菜の花 | 今日もお酒が

菜の花

 3月に入り、少しは暖かくなるかと思ったのに、ちっとも、そんなことはない。俗に言う三寒四温の季節のはずが、一温六寒のような感じ。

 春野菜の季節にもかかわらず、あまり食べる気もしない。たとえば、菜の花の辛し和えなどは、寒さが緩んできたときに食すと、そのほろ苦さに、厳しい寒さに耐え忍んできた体が、ほっと落ち着くような、そんな食べ物なのに。

 でも、店頭には結構並び始めているので、なんとなく買ってしまった。どうしよう。

 春の息吹も感じ、体も温まる、となれば、やはり、鍋料理。しゃぶしゃぶにでもするか。青野菜はおひたしが一般的だが、本当にうまいのは、さっと火が通ったとき。私はおひたしも大鍋に湯をわかし、沸騰状態を保ちながら、一茎ずつさっと火をとおして作っているのだが、これは、水にはなつので、暖をとることにはならない。

 普段、あまり肉類は食べないのだが、豚肉と菜の花のしゃぶしゃぶにした。昆布だしをぐらぐらさせながら、食べる分ずつをさっと湯がいて、ポン酢醤油につけていただく。しみじみと美味いなあ。豚はばら肉が良い。ポン酢醤油は、市販のものでは、チョーコー醤油の「ゆず醤油 かけぽん」というのが、一番美味しいように思う。

 寄せ鍋などのごった煮鍋は、食べるのにあおられてしまって、あまり居心地良くないが、しゃぶしゃぶはマイペースでいけるから、悪くない、というのも、新発見。これからは、魚介類もこれでいこう。