日帰り温泉施設のあるビジネスホテルってのに憧れがあったので、佐久市の萬里温泉ホテルで一泊してみることにした。
なにせ、リゾートホテルや温泉旅館に比べ宿泊料が安い。そしてシングル利用し易いのがいい。
今回は平日利用なので、朝食バイキング付きで7800円。これにスーパー銭湯並の温泉施設が付帯してるのだからオレ的には満点だ。山小屋やテン泊はせず、山麓のこういう施設で泊まって帰るのが今のオレの理想だから…
というわけで、まず天気の良さそうな日と場所調べて、ホテル予約して、それからどこ行くか、って決める。
八ヶ岳連峰のどこか、って選択もあったんだけど、今体力ないし、疲れ果てて戻るのもいやだなあ、と思って手頃な美ヶ原散策にした。前回は宵の口に着いて夜中に帰ったからイマイチ地形やら雰囲気把握できてなかったからさ、一度きちんと歩っとこうと思ったんだ。
6/12、今回は美ヶ原一帯を歩きたかったので、美ヶ原高原美術館に駐車し散策スタートする。
美ヶ原高原美術館のオブジェ横目に見ながら、ゆるい傾斜の木道をひと歩きすると牛伏山に着く。
山頂からは北アルプスの大展望あるはずだったが雲がかかって何も見えない。
となると単なる通過点なので先を急ぐ。
一旦ふるさと館に下ってから美しの塔まで行く。
この美しの塔までは星空撮影で訪れていたんだ。夜歩きだったけどね。
で、そこから先が一応未知の領域ってことになる。
つまり牧場だったんだね〜
やっぱり一度は昼間歩いておかないとダメだなあ。。
とりあえず林道歩いて王ヶ頭向かってるとバスが走ってた。宿泊者専用って書いてあった。いいなあ〜
特にこれって被写体なかったので歩くことが目的になった。ま、それでいいんだけどね!
王ヶ頭ホテルの西側に石板の『王ヶ頭』山頂標があった。
せっかくなので王ヶ鼻まで足を伸ばす。
途中にレンゲツツジが咲いてた。
こっちも立派な石板だな。しかも新しいや。
眼下には松本市。ここは名の通り鼻先からの眺めが魅力的だ。
美ヶ原の南斜面が断崖っぽい形状になってるのがよく分かる。
復路は、王ヶ頭直下から溶岩台地のへりを巻くよう着けられた登山道を百曲り園地経由で戻った。
アルプス展望コースと呼ばれるだけあって、どこからでも素晴らしい展望得られる。ここ歩かない手はないと思うな。
ふるさと館からそのまま車道歩きで駐車場まで戻れば往復12kmの散策で終わりだったが、まだ時間的に余裕があったので、ついでに物見石山まで行ってみることにした。
途中にレンゲツツジの群生地もあった。
物見石っていうから360°の見晴らし期待したんだけど、樹木あったりで大したことなかったな。
駐車場戻って距離確認したら15kmだった。歩くだけでも疲れるな。
このままホテル行って、チェックインの時間まで日帰り温泉で時間つぶすって選択肢もあったが、天気も良かったのでビーナスラインの絶景ドライブを楽しむことにした。
途中八島湿原🅿️に立ち寄る。
ここは35年前にテン泊したことあるんだ。だからどんなとこだったのか気になってたんだけど、まったく面影がなかった。
じゃ歩ってみれば思い出せるかなあ、と少し散策しようかと。
あれ〜、こんな景色だったっけ??
木道伝いに歩いてたら鎌ヶ池まで来てしまう。なんか雰囲気違うし…
さらに進むと、旧キャンプ場の跡地ってとこ出てきた。
ん?
こんなとこだっけ…
確か芝生のテントサイトで、キャンプ場まで車入れたはずだけど…どういうこと??
時々あるんだ、過去の記憶とのミスマッチが。だから写真撮っておくべきだったんだよな〜
いつの間にか湿原の対岸まで来ていたので、周回することになってしまう。
歩くつもりなかったのに、終わってみれば湿原一周して4kmも歩いてた。
ま、そのおかげで来年に向けての収穫あったので結果オーライだったぜ
美ヶ原からは全く見えなかった八ヶ岳連峰が、霧ヶ峰からはクリアに眺められた。
ホテルには14時半に着いた。
チェックインは15時からなので、フロントで、
「宿泊の予約してるが、先に温泉入りたい」
と言うと、
「宿泊の方でしたらどうぞ!」
と、何の確認もなしに風呂入れたぞ
まあ、性善説での対応なんだろうが、それ知ってて悪意もってタダ風呂入ろうとする輩いるかもしれないので、名前くらいは確認した方がいいと思うよ〜
その夜、サウナで思いっきり汗かいてからの生ビールのメガジョッキ、カツオのたたきと枝豆だけでとりあえず一杯。
さらに生追加して、その勢いのままつまみも追加の追加で、4500円のお会計。
少々調子に乗りすぎたな
あとは睡眠。
結局ホテル泊でもダメだった
一応耳栓して寝たんだけど、あまりに外の音が気になって神経過敏になって寝そこなってしまったみたい。
これじゃますます家から出られなくなってしまう。ほんとダメなやつだな