我々食べるのは諦めて永田浜のウミガメ産卵見学の集合場所となってる🅿️に行く。20時受付なんだけど、40分前に着いてしまった。夕飯時間見込んでたからな。。

すでに何組か来ていた。いやただの観光だったかもしれないが…

その後続々と集まってくる。


20時になると、スタッフが来て車を別の場所に移動してくれと。そして光を出すものは必ず消すようにと言われた。

その後プレハブの施設で受付してから設置された椅子で待機する。気がついたらほぼ定員の40人ほどになっていた。外国の方がその1/3いただろうか。またその辺の対応も手慣れたもんだった。日本もインバウンドが定着してきてるのだろう。


受付完了したあとは、プロジェクター使ったレクチャーとなる。ウミガメについてのお勉強だね。それと注意事項などね。

あとはウミガメが産卵するのひたすら待つだけさ。もはや運だよりってことになる。

前日は5、6匹の産卵があったという。

また満天の星で、来た人はダブルで喜んでたらしいぞ。くっそ〜

そう、この日は曇り空で夕陽も見えなかったんだから。


おーい、カメさんはいつ来るんだ〜

が、待てど待てどもウミガメの報告がこない。スタッフが砂浜で確認作業してるみたいで、産卵が始まると連絡が来ることになってる。もしウミガメ来なかったら明日も権利ありますから…って言われたって、そんなに日程余裕ある人いるか?

施設の中に諦めムード広がってきてちわ話しで逆に盛り上がっていた時、「まだウミガメ来てませんが砂浜まで行ってみましょう」との案内。

真っ暗な砂浜は歩くのにも大変。スタッフの照らす淡い赤のライトと保護ロープを頼りに一列になって進んで、かなり歩いた所で待機する。この時、小雨も降っていたんだ。

その後スタッフから「今ウミガメが産卵しているが、保護ロープの中なのですぐ側までは行けないがロープの外から観て下さい」と告げられる。

そして歩いた先には別のスタッフがいてその足元にはウミガメが。

我々の位置から3〜4m先なので観るには十分だ。

すでに産卵終えてカモフラージュ(産卵場所隠す作業)の最中だった。無事産卵すれば近くに寄っても大丈夫らしい。だってさ、2人のスタッフがウミガメ挟むようにいつ赤ライト照らしてるんだから「そんなことして大丈夫なん?」て、見てる方が心配しちゃうよね〜

オールのような手足?使って砂かけ作業をずーっとやってる。かなりの体力使うんだろう、休みをとってはまた動かすの繰り返しだ。

見学時間は20時〜23時と決められてるためその時間超えての見学はできない。それまでに海に戻っていく様子見られるていいんですが…とスタッフさん。

「あと15分だからそろそろ終わりにしましょう…」

「あ!帰っていきそう!!!」

スタッフのおじさん、カメさんのサイン見逃さなかったね。

「皆さんウミガメが海に戻るので間開けてくださーい」

我々が見守る中、目の前を通過して海を目指すウミガメ。いやあ、やっぱり疲れるのはオレらと一緒なんだね〜

歩いては休み、また歩いてはで海へ。

産卵はまだ初回。これから3、4回産卵しに来るらしい。

頑張ってね〜


ってことで見学会は終了〜

解散後は車飛ばして宮之浦経由で戻る。

そう、宮之浦の市街地でとりあえず何か食べて帰ろう!って思惑だ。

宮之浦まで信号ひとつないから(あったかな!?)25kmの道のりをノンストップ。あれよあれよで宮之浦港、そして宮之浦中心街へ。走ってる最中にYちゃんが営業してる所をピックアップする。

で、やってそうな店行くと…

真っ暗…

ま、そういう流れになるよね〜

今日はそういう日なんだよ。

ってわけで、あとは自販機で何か調達できればに方針変更する。

「オレは酒でいいや!つまみあるから」

でもやっぱり酒も食べものも販売してる自販機見つからなかったよ笑い泣き

もはやこれまで。

食べることだけには恵まれない一日だったな。


翌日、屋久島4日目の最終日、7時発の高速フェリーに乗るため、お弁当だけ買って安房港へ行く。(荷物は全部レンタカーに)

ちなみに種子島からの戻りは宮之浦港で、そこからバスで安房に戻り、レンタカーで空港へ、という流れだ。

フェリー乗ると、客席座ってる人がこちらに手を振ってる。

「あ!宮之浦岳登山の時の…」

ソロで小屋泊するといってた女性だったびっくり

いやあ、まさかの再会とは…

で、宇宙センターのバスツアーの予約してないというのでYちゃんが色々とお節介やいていたよ。

さらにフェリーにはその女性と同じ日に山小屋泊ってた人も乗ってるんだってさ。行動パターンて案外同じなんだね〜


種子島の西之表着が7時50分、すぐにレンタカーの手続きしてGO!

まずはファミマへ(笑)

店内もしっかりファミマの品揃えだった(笑)

ちなみにコンビニは4軒だけだって

しかも24Hだという。

おー日本に帰ってきたぜ!

そんな感覚だった。

しかし、西之表市街地を抜けると南国の田舎の景色が広がる海岸線の道となる。部分的にエメラルドグリーンの海が広がっていた。


種子島宇宙センターは港のある西之表とは反対の南端に位置する。距離にすると46kmもある。

快適なドライブを楽しみつつも10時30分のバスツアーに間に合わせなくちゃならないんでそうそうのんびりしてられない。


でも展望台とかの看板あると行ってみたくなるよね。海岸線の高台からロケットの発射台っぽいのが見えた。


この展望台はロケット打ち上げ時はお金持ち席になるみたい(笑)


着いた〜


日付け入ってるのがいいね!


待ち時間にセンター内見学して、バスツアーに参加する。

ま、バスツアーといっても当たり障りのない設備をちょっと覗いてあとは説明がメインかな。



オレ発射台付近見学したかったんだけど、やっぱり見たいとこは見られないんだな。

ま、種子島宇宙センターの全体像とか雰囲気イメージできたので、いつかロケット打ち上げを見に行ければと思ってるよ。

その時の3km離れた所で聴こえるだろう爆音の体験もできたので良かったな。


宇宙センターからの帰りは空港経由にした。途中マングローブの自生地あったんで少し立ち寄ってみた。


空港寄る理由はもちろんお土産。Yちゃんマイバックがパンパンになってるよ爆笑


レンタカー営業所戻って港送ってもらったら急に雨が激しく降ってきた。

鹿児島はすでに大雨になってるらしく、屋久島にも強い雨雲がかかっているみたい。種子島滞在中は意外と穏やかだった。高い山ないから雲が素通りしちゃうんかな!?


フェリー待ってると、鹿児島からのフェリーが5分遅れてるんで、宮之浦港行きも少し遅れるようなアナウンスがあった。

やはり天気荒れると遅延するんかい。

いや、そりゃマズいなあ…

バス乗換え時間が5分しかないからさ。でもフェリー遅れたら待っててくれるんじゃね?

結局フェリー3〜4分遅れで宮之浦港に到着。すぐに走ってバス停へ…

「あ!行っちゃったガーン

うそだろうムキー

次のバス、1時間10分後だぜ!!

時間的に…

次のバス乗るまでにお昼食べとかないと食べる時間なくなっちゃうよね〜

ってことで、何か食べられる店か食べもの売ってる店探したけど何処にもないんだ。案内所のおねえさんも首ひねって、「やってるとするば〇〇くらいかなあ…」と。

つまり15時〜17時は外食できないゾーンなんだよ。

「じゃ、そこ行ってみよ!」ってなる。


「こんにちは〜」

「ここ営業してます?」

「はい!やってますよ〜」

「ドリンクだけね〜」

「……」

今日もそういう運命だったか。。

もはや運命には逆らえない。

バス待ちの間、ウミガメ館で時間潰すことにした。実はフェリー降りて案内所行ったとき、前の日尾之間温泉で立ち話したお兄さんとバッタリ。その時ウミガメ館なら軽く1時間楽しめますよ〜ってアドバイスされたんだ。


ウミガメ産卵観に行ったと話したらその話題やその他の風習とかの話しで盛り上がってね、気がついたらバス来る時間になっちゃった。


アカウミガメの卵


昔は普通に食べてたらしい。

バブルの頃は1個5000円とか高額での取引きされてたとも。

それが今では保護だからね〜


バスで安房港へ

時刻はすでに17時35分。飛行機が19時だから忙しい。とりあえずAコープで食べものだけ買って空港へ。レンタカーはガソリン満タン証明書とキーを車内に置いて鍵はかけないで駐車場に置いて終了。

アバウトだろ!?


あとは飛行機乗るだけ。

チェックインの時、鹿児島空港に着陸できない場合は福岡空港に変更する可能性があるとか脅かされ、すこ〜し焦ったけど、10分遅れただけで何の問題もなかった。

だいぶ揺れたけどね!


ま、最後まで色々あったけど、山行も完遂でき、観光も楽しめ、何より天気に恵まれたことに感謝したいな。