久しぶりに馬蹄形歩いてきました。
過去に何度も歩いてますが、最近は白毛門敗退ばかり。タイム意識しすぎて前半で力尽きてしまうんです。
だから今回は「9時間ペースで登り始めよう!」とゆっくり目のペースで白毛門目指しました。
ゆっくり目とはいえ、白毛門まで1時間40分で着いたのですからちっともゆっくりじゃないですよね!でも「ゆっくり目」を意識して力をセーブして登ったことが良かったみたいで、白毛門山頂に立っても体力的に余裕があって、その勢い笠ヶ岳までノンストップで進みました。
笠ヶ岳の登りからは雨も降ってきてちょっと嫌な雰囲気に。でもそれはそれで涼しくて快適。要はプラス思考でいれば何の問題もありません。
それに僅かな視界の中に浮き上がる鮮やかに色づいた紅葉に癒されますから。
2時間50分でガスガスの朝日岳山頂に着きました。
のんびりと…
ってわけでしたが、白毛門の登りで体力温存できたので結果的には良いペースで歩けたみたいです。
いつもだと朝日岳で先に進むかの葛藤があるのですが、今回はノンストップで通過という快調ぶりでした。
秋の景色も広がって
足の調子も良かったので走れるところは走りました。
朝日岳から標高にして500mほど下れば清水峠です。これで終了ならなんてことのない下りですが、あくまで馬蹄形縦走の中での最鞍部です。まだ中間点にも達してません。中間点の七ツ小屋山への登りを控えて気持ち的にはかなり辛いところ。しかも逃げ道は新潟県の清水集落に下山するしかないので、ここで足のトラブルは命とり。超軽装備のトレランならではのプレッシャーを感じる場所なのです。
普通ならここで休憩をとり後半に臨むことになりますが、今回は足の調子もメンタルも絶好調だったのでここもノンストップ。誰もいないしガスガスだったし…
七ツ小屋山までもずーっと霧の中でした。
しかも泥濘みの深いササの登りに嫌気がさしたのも束の間、快適なはずの稜線は霧雨と強風です。この状況は清水峠〜蓬峠まで続きました。
終日Tシャツ、短パンで過ごしてましたが、この区間だけは雨具着けようか迷いました。何とか耐えましたけどね!
そんなわけで写真もありません。
もちろん休憩もとりません。
というか、登りだしから一回も休憩取らないです。
ザックから食べ物取り出すときだけ立ち止まり、歩きながら食べて飲んで、と相変わらずのせっかちマンでした。
ちなみに、すれ違った人は笠ヶ岳への登りで2グループと七ツ小屋山頂とその下でソロの方、武能岳まではそんな感じでした。紅葉期の週末にしては寂しい縦走路でした。
写真は一気に武能岳山頂です。