●太陽密日星(たいようみつじっしょう(?))
(※画像は「文化遺産オンライン」から)
(東京国立博物館所蔵「九曜像」)
この星の周囲、一千五百里。一日に天を一周す。
もし人、この本命に臨めば、官を加え、禄を進め、
喜事ありという。その形は女羽の鳥の上に座し、
両手に太陽を捧げ、鳥の宝冠を頂く。
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今回より九執です。
実は、九執は以前にまとめて書いております(↓)。
ただ、今回参照した本に説明文があったことと、
異なる真言が書いてありましたため、今度は
一星ずつUPすることと致しました。
一応、上記のリブログ先に書いておりますが、
そちらの九執の説明をコピペしますと――
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九執とは「九曜星(くようしょう)」とも言い、七曜の
「日月火水木金土」の星に「羅睺(らご / らごう)」と
「計都(けいと)」の二星を加えた星辰(星神)の意。
羅睺星とは日月蝕の星辰であり、古代は日蝕・月蝕の
際に別の星があるものとされたことに由来する。
計都星とは彗星の神格化である。
九曜の星々にはそれぞれに善悪が定められ、
人の運命や天子の交代、天変地異などに関わる
ものとされ、古代インドの天文学や占星術に大いに
用いられ、、更に翻訳されてペルシアや中国の
占星術にも影響を与えた。
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というものです。
今回参照した本にも、これに毛の生えた程度の説明しか
ありませんでしたので、上記の説明がほぼ九執の全てと
考えてよいかと。
で、
今回の「太陽密日星」です。
――と、その前に、
上記の読みに(?)がしてありますが、本にルビがふって
なかったためです。
ネットでも検索しましたが、引っ掛かりませんでしたので、
自分の経験則から推測しましたものです。
ですので、上記で正しいかどうかは分かりません。
あしからずご了承ください。
ともあれ、
この星は善悪でいえば「善」になり、仏尊として千手観音が
当てはめられています。
また、数え年で
1歳、10歳、19歳、28歳、37歳、46歳、55歳、64歳、73歳、
82歳、91歳の者がこの星の影響を受けるとされています。
真言は、
「ノウボウ・ラタノウ・タラヤヤ・ノウマク・ソリヤ・サラバ・
ナウキラ・タララジャヤ・オン・アボキャ・シャシテイ・ソワカ」
です。
ちなみに以前UPした真言は
「オン・アニチャシリ・ソワカ」
でした。
印は
説明文を読むと、以前にUPしたものと同じで良さそうです。