円で購入できることもある、掘り出し物の豊富なスーパーの解凍天然本マグロは、まことにもって、貴重な食べ物だ、と思ったりもする。

 それに邂逅することを願いながら、平日の私は、茸を炒めたり、ナスを炒めたり、油揚げと大根の煮物を食べてすごすのだ。