●迷企羅大将(めきらだいしょう/めいしらだいしょう)
(※画像は「文化遺産オンライン」より)
(東京藝術大学大学美術館所蔵、(模造)松原象雲作 「迷企羅大将立像」)
『妙見神呪経』での名は「丁酉従神」。
『陀羅尼集経』での名は「儞佉羅」
薬師如来の眷属にして、薬師如来を信仰する者を守護
する「薬師十二神将(十二薬叉大将)」の一尊。
それぞれに干支と本地仏があり、迷企羅大将の干支は
「酉」、本地は阿弥陀如来。
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今回も薬師十二神将です。
が、前回書きました通り、
詳細が分からないので上記がほぼ限界です。
御利益は、
薬師如来の眷属なので、同じご利益を頂けるというのは共通、
で、ネットで調べると更に、
「衆生の苦悩や災難を悉く滅する」とのこと。
真言は――
「オン・メキラ・ソワカ」
または
「オン・メイシラ・ソワカ」
印は、金剛拳でよいようです(ただし、左手で)。