平成29年 祭訪紀８‐１ 「高山祭屋台の総曳き揃え」

４月３０日（日）岐阜県高山市で行われた、ユネスコ無形文化遺産登録記念「高山祭屋台の総曳き揃え」を観て来ました。

全国の「山・鉾・屋台行事」３３件がユネスコの無形文化遺産に登録され、ここ高山の屋台行事が該当したのを記念し、春の高山祭（山王祭）１２台と、秋の高山祭（八幡祭）１１台の計２３台が５５年ぶりに曳き揃えられる行事です。

宮川に掛る中橋で待機中の「神楽台（かぐらたい）春屋台」

行列の先頭を行く屋台です。

その後に続く「石橋台（しゃっきょうたい）春屋台」と「三番叟（さんばそう）春屋台」

からくり実演が行われる高山陣屋前に向います。

こちらは「神楽台（かぐらたい）秋屋台」です。
後に「布袋台（ほていたい）秋屋台」が続きます。

「崑崗台（こんこうたい）春屋台」が曳き揃え場所へと向かいます。

唐子人形が備えられます。

楫棒が一本中央に付き、これで楫を切るようです。

「恵比須台（えびすたい）春屋台」

手長、足長の彫刻が特徴です。

「鳳凰台（ほうおうたい）春屋台」

屋根に鉾がつきます。

「五台山（ごたいさん）春屋台」

獅子の刺繍幕が見事です。

「麒麟台（きりんたい）春屋台」

司馬温公甕割図の見送り幕

ここまでの春屋台５台がさんまち通りに曳き揃えられました。

「金鳳台（きんぽうたい）秋屋台」

武内宿禰と神功皇后の人形が乗ります。

「仙人台（せんにんたい）秋屋台」

高山の屋台中、唯一の唐破風（からはふ）屋根です。

剣巻龍の彫刻

「鳩峯車（きゅうほうしゃ）秋屋台」

三輪の屋台です。

「行神台（ぎょうじんたい）秋屋台」

行神の人形です。

「神馬台（じんまたい）秋屋台」
般若の刺繍が目立ちます。

神馬の人形が乗ります。

ここまでの秋屋台５台が下一之町付近に曳き揃えられました。